miwaのニューシングル「ヒカリへ」は、小栗旬・主演の月9主題歌!

miwa | 2012.08.20

 デビュー以降、コンスタントなリリース、バンド・スタイルの全国ツアー、そしてアコギ弾き語りの全国ツアーと、充実した活動を展開しているmiwa。
 彼女からニューシングルが届いた。
 既に連続ドラマ「リッチマン、プアウーマン」(フジテレビ系・月曜9時?。出演・小栗旬、石原さとみ、他)の主題歌としてオンエアー中の「ヒカリへ」。初めて4つ打ち&エレクトロを取り入れ、サウンド的には、自他とも認める新境地となったこの曲には、22歳のリアルな視点で、今の現実を見詰めた気持ちが詰め込まれている。

EMTG:新曲「ヒカリへ」のジャケット、素敵ですね。通常盤のフライングVを抱えてるジャケ、カッコイイ。
miwa:これはツアー中に、誕生日プレゼントでいただいて。舞台チームの皆さんからいただいて。ツアーの途中から使い始めて。この夏もフェスでも使ってます。
EMTG:今回の曲は、ドラマの台本を読んでイメージを膨らませ、作っていったそうですね。台本を読んで感じたことは?
miwa:ネットが普及して、ツイッターやフェイスブックなどで、世界中のいろんな人とつながっているんだけど、実は、直接会って話したりとか、隣りの人との近所付き合いとかが無くなっている……そういう世の中を表しているなぁって、感じたんですよ。それから、ヒロインの女の子が、私とおない年の大学4年生で。東大なのに就職が決まらなくてとかってところもリアリティがあった。私も、就活で友達に相談受けてたりして、4年生の大学に進学したのに、就職決まらなくて、休学を選択している子もいたんです。だから、ドラマなんだけど、すごく自分の身近にあることだなと思って、ものすごくリアルに感じたし、共感できたんですね。で、そこに合う曲って考えた時に、今の音楽シーンを取り入れたいな、音楽でも今を表現したいなって思ったし、歌詞も、今の世の中を現わすようにしたいと思ったんです。だから、いつもと違う感じになってもいいなと思って、挑戦する気持ちで、作っていきました。
EMTG:今の音楽シーンって考えた時に、出てきたアイデアが4つ打ちだった?
miwa:そうですね。エレクトロが流行っているって、結構前から思っていて。そのエレクトロをどう取り入れるかっていうのが、私の中のアレンジの勝負だったし、ひとつのポイントだったんです。私は、元々、キャロルキングとかシェリル・クロウとか好きで。アメリカンな乾いたサウンドが好きだったんですけど、ちょっとこのドラマの温度感と合わないなと思ったんですよ。結構、土臭いっていうか、人間くさいから。そうじゃなくて、このドラマには、もっとクールな……スタイリッシュなものを感じたし、未来感があるのがいいなと思った。だからバンドサウンドの中にエレクトロのサウンドも入ってて、クールだし、スタイリッシュだしっていうのが浮かんだんですよね。もう、これまでの自分の音楽とは、別物でもいいなって思ったんですよね。全体的なイメージになるんですけど、フレーズをループさせて、浮遊感を出したい、みたいなのは、最初からありましたね。
EMTG:元々もっていたイメージを、具体的なサウンドではなく、映像や絵に例えることはできます?
miwa:夜の高速道路の光。だからスタジオで作っていて途中で“これでいいのかな?”って思った時には、画像検索をして映像を見て“あぁ、これこれ”と思ってやってました。光がぶれてる感じというか。早すぎて遅いというか。時代が早すぎて、置いていかれている部分がある、そういうイメージともすごく自分の中ではリンクしてて。だから夜の高速道路の景色が、この物語をすごく象徴してるし、曲も象徴してると思って、夜の高速道路の映像を見てましたね。
EMTG:夜の高速道路の映像に相反する要素を感じた、と。
miwa:そうなんです。二面性を感じたんです。
EMTG:では、冒頭でも話に出ましたが、コミュニケーション方法が、ネット中心になっていて世界中とつながっている、その反面、隣りに住んでいる人と直接会ったことない……こういう二面性は、miwaさんの中では、両方とも俯瞰で同じように事実として捉えている感じ? それとも、それぞれに、違う解釈がある?
miwa:まず、私自身が、ツイッターとかフェイスブックとかやってないんですよね(笑)。周りは本当にみんなやっていて。“なんで、ラインやらないの?”とか、しょっちゅう聞かれるくらいで。やっているのが当たり前過ぎるんですよね。でもやってない人間からすると、逆に止まっているように感じて、それでいいのかって思う部分とかはすごくあるんですね。便利なんだろうけど、それでいいのって思っちゃう部分が、正直あるんですよね。あと、就活の相談された時に思った事なんですけど、とっても今、便利な世の中なはずなのに、漠然と将来に不安をかかえているな、と。でも1日だけをとってみれば、何ひとつ不便なく、大きな不満もなく過ごせている。それぞれストレスとかはあると思うけど、明日困る、みたいな状況ではないとも思っていて。だから、この漠然とした不安はなんだろうと思って、そういうのも吐き出したいなと思ったんですよね。
EMTG:なるほど。では、そういう漠然とした不安を感じる世の中に生きているmiwaさんが、デビュー以降、作品やライヴなどを、ハイペースで展開できているエネルギーになっているものは何ですか?
