『閃光ライオット2011』グランプリのPAGE。シングル「You topia」でデビュー!!

PAGE | 2012.07.10

 昨年行われた『閃光ライオット2011』でグランプリに輝き、7月18日にシングル「You topia」でメジャー・デビューするPAGE。現在17歳、愛媛県松山市在住。音楽を始めて約1年半だというが、抜群のラップのセンスの持ち主であることが、今作を聴けばよく分かる。あっと言う間にデビューが決定したことに戸惑いを感じた時期もあったらしい。しかし、少しずつ自分らしいペースとスタイルを見出しているようだ。今回の取材では活動歴を辿りつつ、創作に対する姿勢やヴィジョンを語ってもらった。

EMTG:小6の時にケツメイシのDVDを観たのが、音楽に興味を持ったきっかけらしいですね。
PAGE:そうです。もともと音楽自体にはあんまり興味はなくて。でも、ケツメイシさんは知っていて、RYOさんに興味を持ったんですよ。“ラップしているおっさんはこんなにかわいい、かっこいいものなのか!”と。だからラップが好きというよりも、RYOさんが好きだったのが最初なんですよね。RYOさんの真似ばっかりしていました。
EMTG:中学に入った頃から歌詞を書き始めたそうですけど。
PAGE:真似ごとですね。替え歌みたいな感じでしたので。いや、替え歌ですらなかったですよ。ほぼパクっていたので。ケツメイシの「トモダチ」を聴いたら、“よし、俺は「友達」だ!”みたいな(笑)。
EMTG:(笑)中3で機材を買ってニコニコ動画にラップを投稿し始めたわけですよね。
PAGE:そうです。ネットラップを知って、“これならできる。やろう!”と。それで何となく作ってアップしたら、意外といいレスポンスを貰えたんですよ。
EMTG:自信になったんじゃないですか?
PAGE:まあ、嬉しかったですね……初めは(笑)。初めの方は曲を作るのが楽しかったんですけど、いろんな人と関わるうちに面倒くさくなったり(笑)。高校に入ってからいろいろ大変になって暫く作っていなかったり。衝動で一気に書いていたのは、始めて1ヶ月半くらい。『閃光ライオット』のファイナルで歌った4曲は、作り始めて1ヶ月半くらいの頃の曲です。何でかというと、あれしかなかった(笑)。
EMTG:(笑)今回のシングルには収録していないですけど、「MY NAME IS」とか?
PAGE:そうです。その頃は“曲作りたい”ってだけで作っていました。“こういうの作りたい”ってなったのは結構最近ですよ。
EMTG:「MY NAME IS」は、親への感謝をストレートにラップしていますよね。
PAGE:あれは中3の2月くらいに書いたんです。“卒業前だから気持ちよく終わりたいな”っていう感じで書いた曲でして……。
EMTG:評価してくれる人が多かったですよね?
PAGE:はい。それが後にストレスに(笑)。最初の頃は衝動で書いていただけだから。自分の中の気持ちをちゃんと投影しだしたのは、高1の夏くらいからです。今回のカップリングに入っている曲とか。
EMTG:「マナツニミタユメ」とか「Monochrome」とかですね。これって閉塞感とか、時間が無為に流れることへの焦燥感とかがすごく滲む曲だと思いました。
PAGE:高1の夏休みに作った曲です。「MY NAME IS」を聴くと、“あの頃はいい子だったな”とか思いますよ(笑)。
EMTG:でも、書いてしまったわけですよ(笑)。
PAGE:単に僕が節目を大事にしたかったからできた曲なので(笑)。その後に作った曲が既にいっぱいあるので、早く全部出したいです。方向性とかこだわりとかも出てきましたので。僕は“俺が、俺が”的なラップの歌詞が好きじゃない。物語、世界観の中に弱い自分がいるものが好き。ヒップホップって、そういうのが少ないじゃないですか。ビッチがどうのこうの、マイク1本でメイクマネーってくだらないと思って(笑)。
EMTG:(笑)「You topia」は、いつ頃作ったんですか?
PAGE:始めて3日、4日くらいの時に作った曲です。実は恥ずかしくて消しちゃった曲なんです(笑)。だから『閃光ライオット』でも最初は歌わなかった。でも、ファイナルの時に担当の方が「これをやろう!」って言って。それでやったら評価されたんですよ。今はそんなことはないですけど、当時はこの曲がいいとはあんま思ってなかったですね。
