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FTISLAND、CNBLUEなど韓国アーティストが、グループの垣根を超えた豪華コラボを披露!

FNC KINGDOM | 2017.12.28

 韓国出身のFTISLAND、CNBLUEなどが所属するFNCエンタテインメントのアーティストが集い、各々のライブ以外にグループの垣根を超えた豪華コラボを披露するファミリーイベント<2017 FNC KINGDOM IN JAPAN -MIDNIGHT CIRCUS->が、今年は“真夜中のサーカス”をテーマに12月16、17日、千葉県・幕張メッセで開催された。その2日目のステージの模様をお届けしよう。

 客電が消え、ステージに現れたのはサーカスのテントを思わせる電飾。ミンファン(FTISLAND)、ミンヒョク(CNBLUE)、ジェヒョン(N.Flying)、スンソク(HONEYST)という4バンドのドラマーが叩くパーカッションから、黒いマントにピエロの仮面をつけた人々が行進しながら舞台へ。仮面を外すと、そこにはFTISLAND、CNBLUE、AOA、N.Flying、SF9、HONEYSTの姿が。観客がどよめくなか、ヨンファ(CNBLUE)とホンギ(FTISLAND)が開幕を宣言。まずはジョンフン(FTISLAND)がヨンビン(SF9)、ジェユン(SF9)を引き連れて星野源の「恋」を完コピで踊りながらカバー。続いては各グループのラッパーラインが集結。ジミン(AOA)がストリートギャングスタイルでソロ曲「T4SA」を、スンヒョプ(N.Flying)とジュホ(SF9)が手を組みマーク・ロンソンのファンキーな「Uptown Funk」をクールにカバーしてみせた。

 そこからのCNBLUE登場に、会場は俄然ヒートアップ。幕引きをつとめた1日目とは打って変わって「Get Away 」から激アツなCNづくしのセットリストで、観客を見事にロックオン!! 1曲目からハイトーンで叫びまくり、すでに汗だくのヨンファを筆頭に、メンバーが生き生きした表情でグルーヴィーな音と自由に戯れる姿、それを裏打ちするテクニカルなプレイに会場の熱はグングン上がる。「I’m sorry」からのキラーチューン連投に、オーディエンスが一気に爆発的な盛り上がりを見せると「幕張サイコー!!」とヨンファが叫び「まだ終わりたくなーい」と駄々をこね(笑)、予定になかった「Wake up」まで投入。幕張に怒涛の盛り上がりを何度も作り出したあと、CNBLUE今年最後のライブを「Glory days」の大合唱で締めくくり、熱いバトンを次に繋げた。

 続いて現れたホンギ(FTISLAND)は、ソリョン(AOA)とチャンミ(AOA)をバックダンサーに、自らも照れながら少しだけ踊ったダンサブルな「Be Your Doll」に続いて、彼のソロの真骨頂の一つである切ないバラード「INSENSIBLE」を、胸を揺さぶる声で熱唱。

 次は、日本デビューして以降、ファンが急増したことを証明するかのような大歓声がSF9を迎える。「Fanfare -Japanese ver. -」が始まると、ファンたちは息がぴったり合った掛け声で彼らのステージを後押し。オースティン・マホーンの「Dirty Work」をカバーしたシーンではジミン(AOA)がラップで応戦、「35億」の決めゼリフでコラボステージを盛り上げた。そうして最後は最新曲「僕の太陽~O Sole Mio~」で、9人が揃って衣装のマントを広げる情熱的な群舞でファンを熱狂させた。

 ロングコートを着たジョンヒョン(CNBLUNE)は、ハンドマイク片手に切ない柔らかい繊細なタッチで、スローバラード仕立ての新曲「ひかりのまちで」(2018年3月公開の映画『生きる街』挿入歌)を披露。続いては、抜群のプロポーションを誇るAOAが、ミニワンピ姿で登場。「今年はいろいろ大変でしたが、絶対戻ってきますので、待っていてください」とジミンが代表してグループの気持ちを伝え、セクシーチューン「Like a Cat」、キュートでアゲアゲの「胸キュン」をパフォーマンスすると、彼女たちの今後にエールを送るようにカラフルな花吹雪が舞った。

