ゆず、ニューシングル「また明日」は、ドラマ『浪花少年探偵団』の主題歌。

ゆず | 2012.08.08

EMTG:「また明日」はテレビドラマ『浪花少年探偵団』の主題歌になっています。そのことは念頭において作ったのですか?
岩沢:ドラマの主題歌のお話をいただいて、そこから曲作りに着手しました。まずドラマの資料とDVDをいただいて、資料を読み始めたんですが、これはあまりそっち側に寄せて作らない方がいいなと思ったので、途中から資料を読むのをやめ、DVDもチラッと観るだけにしておいて、最初にパッと思い浮かんだイメージを大切にして作っていきました。
EMTG:それはどんなイメージだったのですか?
岩沢:ノスタルジックなイメージだったんですが、ほのぼのとしたものではなくて、そこに青々しいビートに乗せたらどうなるんだろうって、ある種、実験的な感覚もありました。ゆずとバンドサウンドのエネルギーとを融合したらどうなるんだろうって。しばらくそういうのをやってなかったんですが、15周年を経た今ならば、ハマるんじゃないかと思ったんですよ。
EMTG:確かにこの曲って、ノスタルジックでありながら、エネルギッシュでもありますよね。
岩沢:いい意味での青臭さ、初めてレコーディングした時のような青々しさを出しながらも、その裏側には15年やってきたゆずがあるというという二面性をサウンドでも表現したかったんですよ。聴く人によって、懐かしさを感じたり、新しさを感じたり、様々な反応が返ってくる曲かもしれないですね。
EMTG:北川さんは最初に聴いた時、どんな印象を?
北川:最初にデモで聴かせてもらった時はもうすこし牧歌的でノスタルジックな部分が強かったんですよ。アレンジが変わっていく過程で、新たなテイストが加わっていって、より色んなものが共存する歌になっていった。ノスタルジックな要素もあるし、前に進んでいくエネルギーもある。もともとゆずが持っていたものもあるし、今のゆずだから表現出来るものもある。それらが共存する感じがいいなと思いました。僕個人としては、淡い色なんだけど、その色をさらに強く伝えていくにはどうしたらいいのか、その後押しをしていけたらという気持ちでレコーディングにのぞみました。
EMTG:この曲を聴いていて、“また明日”ってこんなにいい言葉だったんだって再確認しましたが、歌詞を書く上で心がけたことは?
岩沢:一番気をつけたのはラヴソング側には行きたくないってことですよね。“君”が登場すると、ついそっちに行きがちになるけれど、この歌の対象はそうではなくて、友達だなって思って。自分達は35才なんですけど、子どもの頃に、友達と普通に約束もせずに遊んでいたなって。
EMTG:その頃は携帯電話もスマホもないですもんね。
岩沢:そうですよね。でも次の日学校に行けば、当たり前のように会えたし、ごく普通に「また明日」って言えていた。でも果たして今、「また明日」って言ってるのかなって。仕事で言うことはたまにあるんですが、それ以外では言ってないんじゃないかなって。そんなことを思い始めて、テーマに着手したんですが、作っていく上で大きかったのは同窓会に出席したことだった。20年ぶりに岡村中学校の同窓会をやったんですが、20年ぶりに会うヤツも結構いて。僕らは20才とか21才くらいでゆずになって、ゆず道を歩いてきたんですが、これから先、ずっと会わない人もいるんだろうなと思っていたんですよ。そこで20年ぶりに再会したあの感じが新鮮だったというか。それぞれ道は違えど、歩んできて、またここで会えることもあるんだなって。僕らだけが悩んでやってきたわけではなくて、みんなそれぞれにやってきての今なんだなって実感したり。そんな体験も踏まえて、タイムスリップというか、子どもの頃の思いと今の思いと両方詰め込むことが出来たなと思ってます。
EMTG:懐かしくて新しいというのは久々に寺岡呼人さんがプロデュースしていることとも繋がってきそうですね。
北川:岩沢くんの同窓会の話にも通じると思うんですが、ここ最近、呼人さんと一緒にやってなかったんですけど、僕らもその間、頑張ってきたし、呼人さんも自分の活動をやってきたことを経て、再会したというのが良かったと思うんですよ。そうそう、この感じというのもありつつ、新鮮さもありつつ。そういう意味でも曲とシチュエーションがぴったり合ってましたね。
岩沢:今回は呼人さんしかいないな、一緒にやれたらいいなと思っていたんですよ。スタッフ含めて満場一致だった。知らない仲ではないし、直接自分の口で伝えたかったので、電話でお願いしました。便利になったのか、実はレコーディングの本チャン録りまで呼人さんと会わずにアレンジが進んでいったんですよ。「ここはこうした方がいいよね」って電話とメールでやりとりをして、「じゃあ本チャンよろしくお願いします」って(笑)。
EMTG:こんな感じでやりたいというキーワードはありましたか?
