吉川晃司、10年振りのライブハウスツアー、Zepp DiverCity Tokyoにてスタート

吉川晃司 | 2015.03.02

 1984年2月1日、シングル「モニカ」(主演映画『すかんぴんウォーク』主題歌)で衝撃デビューを果たし、以来、シンガーとして俳優として、圧倒的な存在感を放ち、時代を席巻してきた稀代のエンターテイナー吉川晃司。

 昨年(2014年2月~)、デビュー30周年に突入し、6月25日(水) には、3枚組コンプリート・シングル・コレクション『SINGLES+』(読み:シングルス・プラス)をリリース。そして昨年8月から10月にかけて、日本武道館を含む全国4都市8公演をまわる30周年アニバーサリー・ツアー『30th Anniversary Live“SINGLES+”(読み:シングルス・プラス)』を敢行し、各会場2DAYS開催で、前編(1日目) と 後編(2日目)に分けた、完全に別メニュー、かぶり曲なしのセットリストで、2日間合わせて全49曲を披露。

 さらに、30周年バースデー・スペシャルとして8月16日に日本武道館で行われた「Birthday Night “B-SIDE+"」では、B?SIDEを中心に49曲とはかぶらない21曲を披露し、昨年の30周年ツアーでトータル70曲を披露した吉川晃司だが、 「まだまだ歌いたりない!」ということで、今年、30周年の締めくくりとして、10年振りとなるライブハウスツアーがスタートした。

「お腹がいっぱいになるかなと思ったら、そうでもなかったとういか、もっと歌いたいという気持ちになったんですよ。昨年のツアーで行けなかった地方の人から“来てほしかった”という声もあったのでそういう要望にも応えたかったですし。」-吉川晃司

 20周年のアニバーサリー以来、実に10年振りとなるライブハウスツアーを2月28日(土)ZEPP DIVER CITY TOKYOを皮切りに全国6都市7公演にて行う。
 さらに、初日のZepp Diver City Tokyoでは、昨年の70曲とは一切かぶりなしの21曲を歌い、30周年でトータル91曲を歌いきった。


【LIVE REPORT】 2/28@Zepp DiverCity Tokyo
吉川晃司にとって、約10年ぶりとなるライブハウスツアー 『KIKKAWA KOJI 30th Anniversary Live ”SINGLES+ RETURNS”』が2月28日のZepp DiverCity TOKYOからスタートした。

 ツアー・タイトルに“RETURNS”という言葉が入っているのはデビュー30周年を記念して開催されたツアー、『KIKKAWA KOJI LIVE 2014 30th Anniversary LIVE 「SINGLES+」』の続編的、発展形的なニュアンスのあるステージだから。1999年に行われたホールツアー、『CONCERT TOUR 1999 HOT ROD MAN』の翌年に行われたライブハウスツアー『HOT ROD MAN "RETURNS" LIVE 2000』で“RETURNS”という言葉が使われていた前例がある。

 どうやら“RETURNS”はライブハウス・ツアーで使われる法則があるようだ。 今回のツアーの大きな特徴はライブハウスであることとともに、前回のツアーとかぶりなしで選曲されていること。2DAYSという形態で開催された前回のツアーも、その直前に行われた『KIKKAWA KOJI Birthday Night "B-SIDE+"』もまったくかぶりなしの構成になっていた。

 3ステージ合わせて約70曲。今回はさらにその70曲以外の曲から選曲されている。つまり4ステージかぶりなし。今回のライブハウスツアーも合わせて、トータルで実に91曲ということになる。ひたすら歌いまくって、30年を祝っていく。やるならばとことんというところも彼らしい。

「去年30周年で70曲やって、きっと吉川は吉川晃司に腹いっぱいになるだろうと思っていたんですが、そうでもなくて。まだ食えるな、もっと歌いたいなと思い、“RETURNS”をやることにしました。今回も1曲もかぶりなしです。そうすると、地味になるんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、これがなかなか。案外いいわ」という吉川の言葉どおり、1曲ごとにイントロで大きなどよめきが起こり、曲が終わった瞬間に大歓声と拍手に包まれていった。サプライズの連続。
 そして音楽そのものの楽しさが詰まった充実したステージとなった。

 菊地英昭(Guitar)、小池ヒロミチ(Bass)、ホッピー神山(Keyboards)、 菅原弘明(Keyboards & Guitar)、菅沼孝三(Drums)というお馴染みの凄腕のバンド・メンバーとともに、リラックスしながらも緩急自在のステージを展開していく。

 エッジの効いたソリッドなロックンロールもあれば、深みのある歌声が染みてくるナンバーもある。ライブハウスということで、凝った演出を施すのではなくて、1曲1曲の歌そのもので勝負していくステージ。シンバルキックが炸裂したのは「CLOCKWORK RUNNERS(時計じかけの走者達)」。2011年の東京ドーム公演でも演奏されなかったCOMPLEXナンバーだ。この曲を始めとして、「雨のTraveller」「Dance with Memories」などなど、レア曲も満載。 シングル曲でありながら、近年披露されなかった「ギラギラ」や「KEY 胸のドアをあばけ」も演奏された。

 久しぶりに演奏されることで、新鮮な輝きを放つ曲もあった。
この曲はこんな表情も持っていたのかという発見がたくさんある“温故知新”という言葉がふさわしいステージ。「RAMBLING MAN」「A-LA-BA・LA-M-BA」では会場内が一体となって、弾けていった。熱気がかたまりとなってうねっていくこの感覚はオール・スタンディングならではだ。

「みんなが元気だということが力になる。みなさんにもらったエネルギーを返せるように、頑張らなきゃっていう気持ちになります」との発言もあった。客席の笑顔がそのままパワフルな歌やシンバル・キックに変換されていくということだろう。

 オールスタンディングということで、見えにくい人もいたのではないかという思いから、最後の曲は台の上に立って歌われた。ライブハウスという空間だからこそ、よりダイレクトに伝わってくるものがある。熱さと温かさとが共存する夜となった。
 歌いまくりのツアーはまだまだ続いていく。


【30th Anniversary Live “SINGLES+RETURNS”】
2月28日(土)Zepp Diver City Tokyo
3月6日(金)Zepp Tokyo
3月29日(日)Zepp Fukuoka
4月11日(土)Zepp Sapporo
4月13日(月)仙台 Rensa
4月16日(木)Zepp Namba
4月24日(金)Zepp Nagoya

リリース情報

[DVD] KIKKAWA KOJI 30th Anniversary Live “SINGLES+”& Birthday Night “B-SIDE+”【3DAYS武道館】

[DVD] KIKKAWA KOJI 30th Anniversary Live “SINGLES+”& Birthday Night “B-SIDE+”【3DAYS武道館】

発売日: 2014年12月10日

価格: ¥ 14,000(本体)+税

レーベル: ワーナーミュージック・ジャパン

収録曲

「30th Anniversary Live “SINGLES+”」から、9/22@武道館(前編)& 9/23@武道館(後編)の2DAYS と、30周年のバースデー・スペシャルとして行われた「Birthday Night “B-SIDE+"」8/16@ 武道館、3日間の武道館ライブの模様を収録した3枚組DVD。

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