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LAMP IN TERRENの新たなる挑戦、毎月26日に行われる定期公演『SEARCH』とは?

LAMP IN TERREN | 2018.02.05

 2018年1月から12月にかけて、毎月26日に渋谷Star Loungeで行われる定期公演ワンマンライブ「SEARCH」。第1回目はシングル曲、代表曲、人気曲を網羅したセットリストによるプレミアムなライブとなった。

 開演時間の19時ちょうどにメンバーがステージに登場。SEなどはなく、4人はそれぞれの定位置に付くと、1stインディーズアルバム『PORTAL HEART』の1曲目に収録された「portrait」でライブをスタートさせた。《憎んでも 嫌っても どうしようもない程 これが自分 けど 君と描く自分》というフレーズ、そして、「遊ぼうぜ! 渋谷!」という松本大(Vo・Gt)のシャウトによって一気にLAMP IN TERRENの世界に誘い込まれる。さらに「ランデヴー」では200人の観客が一斉に手を挙げ、躍動感のあるビートが心地いい「林檎の理」では大合唱が生まれる。この一体感こそが、LAMP IN TERRENのライブの魅力なのだと、改めて実感させられる。

「2018年、毎月26日に開催する定期公演『SEARCH』へようこそ! 今日は初回公演ということでプレミアムな1日です。俺らも久しぶりのワンマンライブだから、思い切り楽しませてください!」(松本)というMCのあとは、このバンドの幅広い音楽性と奥深い精神性を体感できるシーンが続く。届くことのない“あなた”との距離を描いた「ボイド」、タイトなリズムと抑制の効いたメロディ、憂いを帯びた心象風景がひとつになった「雨中のきらめき」、きらびやかなギターサウンドとともに《君の心の中で僕は息をしていますか》と問いかける「heartbeat」、そして、疾走感に溢れたビートのなかで、自分が生きる意味、この先の未来に対する切実な思いを歌い上げるメジャー1stシングル「innocence」。骨太のドラムで演奏のボトムを支える川口大喜(Dr)、メロディアスなフレーズで楽曲に彩りを与える大屋真太郎(Gt)、しなやかな力強さを備えたベースラインを放つ中原健仁(Ba)のアンサンブルも素晴らしい。すべての言葉とフレーズを全身で受け止めようとしている観客の姿も印象的だった。激しく踊ったりはしないが、ここにいる全員の感情が強く動いていることがはっきりと伝わってきたのだ。

 ここで松本は定期公演「SEARCH」の趣旨について改めて説明した。
「去年(2017年)は上半期が自分を破壊する時期、下半期は再構築の時期でした。そんなときにマネージャーから“定期公演をやってみないか?”と言われたんですが、自分が再構築している状況をみなさんの近くで共有できないかなと思って。ライブという概念を壊すくらいの勢いでいろんなことを試したいし、それを間近で見てほしいと思って、毎月26日にこの場所でライブをやることに決めました」

 アルバム『fantasia』(2017年4月)をリリースした後、松本は「これまで積み重ねてきたものは何だったんだろう?」という根本的なテーマにぶつかった。自分の表現、つまりLAMP IN TERRENの音楽世界はどうあるべきか?――いまの松本はまさに再構築の途中にあるといっていい。毎月行われる定期公演「SEARCH」は、その過程をリアルに描き出すドキュメンタリー作品のようなものかもしれない。

 この日のライブのなかで、個人的にもっとも強く“ドキュメンタリー感”を感じたのは新曲「花と詩人」だった。自分自身と大切な他者との関係、“周りの人たちによって支えられいる”という感覚を詩的に綴った歌詞、そして、音数を抑えながら強くて深いグルーヴを描き出すバンドサウンド。わかりやすい派手さを求めるのではなく、心の奥底にある感情を丁寧に表現したこの曲は、2018年のLAMP IN TERRENのひとつの指針になると思う。

 ライブ後半のMCでは「以前ここ(渋谷Star lounge)でライブをやったときは……」と思い出話を披露。「あのときの映像が俺の家にあるんだけど、「クライベイベ」が“メロコアか!”っていうくらい速いんだよ」(川口)「わかる!「send me」とかも超速かった」(松本)というリラックスしたトークも楽しい。