 ジェヒョン(N.Flying)、フェスン(N.Flying)、フィヨン(SF9)、ダウォン(SF9)が揃って踊る中、途中からそこにミンファン(FTISLAND)も加わって、嵐の「Love so sweet」をキュートにカバーすると、この1曲だけで場内は大盛り上がり。次のHONEYST(ハニスト)はエド・シーランのヒット曲「Galway Girl」のカバーでコール&レスポンスを巻き起こしたあと、ボーカルのファンが「僕たちも日本で活動できるように頑張ります」と伝え、フォークポップな新曲「Someone to love」で爽やかで明るい印象を残したままステージを去った。

 スーツをハンサムに着こなしたホンギ(FTISLAND)とヨンファ(CNBLUE)がキラキラ王子オーラをまとって舞台に華麗に姿を現すと、観客は待ってましたとばかりに大熱狂!! 2人が共演したドラマ『美男(イケメン)ですね』のなかのバンド、A.N.JELLのジェルミ(ホンギ)とシヌ(ヨンファ)になりきって、ふり付きで「promise」、「相変わらず」を披露したコラボは、今年のKINGDOM最大の見せ場となった。MC中には、各々が好きなシーンを回想しながらドラマを再現するというサービスまで飛び出し、ファンはさらに大絶叫! その反応を見たヨンファが「これだったら東京ドームできますよね? 次はドームで会いましょう」といって最後まで観客を熱狂させた。

 その熱狂を引き継ぐステージを展開したのはN.Flying。「R U READY?」、「Endless Summer」とのっけからエネルギッシュなアクトを展開した彼らは、新メンバーとしてボーカルにフェスンを迎え、フレッシュで躍動感あるステージングを体現してみせた。そして、ユナ(AOA)とインソン(SF9)のボーカルラインがチャーリー・プース&セレーナ・ゴメスが共演した「We don’t talk anymore」をしっとりカバー。次のジョン・ヨンファ(CNBLUE)はCNとは違い、ヨンビン(SF9)、ロウン(SF9)、テヤン(SF9)、チャニ(SF9)の踊りとラップをフィーチャーした愉快なダンスポップ「That girl」では踊りながら、代表曲のバラード「One fine day」は喉元を震わせ、大きなビブラートをかけたボーカリングを披露してファンを魅了。

 そして、この日トリのFTISLANDへ。幕開けは、雨音に静かにジョンフンが奏でるピアノが重なる「Wind」。静から動へ、じわじわとドラマチックに迫っていくFTの力強いサウンドが客席を圧倒する。本物のシャンパン片手に「遊ぼうぜ!」とホンギが挨拶をして始まったファンキーチューン「Champagne」で場内を温めたあとは、ダークな世界観を持った「The night」でミンファンのパワードラムに合わせて4人がヘドバンし、男らしいパフォーマンスを見せつける。このあとはフェスン(N.Flying)を交えて歌った「未体験Future」、「PUPPY」とみんなで大騒ぎ。後半はファイヤーフレームがバンバン上がるなか「Take Me Now」をど迫力の演奏でプレイ。最後はホンギの提案で、みんなで「FNCファイティン!」「ジェジン(←当日が誕生日!)、誕生日おめでとう」と声を合わせ叫び、祝祭感に包まれたなか「Paradise」を届けた。

 そうして迎えたエンディングでは、出演アーティスト全員が再びステージに集結。ホンギが「今年も幸せに終わりました」と感謝の気持ちを伝え、ヨンファが「来年もみなさん、また会いましょう」と締めくくって全員揃ってお辞儀。そのあと、出演者たちがフロアに降りてきて、来場者の近くで手を振り、今年もFNC KINGDOMは大盛況のまま幕を閉じた。