岩沢:僕が最初に提示したのは“ネオ・ジュンスカ”っていう言葉でした(笑)。いわゆるジュンスカのその先みたいなことを呼人さんがまさにやられていたので、そのテイストを盛り込みたいと思ったんですよ。昔のジュンスカではなくて、今の感じを入れたいなって。実際にはやればやるほど、ジュンスカ方向ではないところに行き着いたんですけど。呼人さんの中にあるもうちょっとフォーク寄りなイメージに近づいた。でも最初の段階のオーダーはそんな感じでした。
EMTG:寺岡さんと一緒に作っていて、新鮮だったことは?
北川:今回、呼人さんがレコーディングでベースを弾いてるところを久々に見れたのが結構うれしかったですね。以前は呼人さんとやっていても、ベースはミュージシャンを呼んでやることもあったんですけど、最近すごくベース弾いてるじゃないですか。今まではプロデューサーの寺岡呼人さんだったんですけど、久しぶりに会ったら、プロデューサーでもあるけど、プレーヤー的な感覚もすごくあった。最後の“また明日?”のところは呼人さんのアイディアなんですけど、そういうのって、実際にライヴをやってるからこそ、出てくるものだと思うんですよ。セッションしながら、ざっくり掴んでいく感じも新鮮でしたね。以前、呼人さんとやる時は「お願いします」って感じだったんですけど、今回は自分たちの意見、主張も出来ていて、一緒にやれた喜びを噛みしめながらやってました。
EMTG:3人でバンド的にやっていく感覚もあったわけですね。
北川:ベースが一緒に歌ってる感じが良かったですね。
EMTG:久々にやって、そうそう、この感覚みたいなところは?
岩沢:アレンジを進めていく中で、当然この後、オレはここでハーモニカを吹くなとか、ここはこういうフェイクがほしいねとか、ここはこういうソロがあったらいいねって、自然に聞こえてくる音が結構あって、しかもそのイメージをスタジオにいるみんなが共有出来ているところがおもしろかったですね。阿吽の呼吸じゃないですけど、かゆいところに手が届いたレコーディングだった。
EMTG:サウンドも懐かしさと前向きさとが見事に共存しています。
岩沢:呼人さんが歌詞をすごく読んでくれて、歌に沿ったアレンジをしてくれたんですよ。抜きさしみたいなものをやりすぎると、普通になっちゃう曲でもあると思うんですが、あまりやりすぎないさじ加減が絶妙だなと。寺岡呼人ワークスっていう。昔はそれをただただ見てるだけだったんですが、今はそれを横並びで見られるというのもうれしかったですね。
EMTG:歌もギターも、勢いと味わいとが両立してますよね。
岩沢:歌に関しては、淡々とした中でドラマを作るみたいなイメージでした。ひょうひょうと歌ってるようで、キーが高かったりするので、気を抜けない。でもそこを見せない。高いんだけど、高くないよ、みたいな(笑)。
EMTG:ハーモニカも伸びやかでいいですよね。
岩沢:一番時間がかかりましたね。
EMTG:苦労したポイントというとは
岩沢:納得いく基準点が自分の中でちょっと違っていたので、リトライを重ねたんですよ。結局ファーストテイクがいいんじゃないかってことになったんですが、こういう感覚も懐かしいなあって。
EMTG:北川さんはどんな意識で歌と演奏を?
北川:普通になったらイヤだという意識があったので、コーラスにしてもなるべく普通にならないように微妙なところを作っていきました。淡々と歌ってる人に対して抑揚を作っていけたらいいなって。時々前に出たり後ろに下がったり。最近思ったんですけど、僕はドラマー出身なので、アコギから入った人と違うんだなって感じがしていて。呼吸をドラマーの人に合わせていくところがあるんですが、そういうふうにして、この曲のビート感を陰で自分が貫ければいいのかなと思っていました。
EMTG:岩沢さんはギターに関しては?
岩沢:同じ思いですね。普通になりたくないというか、普通にやったら普通になっちゃうので、ゆずが弾いたらこうなるだろうというところを追求していきました。
EMTG:冒頭と最後のギターのハーモニクスも印象的です。ちょっとチャイムにも似ているような。
岩沢:チャイムのイメージでとらえてもらっていいんですけど、偶然、チューニングの途中で鳴ったんですよ。不思議な音階が出来たなと。偶然鳴ってしまったものから生まれた曲でもあるので、最後までその音が残ってうれしいですね。
EMTG:レコーディングの雰囲気はどんな感じでしたか?
北川:スタジオに楽しいものがいっぱいあるんですよ。先輩の家に遊びに来た的な(笑)。マンガ本とか、ギターとか。CDのジャケット見たりして、リラックスした中でレコーディングが出来たので、楽しかったですね。この5年間、すごい緊張感の高い中でやってきたし、ドーム公演もプレッシャーはあったので、少しホッとして、いい意味でリラックスして、作れたなって思ってます。
EMTG:2曲目の「改札口」もとても染みてくる曲です。これはどんな時に作ったのですか?