 未発表曲「new clothes」からライブは後半に突入。後半の軸になっていたのは最新アルバム『fantasia』の楽曲だ。心の中にある希望の光を照らし出すような「涙星群の夜」、解放感に満ちたサウンドのなかで“消えない光に向かって一緒に進んでいこう”という意志を表明する「キャラバン」、そして、「今日からまた始まっていく。一緒に探しにいこうじゃないですか!」(松本)という言葉に導かれた「地球儀」。暗闇を抜け、前向きな感情を呼び起こすような楽曲は、このライブのクライマックスに直結していた。

 観客からのコールに応え、再びステージに登場した4人はまず「eve」を披露。そして松本は、改めて観客に向かって語りかける。
「日常の会話とステージで話していることが一緒だなと思うことがあります。ずっと“人 対人”で生活してきたつもりなんだけど、いよいよオン・オフがなくなってきて。それがいいのか悪いのかはわからないけど、その状態が気持ちいい自分がいるんです」「みなさんの人生のなかで、嬉しいこと、悲しいこと、見つけたこと、探したいもの――その全部に、そのすべての日に、その隣にずっといたいなと思ってます」
 ラストは「メイ」。「何を失っていても 消えない 声が 貴方が ただひとつ 命の証」というラインは、この日会場に足を運んだ全員の胸に深く刻まれたはずだ。

 次回の公演「SEARCH#002」は2月26日。この定期公演を通してLAMP IN TERRENにどんな変化が起こり、何を見つけるのか? そのプロセスをぜひ、一緒に体感してほしいと思う。

【取材・文:森 朋之】
【撮影:浜野カズシ】




<ライブ情報>

【LAMP IN TERREN定期公演ワンマンライブ「SEARCH」】
毎月26日に渋谷Star loungeにて200名限定の定期公演プレミアムワンマンライブを開催。

▼スケジュール
2月26日(月)「SEARCH #002」※SOLD OUT
3月26日(水)「SEARCH #003」
4月26日(木)「SEARCH #004」
<オフィシャル先行予約:2月21日(水)12:00~2月25日(日)23:59>
5月26日(土)「SEARCH #005」
<オフィシャル先行予約:3月21日(水)12:00~3月25日(日)23:59>
6月26日(火)「SEARCH #005」
<オフィシャル先行予約:4月21日(土)12:00~4月25日(水)23:59>

※6月以降の公演は順次は、LAMP IN TERREN オフィシャルHPで順次発表予定。


【TICKET】
前売¥3,000(+1D) / 当日券未定
※定期公演「SEARCH」の前売りチケットはEMTG電子チケットのみでの扱いとなります。
※EMTG電子チケットへの会員登録(無料)・アプリのダウンロードが必要となります。
※オリジナルチケット画像仕様

【お問い合わせ】
hello@lampinterren.com
渋谷Star lounge 03-6277-5373

tag一覧 J-POP ライブ 男性ボーカル LAMP IN TERREN

リリース情報

[配信]花と詩人

[配信]花と詩人

2018年01月19日

A-Sketch

01.花と詩人

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セットリスト

LAMP IN TERREN
定期公演ワンマンライブ
「SEARCH #001」
2018.1.26@渋谷Star lounge

  1. 01.portrait
  2. 02.ランデヴー
  3. 03.林檎の理
  4. 04.ボイド
  5. 05.雨中のきらめき
  6. 06.heartbeat
  7. 07.innocence
  8. 08.花と詩人
  9. 09.pellucid
  10. 10.緑閃光
  11. 11.new clothes
  12. 12.涙星群の夜
  13. 13.キャラバン
  14. 14.地球儀
  15.  【ENCORE】
  16. EN 01.eve
  17. EN 02.メイ

お知らせ

■ライブ情報

【LAMP IN TERREN ONE MAN TOUR 2018 「MARCH」】
4/07(土)[福岡] 福岡DRUM SON
4/14(土)[愛知] 名古屋RAD HALL
4/15(日)[大阪] 大阪BIGCAT
4/21(土)[東京] LIQUIDROOM ebisu

【LAMP IN TERREN定期公演ワンマンライブ「SEARCH」】
2/26(月)[東京] 渋谷Star Lounge
3/26(水)[東京] 渋谷Star Lounge
4/26(木)[東京] 渋谷Star Lounge
5/26(土)[東京] 渋谷Star Lounge
6/26(火)[東京] 渋谷Star Lounge

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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