レビュー

SHINee | 2011.10.20

2010年7月19日に韓国で発売された2nd Albumのタイトル曲「LUCIFER」は強烈で洗練されたリズム、すっきりとした清涼感が絶妙にブレンドされたSHINeeのキラーチューン、ヴォーカルのハモリによるリフが特徴であり、切れのあるパフォーマンスと相まって、絶大な人気を誇っている。

曲調はBreak Danceが流行した80年代のElectronicaを基盤に、メロディとシンセの旋律を現代的な要素で構成したUrban Electronica。 作曲・アレンジは、韓国代表する作曲家“ユ・ヨンジン”、そして、アメリカの作曲家RYAN JHUN、ADAM KAPIT、BEBE REXHAらが共同で制作。
歌詞の世界観としては、自己中心的な思いを愛だと勘違いして脅迫と懐柔を繰り返す、あたかも天使と悪魔の2つの顔を持った恋人を「LUCIFER」に例えている、そんなストーリー。
日本語の歌詞では、その愛の解釈を胸に抱く一途な想いで描かれている。揺れ動く心情や葛藤する愛を独自な表現で綴っているところに注目して欲しい。

また、カップリングに収録の「Love Like Oxygen」は2008年8月28日に発売された1st Album「SHINee WORLD」のタイトル曲。デンマークで人気を得ているMARTIN(MARTIN HOBERG HEDEGGAARD)のヒット曲「Show the world」をSHINeeだけの色で新しくリメイク。マイケル・ジャクソンを連想させるディスコサウンドとファンキーなリズム、そして、ブラックミュージックで使われるドラムビートが絶妙にブレンドされ、グルーヴィーなサウンドが誕生した。作曲は前作「JULIETTE」の作曲家でもある有名作曲家MIKKEL REMEE SIGVARDTが担当している

また、「酸素」という響きと、日本で言う「空気のような」という比喩低表現の最上級という解釈で、「酸素のような」という表現を日本語詞にも取り入れ、SHINeeが持つ純愛感を絶妙に表現している。
SHINeeの3rd Singleに収録されている「LUCIFER」「Love Like Oxygen」は共に「愛」がテーマになっている。歌詞のストーリーにある様々な「愛」の表現を完璧に歌いこなす姿や中毒性のあるダンスビートと完璧なダンスパフォーマンスで、今作もSHINeeは二本の多くのリスナーに衝撃を与えることだろう。また、ビジュアルにおいても、洗練されていながら独創的、前衛的なファッション、アートワークで魅了していく彼らは国や言語を超越し、全てにおいて最高のパフォーマンスを届けている

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