1年の沈黙を破り、UNISON SQUARE GARDENが、ニューシングル「流星のスコール」をリリース!!

UNISON SQUARE GARDEN | 2012.07.23

 UNISON SQUARE GARDENが、約1年ぶりの新作となるシングル「流星のスコール」を完成させた。刺(とげ)やユーモアをポップにまとめ上げてきた彼らだが、この曲は歌詞もメロディもアレンジも正統派そのもの。だが、その中に刺やユーモアが滲む、という、いつもとは違う構造になっているのである。前作のアルバム『Populus Populus』で、濃く自分たちらしさを抽出してから、ますますライヴも盛り上がりを見せているという状況。それが、チャレンジを含めた今作によって、さらに大きく加速するに違いない!

EMTG:アルバム『Populus Populus』からこれまでを追うと、まずはツアーファイナルとなった日比谷野音でのライヴがありましたね。今作にも、初回盤にはライヴ映像が、通常盤にはライヴ音源が収録されていますが。
鈴木貴雄:あの日は、憧れの場所のステージに立てて、2、3千人のお客さんを前にライヴができて、まだまだ自分の目標とする場所はそこではないんだけど、心の中から感謝とか素直な気持ちがいっぱい溢れてきて……エモかったですね(笑)。
EMTG:さらに、春にはリリースもない中で、ZEPPツアーも成功させました。
田淵智也:リリースが無い中での野音と同じキャパシティの会場だったんで、正直、当初は、”大丈夫か?”とさえ思っていて。そこまで期待はしてなかったのですが、実際は、そんなことなかったんですよね。『Populus Populus』のリプライが、長い時を経て返ってきていることがわかって、さらに自信を加速させるきっかけになりましたね。
EMTG:そんな中で、久々のリリースに「流星のスコール」が選ばれた理由は?
田淵智也:『Populus Populus』って、チームの中でも思い入れの深いアルバムになったので、”それを軸に次のユニゾンをどうしよう?”っていう考えが、各々の中から出てきて。となると僕が、「次のシングルはこれだろう!!」って出しても、そう簡単には決まらないっていうか。”でも、いつかチャンスがあれば…”と思っていろいろ曲を出していて、一通り作ってみた後に、”これまでの曲の中で足りないパーツって何かな?”って思って出したのが、「流星のスコール」だったんです。そうしたら、チームの中で受けて。
EMTG:斎藤さんは、”これだ!”っていう感覚がありました?
斎藤宏介:ありました。今まで自分たちが手を出してこなかったテンポ感や、コード使いや、編曲のしがいや、歌詞のテーマがたくさんあって、そこに惹かれたんですよね。これをユニゾンが演奏して歌って、結局ユニゾンの音楽になったら、またバンドの幅が広がるんじゃないかなって。
EMTG:鈴木さんは、この曲の最初の印象は?
鈴木貴雄:……あんまり覚えていないんです(苦笑)。細かく記憶しているタイプではないんで。逆にどんな印象を受けました?
EMTG:正統派なんだけど、ユニゾンがやることで、刺やユーモアが出ていて、こういう曲だと、余計にユニゾンの特異性が表れるのかなって思いましたね。
鈴木貴雄:嬉しいですね(笑)。確かに思ったんですよ。メロディも歌詞も、今までよりは、間口を広げた表現になっていますけど、宏介が歌って、俺らが演奏すれば、ユニゾンになるっていうことがわかりますよね。そこに自信を持てれば、変にアレンジをこだわる必要もないし、肩肘張らずにできるんだって気づきました。
EMTG:田淵さんが曲を書いた時には、何か考えはあったんですか?
田淵智也:あのー、『Populus Populus』とかだと、刺があるところが注視されがちですけど、僕、刺ばっか書いているわけじゃないし、曲が呼んだように歌詞を書いていくんですよね。その中で、この曲はメッセージと言うより、自分たちの中で苦手としていた分野を、シングルに持っていっても遜色ないようにしたいという思いはあったかもしれないですね。今までは、勢いでおりゃーっていうシングルばっかりでしたけど。僕のいろんな作詞の手法の中の一つです。でも世に出る形としては、一番トライアルしたかな。
EMTG:勢いという得意技は、2曲目の「さよならタイムマシン」に出ていますね。
田淵智也:目まぐるしく変わっていくと、迷っちゃう人も出てくると思うので、今までのユニゾンがあって、新しいユニゾンがあってっていう、CDとしてトータルバランスで提供するのが自分のこだわりなんですよね。それは3曲目も含めて言えることなんですけど。
斎藤宏介:この曲は、昔からやってきたユニゾンの一個の完成形というか。初期によくやっていた手法で、曲を作ってアレンジをしてってというテーマだったんですけど。
鈴木貴雄:多少、演奏していて恥ずかしい瞬間もありますよ(笑)。昔のユニゾンが得意としていたタイプの曲なんで、その頃を思い出してしまうというか。
斎藤宏介:青春丸出し感はあるよね(笑)。
田淵智也:出てくるアレンジも、”いやぁこれは旬じゃないでしょ”、みたいなものが、どうしてもしっくりはまってしまったり(笑)。曲が呼んだっていうことなんでしょうけど。一時期は、こんな暗い曲を書くのも嫌だって、意識的に止めていたんですけど、でも、だからって作れないわけじゃないところを見せたかったんですよね。
EMTG:そして3曲目には、ライヴでやり続けてきた「誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと」も収録されています。
田淵智也:それは、僕の中では確信の一曲というか。『Populus Populus』は、自分のやりたかったポップ感や、世の中に対する疑問を、ほぼ理想的に詰め込めたアルバムだったので、このやり方はどうしても世の中に届いて欲しくて。まだ届いていないなら届くまでやりたいとさえ思っていて。この曲は、そのメッセージ感に一番近いんです。最初、あんまりチーム受けはよくなかったんですけど「ライヴでやれば大丈夫だ!!」って言って、やっていたら、バンドの中でもいい化学反応が起きる曲になったんで、よかったなって。
斎藤宏介:ライヴでやることによって、”この曲ってこうだったんだ…”って、理解できる部分があったり、考えが変わってくる部分がありましたね。だから、ライヴしないままレコーディングしていたら、全然違ってたと思う。
田淵智也:10年後とかにもライヴでやりたい曲になったんですけどね、カップリングに入るとね……(苦笑)。
鈴木貴雄:でも、この曲は既に鉄板の位置にいるから、しばらくはやると思います(笑)。
EMTG:ツアータイトルにもなっているくらい、大事な曲なんですね。
斎藤宏介:そうなんです。あと……タイトルが長いと目を引くから(笑)。
EMTG:確かに(笑)。そのツアーのファイナルは渋谷公会堂ですね。ステージが大きくなると、やってみたい演出も増えていくんじゃないですか?
鈴木貴雄:炎とか、出してみたいですね。
斎藤宏介:俺は空を飛びたい(笑)。
EMTG:想像以上に派手な演出の方向性ですね(笑)。じゃあ、渋公でも期待しちゃいますよ。
田淵智也:しまった(笑)。
鈴木貴雄:逆に今のタイミングではやらないっていうこともあるし(笑)。でも、必ず楽しいものにしますよ!