miwa:……やっぱり、音楽をやってる事が好きだし、音楽をやっている自分も好きだからだと思います。そうやって作っている自分の音楽に、共感してくれている人がいるのも嬉しいし、音楽を通して、いろんな人と出会う事ができるっていうのも嬉しい。やっぱり好きで、自分が楽しいと思っている事に対して、聴いたり見たりした人が、同じ気持ちになってくれる……これが、自分にとって一番幸せな形なんじゃないかなと思うんですよね。例えば、私もエネルギーが無くなるというか(笑)、立ち止まっちゃう事もあるけど、そういう時は、ファンの人からエネルギーをもらって、そこが原動力になって次、頑張る事もあるし。逆に、ライヴに来てエネルギーをもらっていく人、もっというと、ライヴに行くって事自体を目標に頑張ってライヴに来てくれたかもしれないって思うと、それがすごく、私の光にもなってるから。
EMTG:ライヴに来る人も含め、お互いの光になってる。
miwa:そうなんです。だから、光の受け渡しじゃないけど、吸収したり、反射したりするっていうのが光なんですよね。そこは人間でも同じだなと思って。自分で発光出来ない時は、他の人の光をもらって輝けばいいし、自分がエネルギーがあって発光できる時は、誰かを照らして、その人が輝けるようにすればいい。例えば、月は太陽の光を受けて輝いているわけじゃないですか。そういう風に、自分で輝けない時は、もうダメだじゃなくて、光はもらってもいいもんなんだよって言う風に、考えたんです。今までは、自分でなんとかしなきゃって考えてたんだけど、そうじゃない。みんな、自分だけでは輝けない時って、絶対にあるから。それで、なんとかしなくちゃってもがくと、余計に苦しくなる時もあるから。そういう時は、誰かを頼ってみたりとか、誰かに励ましてもらったりとかすればいい。そうやって、人と人との関係って出来ているんだなっていう。家族とか友達とか、その時のためにいるって部分もあるんだろうなって、そういうことを曲を作りながら感じて。こういう部分が、今の世の中、薄くなっている時があるので、そこを少し見直したいなぁっていうのがあったんですよね。
EMTG:新曲のタイトル「ヒカリへ」は、そういう思いも込められていたり?
miwa:そうですね。もちろん、相手の事を思う気持ちっていうのは、いろいろあるわけで。そういう見えない思い……直接言えなかったり、相手に届かなかったものが、すごくいっぱい溢れているのに、この思いどこにいくんだろうって考えたりもして。この思いがちゃんと伝わっていたら、もっと世の中に人の思いが回っていくと思ったし、自分はそうありたい、世の中もそうあったらいいという願いを込めて、このタイトルをつけました。
EMTG:そういう見えない思い、自分の思いだけでなく他人の思いも感じて、楽曲にしていきたいという気持ちはありますか?
miwa:すごく……ありますね。だから人の思いに敏感でありたいです。
EMTG:9月から弾き語りツアー「miwa acoustic live tour 2012“acoguissimo 2」も始まりますね。
miwa:はい。アコギの弾き語りツアーは、去年からスタートしたんですよね。で、今年は去年行けなかった場所に。また修行みたいな旅になると思うんですけど(笑)。去年よりはもうちょっとリラックスして、アットホームにしていきたいなと思ってますね。例えばMCでも楽しくやりとりできたら、歌もより気持ち良く聴いてもらえるだろうなって思ってて。会場が小さいから、お客さんの顔も本当にはっきり見えるし。もう……目の前のお客さんに関しては、一緒に歌っている声までしっかり聴こえてきて(一同笑)。聴いて、全部歌詞を覚えてるの、すごいなと思いながら、歌ってます(笑)
EMTG:お客さんから“新曲「ヒカリヘ」やってー!”って言われたらどうします? アコギバージョンにしないといけないですよね?(笑)
miwa:そうですね(笑)。でもそれは大丈夫だと思います。コード進行もシンプルだし、ゆっくりバージョンもあって、それで聴いても、大丈夫なメロディだから。ゆっくりバージョンだと、結構、切ない(笑)。だから、いけるかな、と(笑)。

※その後、8/14オールナイトニッポンでアコギ弾き語り、8/14めざましライブでmiwaのアコギとキーボード、パーカッションで、「ヒカリへ」を演奏しました。

【取材・文:伊藤亜希】

tag一覧 シングル インタビュー 女性ボーカル miwa

リリース情報

ヒカリへ(初回生産限定盤)

ヒカリへ(初回生産限定盤)

2012年08月15日

ソニー・ミュージックレコーズ

1. ヒカリヘ
2. Napa
3. HiKARiE Remix ~English version~
4. ヒカリヘ ~instrumental~
5. 僕が僕であるために

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暑中見舞い 時期
オールナイトの大先輩のオードリーさんに、シングルをお渡ししようと思っていて、何かひと言添えよう……って考えていたら、暑中見舞い、残暑見舞いの時期だから、時期的に、そこは書いた方がいいかな、と。それで調べました。


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音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2012
スキマスイッチ×miwa

2012/08/22(水)音霊 OTODAMA SEA STUDIO

MONSTER baSH 2012
2012/08/25(土)国営讃岐まんのう公園内 芝生広場

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2012/10/13(土)山形ミュージック昭和SESSION
2012/10/14(日)秋田クラブスウィンドル
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2012/10/21(日)宮崎SR

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