北川:今回は完全に詞先で作っていきました。最近は同時に作ることが多かったんですけど、手元に楽器がなかったし、いつもと違うノートだったので、あまり気にせず作ろうと思って、書いてるうちに出来たんですよ。この曲はとにかくノー・プレッシャーで作った。ビリッと気合いを入れて書く曲ではなくて、自分をほったらかしたら、出来ちゃうような曲を書きたいなと思っていて。「また明日」はまた会える喜びが伝わってくる歌なんだけど、僕はまた会えるかどうかわからない切なさを歌いたいなって。大人になると曖昧なことが増えてくると思うんですけど、曖昧だけど切なくなることを書ければいいなって。15周年のドーム公演でカップリング曲も結構やって、再発見したこともあって、あの肩の力の抜けた感じがいいなと思って。カップリングいいなと思って作りました。
EMTG:この曲を聴いて、岩沢さんはどう思いましたか?
岩沢:デモを聴いての第一印象はこれでいいじゃんってこと。僕の入る余地はないなって。それぐらい出来あがってたんで、たまにハモらないほうが美しいかもしれないなって真剣に考えました。
EMTG:でもこの薄く入っているコーラス、素晴らしいですよ。
岩沢:結局そうなったんですが、最初の印象はハモんなくてもいいかなって。それぐらい完成度が高かった。とはいえ、なんかやんなきゃな、どこでどう寄り添えるかなってとこからスタートしました。
EMTG:2コーラス後Bメロで入っている厚みのあるコーラスも新鮮でした。
北川:10周年の時に小田和正さんと一緒にやらせてもらって、対旋律という裏メロを作る技法を知ったんですが、その時はさっぱりわからなかったんですよ。その後も密かにちょいちょい取り入れてはいるんですけど、公には取り入れてなくて、5年たって、対旋律をやってみようってトライしたら、出来たという。5年前には出来なかったことが出来るようになっていました。
EMTG:サウンド面では、アナログ楽器の様々な音色が入っていて、緻密で繊細で深みのある世界になっていますね。
北川:野間康介くんというゆずのバックもやってくれた若手のアレンジャーがいて、彼と電話とメールでやりとりしながら作っていきました。「また明日」のキーワードを聞いてたわけではないんですけど、同じように、“ノスタルジー”というキーワードがあったんですよ。オルガンの音色もエルトン・ジョンの初期とか、そういう洋楽テイストがあるといいなと。野間くんって、すごく緻密な音作りをするんですよ。僕は「陰湿なアレンジ」と言っているんですけど(笑)、細かく詰めていくとこが好きで、そのいいところはもらって、過剰なところは間引いて、作っていきました。
EMTG:「桜木町」という歌もありましたが、「改札口」の舞台は関内で、徒歩圏内です。
北川:実際良く歩いてる舞台なんで、関内駅が好きなんですよ。あのあたりでバイトしてたせいもあるかもしれないけど。
EMTG:関内駅って、改札出たら、すぐ外に出ますよね。
北川:そうなんです。あの改札口ってちょっと不思議で、半分外半分中みたいな構造で。駅の構内って、普通は季節感を感じないじゃないですか。でも関内駅は抜けてるから四季を感じる。待ち合わせすると、冬はえらい寒いし、夏はえらい暑い。
岩沢:吹きっさらしだよね。
北川:そうなんだよ。きっと夏と改札口という言葉から関内駅で待ち合わせした時のこと思い出しちゃったんですよね。
EMTG:このシングル、初回限定盤にはなんと、京セラドームで演奏した未発表曲「うすっぺら」と「おじや」が入ってます。これはリスナーにとってはうれしい収録ですね。「うすっぺら」は路上時代からやっていたナンバーで、『LIVE FILMS ふたり』にも収録されていますね。
岩沢:これは路上時代によくやっていた曲なんですが、『LIVE FILMS ふたり』では2番から収録されているんですよ。そのせいか、歌本なんかでも2番から書かれていて、しかもちょいちょい歌詞が間違っていたりしたので、それがやっと訂正出来るという。ずっと違うよと思っていたので、いい機会だなと思いますね。
EMTG:こんな名曲が未収録で残っているなんて。
岩沢:残ってましたね。
EMTG:パンクなゆずの要素も入った曲ですよね。
岩沢:本人たちは意識してなかったんですが、路上たたき上げの道ばた精神というか、路上魂というか。それだけは負けねぇぞっていう、それしかなかった時代の遠吠えみたいなものですね。それが今思い返してみると、いいのかなと。
EMTG:刺さりつつ、染みつつという感じですね。北川さんはこの曲に関しては?
北川:懐かしいっていう気持ちがまずあって。久しぶりだなって。岩沢くんが遠吠えって言ったけど、35になり、いろんなこともわかってきて、19の頃の歌ってる言葉って、確かに遠吠えだなって思う気持ちもあるし、その時の自分たちに対するリスペクトもあるし。今は絶対なくなってる部分もあるだろうし。今、歌う側としてもその2つの気持ちで歌っていた気がしますね。
岩沢:ドーム公演で、2曲とも結構大変だったのを思い出しますね。「うすっぺら」も「おじや」もどうやってもいいんですよ。大元は自分たちの中にあるけど、皆さんは知らないわけですから。お化粧することも出来たけれど、あえてそのまま出したっていうのはわりといい勇気だったなと(笑)。
北川:ハモりの微妙なところ、ここでこういくかっていうのもほぼ再現しました。
