現在は、ちょうど「1st ARENA TOUR 笑って歌ってもりあがァリーナ ?行くぞ日本!!?」真っ最中のFMB。1月下旬より毎週末行われている、彼らにとっても最大規模となる今回のアリーナツアーでは、そのステージを通し、全国各地のベイビーズたちに元気と活力と明るさを運んでいる。 そんな彼らが、昨年末発売のアルバム『FUNKY MONKEY BABYS4』のチャート初登場第一位の快挙も記憶に新しい中、早くもニューシングル「この世界に生まれたわけ」を発表した。
今作のジャケットも飾った、松下奈緒主演の連続ドラマ『早海さんと呼ばれる日』の主題歌でもある同曲は、「あなたになら僕は初めて言えるよ　ずっとずっと愛している」のサビのフレーズも印象的な、ミディアムながらもドッシリとしたナンバー。アコギが凛と響き、ストリングスが感動的に聴く者の琴線に触れ、主人公の相手に対する想いや、出会えたことへの感謝がヒシヒシと伝わってくる楽曲だ。
そんな彼らに、この新曲についてを中心にメールインタビューを。 アリーナツアー真っ只中の忙しい最中、ファンキー加藤が、思い入れたっぷりに各質問に応えてくれた。

EMTG：遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。まずは2011年度を振り返る質問から。色々と大変なことのあった2011年ですが、加藤さんは昨年1年を振り返ってみていかがでしたか?

ファンキー加藤（以下、加藤） : 人と人が思いやりながら繋がっていく事の大切さを改めて感じた一年でした。

EMTG：昨年末発売となった『FUNKY MONKEY BABYS4』のオリコン週間アルバムランキング1位おめでとうございます! 同作品がリリースされて1ヵ月半近くが経ちますが、周りの反響はいかがですか?

加藤：シングル曲はもちろん、アルバム曲もすごく受け入れてもらえてるみたいで、心から嬉しく思っています。

EMTG：話はニューシングル「この世界に生まれたわけ」の話に移りまして。まずは今回のシングルを完成させた今の感想からお教え下さい。

加藤：今回も胸のうちの全てをしっかりと吐き出せたので、とりあえずほっとしてます。

EMTG：今回の楽曲は、ドラマ「早海さんと呼ばれる日」の主題歌ですね。このタイアップの話をもらった際の最初の感想や、先方からのリクエストがあったら教えて下さい。

加藤：ただただ有り難いな?と思いました。ドラマの制作サイドからは、特にリクエストもありませんでしたね。

EMTG：今回の作曲はYANAGIMANさんとの共作となりますが、どのような形で進められましたか? また、それに際して何かリクエスト的なものやトピックがあったら教えて下さい。

加藤：いつも通り、メンバー３人でヤナギさんのスタジオに入り、アイデアを持ち寄りながら、少しずつ曲を作っていきました。

EMTG：今回の曲は、ミディアムながらもドッシリとした歌の印象を持ちました。トラックもYANAGIMANさんによるものですが、トラックを制作するにあたり何かリクエストしたことはありましたか?

加藤：トラックのテーマは春だったので、桜が舞う景色を頭に思い浮かべながら作っていきました。

EMTG：アコギが凛と響き、ストリングスが感動的に聴く者の琴線に触れるナンバーですが、歌ってみていかがでしたか?

加藤：歌いやすかったし、感情を込めやすかったです。きっとメロディー、詞、トラック、全てが上手く噛み合ったんだと思います。

EMTG：主人公の相手に対する想いや、出会えたことへの感謝がヒシヒシと伝わってくる楽曲ですが、何か歌うことで気をつけたことがあったら教えて下さい。

加藤：Ａメロは静かに。Ｂメロから少しずつ情熱的に。そしてサビで感情を爆発…みたいな感じで歌いました。

EMTG：歌いながら思い浮かべたシチュエーションや情景、光景があったらお教え下さい。

加藤：レコーディング時、脳裏には大切な“あなた”という存在を思い浮かべていました。

EMTG：「あなたになら僕は初めて言えるよ　ずっとずっと愛している」のサビのフレーズもジーンときますが、この辺りの着地点は、どのように決まっていきましたか?

加藤：逆にこのフレーズだけが最初に完成していたので、ここから歌詞の世界観を広げていったんです。

EMTG：今回のジャケットは、「早海さんと呼ばれる日」の主人公でもある松下奈緒さんですが、ご覧になっていかがでしたか?

加藤：美しい笑顔だなぁ…と思いました。

EMTG：今回のシングルの聴きどころをお教え下さい。

加藤：家族、友人、恋人、夫婦、大切な人たちと過ごす大切な日々を、この楽曲でさらに照らしてあげたいです。

EMTG：いよいよ1月28日より、みなさんにとっても最大規模のアリーナツアー『FUNKY MONKEY BABYS 1st ARENA TOUR 笑って歌ってもりあがァリーナ ?行くぞ日本!!?』が始まりましたが、これからこのツアーへ参加する方々に、今回のツアーの見どころや意気込みをお教え下さい。

加藤：今まで以上に熱いステージにしようと、燃えています。日常に溢れる“涙”を持ってきて下さい。それをみんなで全部吹き飛ばしましょう。明日が今日より輝くように。

EMTG：最後に2012年のFUNKY MONKEY BABYSの展望を教えて下さい。

加藤：まずはアリーナツアーの完走です。次の夢は、またそこからです。

【メールインタビュー：池田スカオ和宏】