レビュー

9mm Parabellum Bullet | 2011.05.17

 先日の9mm Parabellum Bulletが主催した「東名阪シークレット2マンTOUR」の最終日となった4月8日。BRAHMANを迎え、新木場スタジオコーストにて行われたそのライブにて、今回のシングル「新しい光」と、そのカップリング曲「Bone To Love You」は、5曲目、6曲目と連続で発売前に一足早くプレイされた。
その際のライブレポート(http://music.emtg.jp/liveReport/20110400585a9a1d5)には、 「「新しい光」は、ギターイントロ至上主義とも言える彼らには珍しい菅原のギターと歌い出しから始まるナンバー。とは言え、全体的にかなりの激走感や疾走感のある曲で、またもやライヴに於ける盛り上がりにエントリーな曲だ。一方「Bone To Love You」は、2ビートながら、土着性も有したナンバー。もちろんそれぞれ彼ら特有の哀愁性や歌謡性はしっかりと有している曲だ」と、僕は記している。

 あれから約1ヵ月。その2曲が収録され、ニューシングル「新しい光」を、今じっくり聴いているところだ。
 まずタイトル曲「新しい光」は、歌詞のディテールを除き、その時そのままの印象を保持。”そうそう、この曲だったよ!!”と、オーバーラップするところも多数だ。印象的なサビメロと歌い出しから、よーい、ドン。深いハードエッジなギターリフ、高揚感を与えっぱなしな、激速から前のめりの2ビートが聴く者のユーフォリアを煽りたて、その上に乗る菅原の、どこか次の9mmの描く世界へと、手をひいて誘ってくれるような、歌と歌詞も印象的だったする。間には、フッと甘くメローなブレイク部分を挟み、そこから、”これでもか!!”と言わんばかりにラストへと向かう激走感と、アウトロのカッコ良さは今聴き返しても、あの日のライブ・パフォーマンスを想い出し鳥肌が立ってくる。

 逆にあの時のライヴより、"実際はこんな複雑な曲だったんだ..."と、高潮させながらも感心したのが、M-2「Bone To Love You」。直訳すると「骨まで愛する」とでもなるだろうか。"骨まで愛して""骨だけになった おれでも愛して"と、ここまで彼らが求愛しているのも珍しい同曲。とは言え、テーマや雰囲気的には、彼らの要素の一つであるホラー/バンパイア系にも映る。特性的には、裏を活かした2ビート、それに途中より土着感が加わり、独特のダンサブルさを生んでいるのも面白く、途中で入るフリーミュージック系のモンド的ブレイクと、それを経ての"いくゾ―!!"とばかりに入っていく、全てを巻き込まんばかりのラストへの駆け抜けがたまらない。

「新しい光の中に君を連れて行くのさ」
「生まれたばかりの太陽の下に 君をつれていくのさ」
タイトル曲「新しい光」は、こんな歌い出しから始まっている。
これから始まる夏フェスに向けて、聴く者を日脚へと誘っているイメージも湧いてくる「新しい光」。「Bone To Love You」と共に、早く夏の野外フェス等で、この2曲を聴いてみたい。

【文 池田スカオ和宏】

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新しい光

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新しい光

発売日: 2011年05月18日

価格: ¥ 953(本体)+税

レーベル: EMIミュージック・ジャパン

収録曲

1.新しい光
2.Bone To Love You

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