【取材・文:高橋美穂】

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リリース情報

流星のスコール 初回盤

流星のスコール 初回盤

2012年07月25日

トイズファクトリー

1. 流星のスコール
2. さよならサマータイムマシン
3. 誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと

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僕、バカリズムと、ラーメンズと、バナナマンが三大好きなお笑いで。今まで「握手して下さい」って言った有名人は、バカリズムと、ラーメンズの片桐さんだけなんですよ。”ミュージシャンには、負けたくない!!”気持ちも強いんで(笑)、憧れている人でもなかなか「握手して下さい」って言えないんですけど、お笑いの人ならすんなり言えるんです。それで、こないだ偶然コンビニで(バナナマンの)日村さんを見て、話しかけるか凄く悩んだんですけど、かなりプライベート感が出ていたんで、やめておきました。いつか仕事で会えた時に、「あの時、コンビニで見ましたよ」と言おう、”そこまで頑張ろう!!”って思いました(笑)。

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おくらを自分で料理したことがなかったので、そのまま食べていいのか迷ったんですけど、最初に出てきた結果に、「生でも食べられる」って書いてあって。でも、茹でるのが普通らしいので、結局茹でてサラダにして食べました

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タンバリン 選び方

レコーディングのタンバリンも生にこだわってるんですけど、最近エンジニアさんにいいタンバリンを教えてもらって。”いいタンバリンは音も違う”ことを知ったんで、一応ネットでも調べて、そこから楽器屋で試打して、いいものを買いました。大きく分けると木とプラスチックなんですけど、木はよく鳴るけど壊れやすい、プラスチックはスティックでも叩けるからライヴでも使える、っていう。あと、鐘の部分も、鉄の配合率で、不純物がないものほど音がいいとかあって。タンバリンも奥が深いですね(笑)


■ライブ情報

「KOBE Goodies Collection スペシャル!!! -神戸VARIT.8th Anniversary-」
2012/07/26(木)神戸VARIT.

音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2012「響鳴2012」
2012/07/31(火)音霊 OTODAMA SEA STUDIO

rockin’on presents ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2012
2012/08/03(金)国営ひたち海浜公園

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO
2012/08/11(土)石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ

『ロックのほそ道』
2012/08/17(金)仙台サンプラザホール

SUMMER SONIC 2012
2012/08/18(土)舞洲サマーソニック大阪特設会場

MONSTER baSH 2012
2012/08/25(土)国営讃岐まんのう公園内 芝生広場

QUIET ROOM 2012 -晩夏の鐘-
2012/08/30(木)ル テアトル銀座

TREASURE05X ~dancing colorz~
2012/09/01(土)愛知 蒲郡ラグーナビーチ

秋の全国ワンマンツアー決定!!
2012/09/27を皮切りに、
2012/11/10 大阪なんばHatch
2012/11/11名古屋CLUB DIAMOND HALL
2012/11/18渋谷公会堂
を含む、全国18ヶ所!!

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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