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UVERworld“最強の武器”、Sax&Manipulator 誠果の生誕祭@Zepp DiverCity TOKYO!

UVERworld | 2018.10.09

 UVERworldが9月25日、全国ツアー『UVERworld LIVE TOUR 2018』のZepp DiverCity TOKYO公演を行った。この日のライブは、メンバーの誠果(Sax&Manipulator)の“生誕祭”として開催。誠果が作ったセットリストでライブを行い、祝福ムードと圧倒的な熱狂が渦巻く、レアなステージが展開された。

 定刻通り18時30分にライブはスタート。大歓声が巻き起こるなか、まずはこの日の主役である誠果がステージ中央のお立ち台に立ち、サックスを掲げる。真太郎(Dr)の強烈なドラムソロに導かれたオープニングナンバーは、ライブアンセムのひとつである「DECIDED」。間奏で誠果がサックス・ソロを披露し、フロアの熱気は一気に上がっていく。「俺たちが求めた最高の夜! さらに上の次元に連れていってやるよ!」というTAKUYA∞(Vo)のシャウトから「ナノ・セカンド」、さらにメンバーのパーカッション・パフォーマンスを軸にした「WE ARE GO」では早くもTAKUYA∞がフロアに突入、観客と直接的なコミュニケーションを取る。「いま俺たちツアー中なんだけど、今日は(誠果がセットリストを決めているため)最近やってない曲、久々の曲もやることになってるから」と「ODD FUTUTRE」を放ち、「今日は俺たちのメンバー、誠果のバースデー。今年いちばんの夜にしようぜ!」と「Fight For Liberty」をぶちかます。バンドのテンション、集中力はもちろん完璧。前半から驚くようなパワーと勢いで飛ばしまくる。crewと呼ばれる観客の興奮も既にピークに達しているようだ。

 最初のMCで真太郎に「何か言っとく?」と促された誠果は、「自分の生誕祭のライブは今日で4回目。いままで一番ヤバいライブにしようと思ってるから、マジでよろしく!」と挨拶。それを受けた真太郎が「何がヤバいって、セットリストなんですよ。誠果さんのドSな部分が出てますね」とコメントすると、フロアから「ウォー!」という野太い歓声が上がる。さらにTAKUYA∞が「(誠果を)本気で祝うつもりがあるんだったら、“おめでとう”じゃねえだろ。言葉では何とでも言える。そうじゃなくて姿で見せろよ」と煽り、そのままのテンションで「LIMITLESS」を放つ。「やっぱり今日もUVERworldは最高じゃねえか! 誰だよ、UVERworldは売れねえって言ったヤツは! 誰だよ、ロックバンドにサックスは合わねえって言ったやつはよ!」という生々しい言葉に導かれた「誰が言った」、「今年1年が終わったとき、“UVERworldのライブがいちばん心に残った”って言わせてえんだよ。やれるかやれないかわからねえ。全部やってみて確かめりゃいいだろ!」という決意とともに披露された「PRAYING RUN」。メンバー自身が体験したリアルな出来事、そこで生まれた感情――悔しさ、怒り、“いまに見てろ。絶対にやってやる”という意志――を込めまくった楽曲が剥き出しの状態で伝わってくる。これこそがUVERworldのライブの醍醐味であることを改めて実感できるシーンが続く。

 ライブ中盤では、バンド結成当初を振り返るトークも。「誠果はUVERworldに入ったときにサックスをやりはじめたんだよ。バンド歴とサックス歴が一緒って、すごくない? 」とTAKUYA∞が語ると、誠果はバンド加入時に初めて買ったというサックスを高々と掲げる。そして「誠果のサックスはUVERworldのいちばんの武器。こいつのサックスをフィーチャーした曲をやりたいなと思って作った曲をやります」という言葉とともに、レアな楽曲「優しさの雫」が演奏されると、会場からは大きな歓声が響き渡った。

