前へ

次へ

えろ漫画家ピクピクン☆がワンマンライブ!落語にバンドに、ピクラー熱狂!!

ピクピクン☆ | 2015.03.10

 アダルト漫画家として人気のえろ漫画家ピクピクン☆。その一方で、米作り(!)や、落語家“絶頂亭卑°宮卑°君☆”を名乗るなど、多彩な面を持つ。そんな彼が気合いを入れてのぞんでいるのがバンド活動だ。2月24日には渋谷TSUTAYA O-WESTで、ワンマン公演を敢行。“濃い”パフォーマンスでファンを熱狂させた。

 しかもこの日は2部構成。第1部では落語家“絶頂亭卑°宮卑°君☆”として落語を披露するという斬新な構成が組まれた。師匠である鈴々舎馬るこ氏が2階席で見守る中、お囃子のSEにのって“絶頂亭卑°宮卑°君☆”が(もちろん)着物で登場。古典落語の演目のひとつ、「まんじゅうこわい」を彼らしくアレンジし、気づけば40分超えの高座に。「事務所から、“お前は話すのがヘタだから、落語でもしなさい”と言われまして――」と、冒頭で説明していたが、話術巧みにライブハウスを笑いで満たした。

 第2部は自身が率いるDarling Of The Earthのライブ。白いロングジャケットで華麗に登場したピクピクン☆、「今夜もお前達をベチョベチョに濡らしていいですかぁ!」と鉄板のMCで煽る。3曲目の「赤いLUNAうさぎ」は、なんと女性の生理と月の関係を歌ったナンバー。楽曲の勢いに合わせ、観客(=ピクラー)もジャンプで反応。しかも、曲の途中ではピクラー達がタンポンをステージに投げ込むという観客参加型の演出が! その後はヘドバンをおこす「文々。新聞~ペロぺろチュっちゅ増刊号~」で、熱い空間を作っていく。奇想天外なタイトルのネーミングには驚かされるものの、楽曲はハードなサウンドのみならず、キャッチーなものや、打ち込みを導入したものなど、かなり多彩だ。かと思うと、バンドメンバーのガスマス子(B)が先導して「ナウシカ レクイエム」(=映画『風の谷のナウシカ』から)を観客と一緒に合唱していくというシュールな展開で、またまたピクラーを巻き込んでいく。さらに、ピクピクン☆もフロアに乱入し、ライブは佳境へ。お米をフィーチャーした後半ブロックを前に、「今日はお米を持ってきました。名前はコシピクリです。皆様、お米は好きですか!」と、ひとつかみのお米を手にピクピクン☆が語り始める。そこから、お米に対する愛情を激しく歌うヘヴィーチューン「コノホシヲハラマセシモノ」で、場内は再びヘドバンの海に。続く「豊穣の舞」はダンサブルなアプローチでピクラーも大盛り上がり。こうして本編は彼が作るお米の名前がタイトルになった「コシピクリ」で締めくくられた。これが予想外(?)にもメロディアスな楽曲。バラエティー豊かなレパートリーに、彼らの音楽への本気度をジワジワ感じることができた。しかも、アンコールでは新曲「東京City Boys Love」も披露。“上京”がテーマとなった速いテンポの曲で、ライブ映えのするナンバー。大ラスの「卍・臨界・ヌレロラメ」は、まさかの歌謡ロック風サウンドで、最後まで一体感のあるライブで魅了した。エロいトークや楽曲のテーマで一環した筋を通しながら、ライブそのものはエンタメを意識しているところが興味深い。今後も意外な発想のライブに期待したい!

【取材・文:海江敦士】

tag一覧 ライブ 男性ボーカル ピクピクン

セットリスト

ピクピクン・ワンマンライブ2015
耕せピクラー!オマエと始める新しい稲妻☆
2015.2.24@TSUTAYA O-WEST

  1. 千紫万紅アナタは万華鏡
  2. ハグペロリスト
  3. 赤いLUNAうさぎ
  4. 文々。新聞 ~ペロぺろチュっちゅ増刊号~
  5. まったりネッチョリたっぷりドッピュリ
  6. Beni】卍【kitou
  7. Virgin Geez Now!
  8. コノホシヲハラマセシモノ
  9. 豊穣の舞
  10. コシピクリ
<アンコール>
  1. 東京City Boy’s Love
  2. 卍・臨界・ヌレロラメ

お知らせ

■イベント情報

2015/03/12(木)大阪トークライブ@大阪ミナミLoft PlusOne West
2015/03/14(土)東京トークライブ@阿佐ヶ谷ロフトA
2015/03/15(日)コミックシティ東京
2015/06/23(火)~28(日)主演舞台(中野・テアトルBONBON)

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

ピクピクンのファンクラブ☆
(スマートフォンのみ対応)
http://sp.arena.emtg.jp/piku2n/

トップに戻る