毎回、あるテーマ、もしくはある年代を元に、両出演者がルーツミュージックをセレクト。セレクトしたアルバム、楽曲、アーティストなどについてだけではなく、その音楽を聴いていた当時、その音楽に出逢った当時の思い出などを、お互いがお互いに突っ込みあいながら“赤裸々に”語ります。
　また、右上の「動画コメント」では、両者の取材当時のヘヴィ―ローテーション＆リコメンド作品を紹介。爆笑のアドリヴコメントとともに、音楽三昧の日々を送るリアルな２人についてもお楽しみいただけます。

U1： 「パチンコ?ランラン・ブルース」　憂歌団　アルバム『“生聞”59分！』に収録

　日本のブルース・バンド。1970年前後、大阪で結成された。1975年、アルバム「憂歌団」でデビュー。同作からのシングル「おそうじオバチャン」は、彼らの代表曲として知られているが、リリース当時は“掃除婦に対して差別的な歌である”との理由により、約1週間で放送禁止となった。RCサクセション、BIGINなどとのジョイントやCM音楽の制作も多数手掛けた。結成当時より、作品リリース、ライヴと精力的に活動してきたが、1998年、バンドの冬眠を宣言。音楽リスナーはもちろん、彼らをリスペクトするアーティストも多く、活動再開が熱望されるバンドのひとつである。アルバム『“生聞”59分！』は、1977年に発売されたライヴ盤。彼らの定番の曲に混じって、マディ・ウォーターズの「ローリン・アンド・タンブリン」など、ブルース・ナンバーも収録されている。

UZ： 「小さな恋のうた」　MONGOL800　アルバム『MESSAGE』に収録

　沖縄県出身の男性3人組、ロックバンド。メンバーが高校在学中の1988年に結成。通称“モンパチ”。2001年9月に発売された2ndアルバム『MESSAGE』で一躍注目を浴び、一気に知名度をあげた。本作は、歌詞の内容などから話題を呼び、発売から7か月後のオリコンアルバムチャートで1位を獲得。インディーズとしては前代未聞の280万枚以上を売り上げ大きく話題を呼び、日本の“青春パンク”と呼ばれるシーンを代表する存在となった。ライヴバンドとしても定評があり、全国ツアー、夏フェスなどでは、抜群の動員力を誇っている。デビュー以降、基本的にテレビには出演しないスタンスだが、2007年以降は「僕らの音楽」など、何度か出演を果たしている。2009年11月には、『森田一義アワー 笑っていいとも!』のテレホンショッキングに出演。初のバラエティ番組への出演が、当時、話題になった。2012年も精力的にライブ活動を展開。台北と奄美諸島を回るツアー「MONGOL800 ga LIVE tropical tour’12」を行う他、昨年再結成したHi-STANDARD主催のイベント「AIR JAM 2012」への出演が決定している。

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