平原綾香、10周年ツアーがオーチャードホールでファイナル!

平原綾香 | 2013.10.07

10月6日、Bunkamuraオーチャードホールで平原綾香のコンサートツアー「AYAKA HIRAHARA 10th Anniversary CONCERT TOUR 2013~Dear Jupiter~」がファイナルを迎えた。

満員御礼の会場にSEが流れ、ステージの中心部分の幕が少しだけ開くと平原綾香が登場。と同時に会場内には大きな拍手がわき起こり、彼女の音楽人生の原点ともいえる「Jupiter」のハミングでコンサートはスタートした。
全ての幕があがるとステージ上には平原綾香と4人のストリングスを含む10人のバンドメンバーが現れ、会場内には大きな拍手がわき起こる。1曲目の「BLESSING 祝福」からオーチャードホールは“平原綾香の世界”に包まれた。
その後も「おひさま~大切なあなたへ」「誓い」など、次々とヒット曲を披露。

「皆さんーこんばんはー。今日がファイナルです!今回はデビュー10周年を迎えての記念のコンサートです」「コンサートツアーは私の生き甲斐なので(ツアーが終わってしまうのは)寂しく思いますが。今日は幸せな一日にしたいと思います!」
「1曲1曲が愛おしいです。そして、今回のツアーでは各地の空気を吸って幸せな気持ちになりました」というMCにも表れていたように、1曲1曲を大切に、丁寧に歌う平原綾香。その歌が終わるごとに客席からは大きな拍手がわき起こった。

「星つむぎの歌」ではお客さんとの大合唱が起こり、会場の一体感はどんどん加速していく。そして、ユニバーサルミュージック移籍第一弾シングルとなった「翼」では、「新曲を歌います。この曲は私自身に対しても訴えかけている曲で、前に進みたくても進めないという人たちにも聞いていただきたいです」「やっと自分の空を見つけて、羽ばたく準備ができました!」という心機一転を迎えた自身の気持ちを明かした。

さらに平原綾香の新たに挑戦でもある“アイリッシュタップダンス”をパーカッシブなサウンドにのせて初披露して会場をわかす一幕も。 ゴールドのちりばめられた衣裳に着替えた後、映画『レ・ミゼラブル』で日本でも多くの人に知られることになった「I dreamed a dream」(邦題:「夢やぶれて」)のカバーでは、ストリングス、ピアノ、ベースのシンプルな演奏の中、表現力豊かな彼女の歌声に、会場には涙ぐむ人の姿もあった。

本編最後ではデビュー曲で彼女の“運命の人”とも呼べる「Jupiter」を披露。ステージ上も幻想的なシーンが作られ、文字通りこの日のハイライトとなった。
アンコールでは、来年3月に自身初となるミュージカルへの出演を改めてファンに伝えると、会場内には暖かい応援の拍手が鳴り響いた。

10周年のメモリアルとなった今回のツアーは全国35ヶ所36公演、約56,000人を動員。オープニングの「Jupiter」のハミングからアンコールの2曲を合わせて、19曲を披露したステージは幾度もスタンディングオベーションが起こり、ファンと一緒に歩んで来た10年間を会場中が祝福し、確かめ合うようなコンサートとなった。

[セットリスト]
1. BLESSING 祝福
2. おひさま~大切なあなたへ
3. 誓い
4. Voyagers
5. Eternally
6. Precious Time
7. 感謝
8. 星つむぎの歌
9. 翼
10. Fire Dance(タップを披露)
11. 虹の予感
12. JOYFUL, JOYFUL
13. I dreamed a dream(邦題:「夢やぶれて」)
14. 明日
15. ノクターン
16. Jupiter
Encore
1. スマイル スマイル
2. スタートライン

■リリース情報
『Shine -未来へかざす火のように-』
2013年11月13日発売/UPCH-80345/¥1,100(税込)
1. Shine -未来へかざす火のように-
2. MADE OF STARS
3. Shine -未来へかざす火のように-(Instrumental)
4. MADE OF STARS(Instrumental)

スペシャル RSS

もっと見る

トップに戻る