EMTG:「おじや」は2005年発表のファンクラブ限定販売のDVDに入ってる曲でもあります。
北川:年越しライブでやったのは覚えていますね。作ったのは2003年の年末。アルバムでいうと、『1?ONE?』の制作に入るちょっと前に作りました。
EMTG:気持ちがそのまま歌になった曲ですね。
北川:僕を育ててくれたおばあちゃんが入院していて、その頃に年越しライブのリハーサルをしていたんですが、家にいる間に曲が出来ちゃったんで、岩沢くんにリハーサルのときに「新曲やりたいんだけど」って言ってやらせてもらったんですよ。
岩沢:1回こっきりしかない年越しライブで、いきなり新曲を振られて、マジかよってすごい緊張感ありました。歌詞とか全然覚えられないんですけど(笑)。当時はホントに寄り添ってる感じ(笑)。
北川:「うすっぺら」も「おじや」もアルバムに入っててもいい曲なんですが、タイミングってあるんですよ。「おじや」の場合はおばあちゃんが年明けに亡くなってしまって、その後に「白鳥」という曲を作ったので、「おじや」は自然に歌う機会がなくなっていった。でもこういう機会だし、久しぶりに歌おうかなって。
EMTG:京セラドームで歌っていて、感じたことというと?
北川:「うすっぺら」をやってる時と共通しているんですけど、そのときに湧き上がった感情だけで歌ってることへのちょっぴり恥ずかしい気持ちと、そうやって出来た曲のすごさを感じながら、やってましたね。
EMTG:まわりでたくさんの人が泣きながら、聴いていました。
北川:個人的な歌だし、作った時は多くの人に聞かせようという気持ちはなかったけど、共感してもらえる歌になっているのかなと。聴き所は、京セラドームは初日ということもあり、曲を締めるときの2人のちょっとしたタイミングの違いですね(笑)。
岩沢:スリリングな終わり方になってますね。東京ドームはそうでもないんですけど、2曲ともメインボーカルを取ってるほうと取っていないほうの差が激しいです(笑)。
北川:でも京セラドームは初日ならではの鮮度とレア感があり。
EMTG:シングルのジャケットに映っているのはマリンタワーですか?
岩沢:テーマがノスタルジーというのもありつつ、デザイナーさんが僕らもよく知ってる昔のマリンタワーを提示してくれたので、これはすばらしいなと思って、これですって指さしちゃいました(笑)。ジャケットのは赤と白ですが、今のマリンタワーは銀色ですね
北川:ノスタルジー、横浜、ゆずみたいなことのを1つにするとこういう形になったということですよね。
岩沢:実際に写真をお借りして、5m四方くらいに引き延ばして、その前で撮るというおもしろい手法で撮影しましたね。これぐらいの合成、今の時代、いけそうな気がするんですけど、これもこだわりであえてそういうやり方で撮影しているという。それはちょっとおもしろい手法だなと思います。
EMTG:シングルリリース後には、“YUZU LIVE CIRCUIT 2012?二人で、どこへでも?”と“YUZU LIVE CIRCUIT 2012?みんなと、どこまでも?”と2本のツアーがあります。
北川:当初はドーム公演だけで15周年のお祭りをやりきっちゃおうかなと思っていたんですけど、みんなに来てもらったことがすごくうれしくて。僕らもみんなのところに行って、15周年の感謝の気持ちを伝えにいきたいなって途中から思い始めて、リハをやりながらだったんですけど、急遽会場も無理を言って押さえてもらって、今度はオレらが行こうって決めました。こういう機会なんで、普段ツアーで行けない場所にもいきたいと思ったんですよ。昔、最初に体育館ツアーをやった横浜文化体育館とか、いつもと違った場所がいい。記念ライブなので、ドーム同様楽しく一緒に盛り上がってもらえればいいかなと思ってます。
岩沢:「FUTATABI」もそうだったんですが、ゆずをやっていく上で、2人だけの弾き語りは欠かせない大事な要素だし、やったことで得たものは大きかったので、今回も少しだけでもいいから、そういう形で回りたいなって。弾き語りツアーがあって、バンド編成でのツアーがあるという方が我々的にもやりがいがあるし、もっとやらなければという思いが強くなるという。カウントダウンライブも久しぶりにやるんですよ。北海道で年を越したことがないんで、それも含めて楽しみですね。
EMTG:ツアーは来年2月まで続いていきます。15周年で区切りをつけた後も、全然止まらず走っていますね。
北川:よりマイペースでいいかなと。いいものをちゃんと作って、1本1本のステージを大切にしていきたいですね。
岩沢:タイトルにもあるように、『YUZU YOU』というベスト盤ありきのツアーなので、ドーム公演の内容を完全に再現するとかではなくて、その会場ならではのライヴにしていけたらといいなと思っています。そこにベスト盤の感じとか、ドーム公演の感じをどう織り込めるかが楽しみですね。それプラス、ステージに立つことで見えてくるであろう、次なるものを模索しながら、旅をしていけたらいいなと思ってます。

