久保田利伸とのコラボからスタートしたMay J.会心の自信作

May J. | 2011.01.28

  昨年11月にリリースしたミニアルバムに続いて完成したフルアルバム『Colors』で、May J.は2011年のスタートを切る。1作ごとに着実に力を付けてきているMay J.だが、4thアルバムとなる今作ではジャンプ・アップといえる成長を見せた。Zeebra、WISE、RYO the SKYWALKERなどバリエーションに富んだラッパー陣との共演や、自ら作詞作曲・演奏したバラード「Colors」、そしてリスペクトして止まない久 保田利伸に曲を提供してもらった「君のとなりに」など、May J.自身の夢と冒険心が全曲を埋め尽くしている。そんな彼女の気迫が、インタビューでは笑顔に変わった。きっと楽しいアルバム作り だったに違いない。


May J.:去年、ミニアルバム『Believin' ...』を出したと きから、それに続くものとしてフルアルバムをリリースしたいと思っていました。
EMTG : その時点でアルバム・タイトルは『Colors』って決めていたのかな?
May J.:タイトルはまだ決まっていなかったんですけど、“カラーズ”っていうイメージはありました。
EMTG : 今回の『Colors』では、本当にいろいろな音楽をやってるけど、“Colors”の意味はそういうこと?
May J.:はい、ひとつには音楽のことがあります。18歳でデビューするまでは洋楽のR&Bばっかり聴いてたんですけど、そのままR&Bしかない自分では嫌だ なと思い始めて。ポップスやハウス、ソカ(トリニダード・トバゴ発のリズム)やロックとか、いろんなジャンルに触れたかった。ひとつの ジャンルに捉われたくなかったんです。それに私にはイラン、トルコ、スペイン、イギリス、ロシア、そして日本の血が流れているから、そう いうバックグラウンドも音楽に反映させたいと思ってました。
EMTG : 欲張りだなあ(笑)。でも、それはすごくいいことだね。そして、もうひとつの“カラーズ”の意味は?
May J.:毎回、いろんなシチュエーションの中で、前のアルバムになかったMay J.を表現したいと思っていて。たとえば今回は“怒っているMay J.”を表現している曲があります。
EMTG : あっ、それって2曲目の「FYI」でしょ。あれは恋人に怒ってる歌だ(笑)。
May J.:そうです、そうです(笑)。私、普段はあまり怒らないんですよ。でも、そういうフラストレーションって、だんだん自分の心の中に溜まっていく。で、 このトラックに出会って、「あ、これだったら怒れるな」って思った。
EMTG : あははは、“怒りのトラック”なんだ。
May J.:(笑)これも今までのMay J.になかった色だったので、やっぱり“カラーズ”だなって。
EMTG : それにしてもコラボしているラッパーも変化に富んでいてカラフルだね。Zeebraは飛び抜けて男くさい!
May J.: Zeebraさんは14歳の頃からリスペクトしていて、お兄さんとかお父さんみたいな存在。ずっとZeebraさんと、私の曲で一緒にやりたかったんです。
EMTG : WISEとRYO the SKYWALKERもすごく好対照なラッパーだし。
May J.: 「Step by Step feat.WISE」は“ツンデレ”ソングで、最初はひとりで歌うはずだったんですけど、誰かサポートしてくれる人がいるともっとよくなるなって思って。 前にWISEさんの曲に入ったことがあって、どんな人か知っていたので、彼だったらいいなと思ってお願いしました。
EMTG : 確かに歌をうまくサポートしてくれてる。ところでMay J.は実際にはツンデレなの?
May J.:そう言われることもあります(笑)。
EMTG : (笑)客観的なWISE に対して、RYO the SKYWALKERは「あの日があるからfeat. RYO the SKYWALKER」で、すごく熱いラップをしている。
May J.:前に彼のライブに遊びに行ったとき、ラップして歌って、さらにメッセージを伝えるエナジーにびっくりしたんですね。新しい体験でした。それを見て、 自分も歌って踊るだけじゃなくて、伝えることが大事だなって思った。私は私なりに表現してもいいのかなって思って、この曲で一緒にやりました。
EMTG : そして久保田くんに曲を書いてもらった。
