9月25日にリリースとなるSuperfly初のベストアルバム『Superfly BEST』に収録される新曲『Always』のミュージックビデオが完成した。

このベストアルバムには、デビュー曲『ハロー・ハロー』からのシングル26曲（配信限定シングル、両A面シングルを含む）と新曲3曲が入り、全29曲を収録。その新曲は「今」のSuperflyの視点から見た【現在】【過去】【未来】をテーマに制作され、単なる過去作品を集めたベストアルバムではなく、新曲3曲を今までの作品の合間にちりばめて収録することでベストアルバムにメッセージ性を持たせている。

今回、ミュージックビデオが完成したのは、【過去】をテーマに制作された新曲の「Always」。志帆にとっての原風景を描いておきたいと、この楽曲の制作に取りかかった。志帆が故郷を思い出す時に、必ず浮かんでくるのが実家の近くのれんげ畑だという。春の夕暮れのれんげ畑は一面真っ赤で見とれてしまうほど美しく、いつもその景色に癒され、ずっと見続けてきた景色だった。そういった景色がいつまでも変わらないでいてほしい、いつでも自分が帰ることのできる場所としてあり続けてほしい、そんな願いを込めて、自分の幼いころを思い浮かべながら制作した楽曲となっている。

「Always」のミュージックビデオのコンセプトは「現在・過去・未来が交差する世界の中で、未来の志帆が現在の志帆、過去の志帆を見守る」というもの。撮影は茨城石岡市にあるスタジオで行われた。緑に囲まれ、どこか志帆の故郷の景色と似た清々しい早朝から撮影がスタート。スタジオには巨大なスクリーンが設置され、そこには少し寂しげな雰囲気を感じさせる色味のセットが組まれました。巨大なスクリーンには様々な景色が投影され、歌詞にもでてくる志帆の故郷のれんげ畑を彷彿させる風景や、雲の移りゆく映像、様々な空の色の映像、喧噪の街の風景が次々と映し出され、そのスクリーンの前で歌うという撮影となった。

今回は志帆の幼い頃をイメージした女の子との撮影に挑んだ。女の子は8歳。本当に志帆の幼い頃にそっくりで、2人は早くも意気投合。ミュージックビデオの中で女の子の着ている衣装は志帆の私物だ。以前、志帆が古着屋で見つけ、デザインに魅かれて購入していたものだそう。今回の撮影のイメージにぴったりだったので衣装として使うことになった。

撮影の目玉は「宇宙服」でもあり、「宇宙服を着た未来の志帆が昔の自分と今の自分を見守っている」というテーマと、ベストアルバム『Superfly BEST』のコンセプトである「現在・過去・未来」を繋ぐ物語となっている。宇宙服はオーダーメイドで作成した一点モノ。あえてレトロな雰囲気にしたいという志帆のイメージもあり、生地選びから拘った甲斐があって満足の仕上がりとなっている。

「Always」ミュージックビデオ　-監督：夏目現

また、７月31日から『Superfly BEST』特設サイト（http://superflybest.com）がオープンしている。ここでは、本人の各曲コメント映像がUPされたり、1万人の投稿画像で作成されるモザイクアート企画を実施している。Superflyに関する思い出やエピソードを、みなさんの画像と共に募集し、1枚のSuperflyのモザイクアートが完成されるというもの。応募期間は7月31日~9月25日まで。

• Superfly公式サイト