tag一覧 シングル 男性ボーカル ゆず

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リリース情報

また明日【初回盤】

また明日【初回盤】

2012年08月08日

トイズファクトリー

1. また明日
2. 改札口
3. うすっぺら (2012.5.26 Live in 京セラドーム大阪) (未収録曲)
4. おじや (2012.5.26 Live in 京セラドーム大阪) (未収録曲)

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お知らせ

■ライブ情報

YUZU LIVE CIRCUIT 2012 YUZU YOU~二人で、どこへでも~
10/24(水)横浜文化体育館
10/29(月)長良川国際会議場
10/31(水)下関文化会館
11/02(金)奈良100 年会館

YUZU ARENA TOUR 2012-2013 YUZU YOU~みんなと、どこまでも~
【2012】
12/08(土)マリンメッセ福岡
12/09(日)マリンメッセ福岡
12/15(土)仙台セキスイハイムスーパーアリーナ
12/18(水)日本ガイシホール
12/19(木)日本ガイシホール
12/22(土)さいたまスーパーアリーナ
12/23(日)さいたまスーパーアリーナ
12/30(日)北海きたえーる
12/31(月)北海きたえーる
【2013】
1/06(日)朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
1/12(土)神戸ワールド記念ホール
1/13(日)神戸ワールド記念ホール
1/16(水)広島グリーンアリーナ
1/19(土)大阪城ホール
1/20(日)大阪城ホール
1/22(火)大阪城ホール
1/26(土)サンドーム福井
2/02(土)静岡エコパアリーナ
2/08(金)横浜アリーナ
2/10(日)横浜アリーナ
2/11(月)横浜アリーナ
2/14(木)横浜アリーナ

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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