May J.:私にとって久保田さんは“音楽の神様”なんです。私の父が音楽好きで、小さい頃、久保田さんの「ミッシング」をよくピアノで弾いてくれた。家族そ ろってファンなんですよ。曲をお願いして、コンサートを見させていただいたんですけど、そのとき、お話しできて。日本人とは思えないほ ど、すごく情熱的な方だった。今回のアルバムで最初にレコーディングしたのが、久保田さんにいただいた「君のとなりに」だったんですけ ど、仕上げのときに久保田さんがスタジオにいらして、ボーカルとコーラスを入れてくれたんです。彼の歌う姿を間近で見て聴いて、すごく勉 強になりました。リズムを取る手の動きを真似してみたりしていたら、自分のライブでの歌い方や動きが変わったり。久保田さんと一緒にやれ たことですごく自信がついて、このときから表現力が広がった。
EMTG : いいタイミングの、いい出会いだったんだね。タイトル曲の「Colors」は、自作のバラードだね。
May J.:はい。アルバムでは毎回、自分でピアノを弾いて歌う曲を入れてるんですけど、今回も特別なものにしたくて。今までは、家のピアノでオンボロなマイク でアットホームな雰囲気で録っていたんですけど、今回はスタジオに入って、歌もピアノも納得いくまでレコーディングしました。
EMTG : このピアノは、すごくいい。
May J.:ワンマン・ライブでは弾き語りをやるんですよ。
EMTG : このピアノもライブで弾くのかな? 相当難しい。
May J.:そうなんですよ。弾けるかなあ。
EMTG : たくさん練習してください(笑)。
May J.:はい(笑)。
EMTG : アルバムを完成させての感想は?
May J.:今の自分のすべて注ぎ込んで作ったので、とてもいい作品になったなと感じています。前は英語で歌うのと日本語で歌うことの違いに悩んだ時期もあった んですけど、日本語のバラードを感情を込めて歌ったり、日本語でしか表せない表現に気づいたりして、今は日本語で歌うのが楽しくなってき ています。今回のアルバムは、そういうバランスがすごく安定してきたと思います。
EMTG : そして、リリースライブも控えていますが、May J.にとって“ライブ”とはどんなものですか?
May J.:正直、デビュー当時は苦手だったんですけど、今はライブとともに成長したいと思ってます。もともと人前で歌うのが好きだったんですけど、ライブはた た歌うだけじゃない。MCやその他のことも含めてみんなを引っ張っていくことが大事だって気がついて、去年は108本のライブをやらせて もらった。いろんな会場で、いろんな雰囲気を経験して、今はどんな会場でも自分が出せるようになってきたと思います。ライブの空気の作り 方が、もっと上手くなりたい。ライブは私の生きる場所。日進月歩していきたいですね。

【 取材・文:平山雄一 】

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ビデオコメント

リリース情報

Colors(DVD付)(ジャケットA)

Colors(DVD付)(ジャケットA)

2011年01月26日

rhythm zone

1. ONE MORE KISS / May J. × Zeebra × 難波章浩
2. FYI
3. Say my name feat. KG
4. 君のとなりに
5. Step by Step feat. WISE
6. Shiny Sky
7. Super Star
8. Colors
9. One in a million
10. My Pride
11. Every Single Day feat. URATA NAOYA(AAA)
12. あの日があるから feat. RYO the SKYWALKER
13. ONE MORE KISS / May J. × Zeebra × 難波章浩 -DJ WATARAI remix-

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INFORMATION

【May J. Live 2011 "Believin’Colors"】

2011年5月13日(金)赤坂BLITZ
OPEN18:00/START19:00
※時間が変更になる場合がございます。

≪チケット≫
○先行予約限定タオル付きチケット:¥5,500-(税込)
○前売りチケット:¥4,200-(税込)
※別途ドリンク代500円が必要となります。

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