 2度目のパーカッション・セッション、エモーショナルなサックス・ソロが炸裂した「Wizard CLUB」を合図にライブは後半戦に突き進む。高度で緻密なアレンジメントと爆発的なテンションが同時に体感できる「CORE PRIDE」の後、TAKUYA∞は再び誠果の誕生日について語り始めた。
「おまえ、マジで最高な誕生日過ごしてんな! バンドを組んだ頃は小さなホールケーキ囲んで、“絶対にデカいバンドになって、デカい会場で誕生日ライブができるようになろう”と願い続けて今日があるんだよ」
 そんな言葉とともに披露された「Q.E.D」からは普段のライブ以上に強い説得力が感じられた。バンドの現状、その瞬間の思いをリアルタイムでぶち込むことで楽曲のポテンシャルをさらに引き出し、そのパワーに呼応した観客が強いリアクションを返す。この相乗効果もまた、UVERworldが多くのオーディエンスを惹きつけている理由だ。

 TAKUYA∞が再びフロアに進み、観客と一緒にシンガロングを繰り広げた「IMPACT」の後は、新曲「EDENへ」。最新のヒップホップともリンクしたサウンド、音数を抑え、リリックを際立たせるアレンジ、そして、“理想の場所を目指そう”というメッセージがひとつになったこの曲は、明らかにUVERworldの新機軸。「誠果がここにこの曲を入れたいと思ったのは、きっとUVERworldの未来を見せたかったんだと思う」というTAKUYA∞のMCも印象的だった。

 ライブの最後は“他の誰かの正解は 君の答えじゃない”というワードが心に突き刺さる「在るべき形」。誠果とTAKUYA∞がガッチリと肩を組みながら歌う場面には、強く心を揺さぶられてしまった。ライブ全編を通して感情豊かなサックスを鳴らし続けた誠果は観客に向かって「メンバーの6人がいて、こんなにも熱いcrewがいて、そんな中で俺が成り立ってるんやなっていうのが幸せです。最高の日になりました。これからもいい意味でみんなの期待を裏切っていくので、よろしくお願いします!」と挨拶。フロアからは温かい歓声と拍手が巻き起こった。

【取材・文:森 朋之】

tag一覧 J-POP ライブ 男性ボーカル UVERworld

リリース情報

ODD FUTURE

ODD FUTURE

2018年05月02日

Sony Music Records

1. ODD FUTURE
2. PLOT
3. CORE STREAM

セットリスト

UVERworld LIVE TOUR 2018
2018.09.25@Zepp DiverCity TOKYO

  1. 01. DECIDED
  2. 02. ナノ・セカンド
  3. 03. WE ARE GO
  4. 04. ODD FUTURE
  5. 05. Fight For Liberty
  6. 06. LIMITLESS
  7. 07. 誰が言った
  8. 08. PRAYING RUN
  9. 09. シリウス
  10. 10. 優しさの雫
  11. 11. CORE STREAM
  12. 12. Wizard CLUB
  13. 13. CORE PRIDE
  14. 14. Q.E.D.
  15. 15. 零HERE~SE~
  16. 16. IMPACT
  17. 17. EDENへ
  18. 18. Ø choir
  19. 19. 在るべき形

お知らせ

■ライブ情報

UVERworld ARENA TOUR 2018
11/05(月)豊洲PIT真太郎生誕祭
11/09(金)セキスイハイムスーパーアリーナ グランディ・21
11/10(土)セキスイハイムスーパーアリーナ グランディ・21
11/20(火)大阪城ホール
11/21(水)大阪城ホール
11/24(土)長野ビッグハット
11/25(日)長野ビッグハット
12/12(水)日本ガイシホール
12/13(木)日本ガイシホール
12/20(木)横浜アリーナ
12/21(金)日本武道館
TAKUYA∞生誕祭 女祭り
12/21(金)横浜アリーナ
TAKUYA∞生誕祭 男祭り
12/25(火)日本武道館 Premium LIVE on Xmas
12/27(木)神戸ワールド記念ホール
12/28(金)神戸ワールド記念ホール
12/30(日)マリンメッセ福岡
12/31(月)マリンメッセ福岡

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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