【取材・文:東條祥恵】
【撮影:ヤマダマサヒロ】


※写真は12月16日公演のものとなります

tag一覧 韓国 ライブ FTISLAND CNBLUE N.Flying AOA SF9 HONEYST

リリース情報

【FTISLAND】[DVD/Blu-ray] Arena Tour 2017 - UNITED SHADOWS -

【FTISLAND】[DVD/Blu-ray] Arena Tour 2017 - UNITED SHADOWS -

2017年08月23日

ワーナーミュージック・ジャパン

[DVD]WPBL-90435 ¥5,184(税込)
[Blu-ray]WPXL-90158 ¥6,264(税込)

01 Shadows
02 FREEDOM
03 BEAT IT
04 PUPPY
05 BE FREE
06 シアワセオリー
07 To The Light
08 Champagne
09 COME ON GIRL
10 Flower Rock
11 Falling Star
12 Orange Days
13 A light in the forest
14 FISH
15 YOU DON’T KNOW WHO I AM
16 未体験Future
17 Take Me Now
18 1234
19 REASON
20 AQUA
21 アイデンティティ
22 Here
特典映像
Documentary of Arena Tour 2017 - UNITED SHADOWS -

リリース情報

【CNBLUE】[DVD/Blu-ray]SPRING LIVE 2017 -Shake! Shake!- @OSAKA-JO HALL

【CNBLUE】[DVD/Blu-ray]SPRING LIVE 2017 -Shake! Shake!- @OSAKA-JO HALL

2017年10月18日

ワーナーミュージック・ジャパン

[DVD]WPBL-90442 ¥5,184(税込)
[Blu-ray]WPBL-90161 ¥6,264(税込)

01 SHAKE
02 Domino
03 In My Head
04 Blind Love
05 Face to face
06 Sweet Holiday
07 Coffee shop
08 Cinderella
09 Wake up
10 Lie
11 feeling
12 Still
13 These days
14 When I Was Young
15 Radio
16 Puzzle
17 I’m sorry
18 Between Us
19 Foxy
20 Can’t stop
21 It’s you
22 YOU’RE SO FINE
23 Angel
24 Glory Days
【通常盤特典映像】
●SPECIAL FEATURE
●特典映像A《俺のお好み焼き in 大阪》

リリース情報

【AOA】RUNWAY[通常盤]

【AOA】RUNWAY[通常盤]

2016年11月30日

ユニバーサル ミュージック

1.RUNWAY
2.OK!
3.WOW WAR TONIGHT ?時には起こせよムーヴメント girls ver.
4.Muah!
5.Cherry Pop (Japanese ver.)
6.愛をちょうだい feat. TAKANORI NISHIKAWA (T.M.Revolution)
7.Good Luck (Japanese ver.)
8.Love Gave Me You
9.10 Seconds (Japanese ver.)
10.Still falls the rain
11.Jonas Blue / Perfect Stranger feat. AOA

リリース情報

【N.Flying】Endless Summer[初回限定盤]

【N.Flying】Endless Summer[初回限定盤]

2016年07月13日

ユニバーサルミュージック

■CD
1.Endless Summer
2.Hello SOLO
3.Lonely ?Japanese ver.-
4. Endless Summer (Karaoke ver.)
5. Hello SOLO (Karaoke ver.)
6. Lonely (Karaoke ver.)

■DVD
Endless Summer MV/ Endless Summer -Jacket Shooting & MV making-

リリース情報

【SF9】Sensational Feeling Nine

【SF9】Sensational Feeling Nine

2017年12月13日

ワーナーミュージック・ジャパン

1.僕の太陽 ~O Sole Mio~
2.Fanfare -Japanese ver.-
3.ROAR -Japanese ver.-
4.Together -Japanese ver.-
5.Hide and Seek -Japanese ver.-
6.Easy Love -Japanese ver.-
7.Just On My Way -Japanese ver.-
8.Watch Out -Japanese ver.-
9.空白
10.Still My Lady -Japanese ver.-

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