EMTG:今、感じるこの曲の良さって、どんなところですか?
PAGE:みんな言うんですけど、ヴァース3の8小節とかですかね。
EMTG:《どうしようもこうしようもなく とうにもう君の虜に》の辺り?
PAGE:そうです。
EMTG:ここのラップのノリは、すごくカッコいいですよ。
PAGE:考えていなかった割には、方向性的には今やっている曲に通じるものがありますね。弱い感じの自分もありますし。衝動だけで書いていたし、言葉選びは今と全然違うけど、方向性的にはいいなと思います。韻も踏んで、ストーリーを繋げていってますよね。意識していなかった割にはいいラインがある。でもまあ、ぶっちゃけると、ここはさぼった結果、こうなったんですけど。曲を作っている途中で。“どうしよう?”と思って、《どうしようもこうしようもなく》って(笑)。
EMTG:その結果、すごく良くなった(笑)?
PAGE:まあ、そういうもんでしょっていう。あの時さぼって良かったです(笑)。
EMTG:(笑)ラブソングに関しては、どういう風に考えています?
PAGE:あんまり書きたくはないです。飽きやすいテーマなので。軽いことをしたくない、言いたくない。いろんなところで流れている曲を聴くと、“軽いな”と思うんですよ。恋愛の曲ばっかじゃないですか。さっき言った“マイク1本で俺も変われた”みたいなのと同じ目で見ちゃう。“それしか言えないの?”と。“言うのはいいけど、もっと本気になって言ってよ”って思います。“人生で一番大切な娘を見つけた”って言いながら失恋ソングを書いたり。“お前、どんだけ付き合って別れたんだよ! 作り話かよ!!”と(笑)。こういうテーマで作り話は嫌いなんですよ。恋愛は自分に実際あったこととか、今のことしか書きたくないです。
EMTG:じゃあ、今後、何かあったら書くかもしれないってくらい?
PAGE:そうですね。今のところ書くことはないですけど。
EMTG:最近はどんな曲を作っています?
PAGE:断然悲しい曲を作っています(笑)。今はそういう曲しか書けないなと思って。中学生の時はまだ楽しい部分があったから前向きなことも言えましたけど。だから今後、「MY NAME IS」の印象しかなかった人は、「PAGEくん、どうしちゃったんだろう?」と思うでしょうね(笑)。先入観みたいなものを覆せる曲を作っていければと思います。
EMTG:今回の作品でメジャー・デビューですけど、どんなことを感じています?
PAGE:何気に作った曲がメジャーで出て、すごい人にリミックスされちゃいました。いろんな人に聴いてもらいたいですね。 
EMTG:「Monochrome」はMUROさんのリミックス。4曲目の「You topia SWG REMIX」は、スチャダラパーのSHINCOさんのリミックスですよね。
PAGE:そうなんですよ。何だか自分のことじゃないみたいです。
EMTG:この1年くらいでいろんなことが変わったでしょうから、その状況に自分が追いついていない?
PAGE:いろいろあり過ぎて麻痺っちゃってます。この前、清水翔太さんに会ったんですけど、“ああ……清水翔太さんだ……”って思ったり(笑)。今の自分に実感が出てきたのは結構最近。やっと有名な人に会って、手汗をかけるようになってきました(笑)。

【取材・文:田中 大】

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リリース情報

You topia

You topia

2012年07月18日

KRE

1. You topia
2. マナツニミタユメ
3. Monochrome (MURO REMIXX)
4. You topia (SWG REMIX)

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Enterkey vol.13~2nd Anniversary~
2012/07/29(日)渋谷NO STYLE

※その他ライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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