最新ツアーでも各所大好評! 東京カランコロン史上最速のナンバーがいよいよリリース!!

東京カランコロン | 2013.07.05

 今年2月にリリースしたメジャー1stアルバムが大好評の中、早くもニューシングルが完成! タイトル曲「16のbeat」は、先日行われた全国ツアーでも毎回演奏されて、各地のファンを盛り上げていたナンバー。疾走感溢れるサウンドと、「東京カランコロンの曲を16歳の少年がギターでコピーする」というユニークな切り口の歌詞が楽しい。そして、カップリング曲の「It’s more wonder」と「頭から離れないかも」も、東京カランコロンらしい粋なヒネリを利かせた仕上がりだ。3曲の制作の背景やこめた想いを、いちろー(Vo & G)とせんせい(Vo & Key)に語ってもらった。

EMTG:「16のbeat」は、どういう背景から生れたんですか?
いちろー:「ドラムのむー氏(かみむー氏)に、今まで叩いたことのないくらいの速さの16ビートを叩かせてみよう!」っていうチャレンジから始まりました(笑)。
EMTG:そんなサディスティックな制作の経緯を聞くのは、生まれて初めてです(笑)。
いちろー:むー氏は「腕がもげる!」って言ってました(笑)。そこから曲ができていったんですけど、「16ビート」から「16歳の少年のことを描いたらいいかも」と思いつきました。それで、東京カランコロンの曲をギターでコピーしてる少年の曲になっていったんです。
せんせい:アルバムまではずっと制作が詰まっていたから、「落ち着いてセッションで曲を作りたい」っていう想いが5人の中ですごく高まっていたんですよ。久しぶりにこういう作り方をしたので、全員のテンションも高かったです。
いちろー: この曲は、4月のツアーで毎回やってたのも大きいです。ライブで演奏する度にブラッシュアップされてたので。レコーディングをしたのが、ツアーファイナルの赤坂BLITZの直前。完成形が自分たちの中で見えてたので、「ライブでやってる、あの勢いをそのままCDに入れられないかな?」って思ってました。だから敢えてライブのテイクを聴きながら録ったりもして。聴きながら「ライブだとこんなに速くなってるんだ!」とか(笑)。
EMTG:かみむー氏の腕が危ない(笑)。
いちろー:そう(笑)。プリプロの段階で「もう無理だ!」っていうテンポでやってたはずなのに、ライブだとさらに速くなってたから「もっと速くできるじゃん!」ってなっていったんですけど(笑)。
EMTG:(笑)衝動的なエネルギーが入っている曲ですし、こういう歌詞ですから、ぜひ全国のギター少年たちにコピーして欲しいですね。
いちろー:それはすごく想像しながら作りました。だからあまり変なエフェクターは使わないようにもしたり。でも、フレーズは東京カランコロンらしいですよ。
EMTG:こういうちょっと人を喰った雰囲気で、ほのかに不安になるような風味も帯びたフレーズって、東京カランコロンらしさだと思います。
いちろー:ちょっと危うい感じですよね(笑)。おいたんのギターフレーズは特にそうですけど、「完結しない」「綺麗に終わらない」みたいなところがあるんだと思います。
EMTG:「最後まで弾けるかどうか分からないけど、とにかくやってみたいんだ!」っていう姿が伝わってくる曲にもなっていますけど、ああいう情熱って大事ですよね。
いちろー:10代の時って夢中でやってることが最終的に将来に繋がるかどうかも分からないじゃないですか。でも、大人になった今ではできないくらいに何かを無我夢中でやってたんですよ。後先考えずに何かに集中できるって、大事なことなんだと思います。そういうことを全体として歌いたいっていう気持ちもありましたね。
EMTG:せんせいは16歳の頃ってどんな少女だったんですか?
せんせい:わたしはお好み焼きばっかり焼いてました(笑)。アルバイトをしてたので。実は今回のDVDにその辺のことが入ってます。わたしが高校の時に働いてたお好み焼屋さんに行って撮影しているので。
いちろー:店長も当時と一緒の方だったんですよ。
せんせい:そこでお好み焼きを作らせてもらいました。
いちろー:メンバーみんなで食べました(笑)。美味しかったですよ。
せんせい:10年ぶりくらいとかでやったのに、普通に作れました。それがびっくりしました。なんとなく覚えてるんですよね。
いちろー:身体が覚えてる?
せんせい:うん(笑)。高校の時にずっとやってたんで。
EMTG:16歳って思い返してみると不思議な年齢ですよね。
いちろー:そうなんですよ。半端じゃないですか。15歳は入学、18歳は卒業とか、節目があるけど、16歳はそういうのがない。みんながあんまり注目しない年齢なのかなと。「期待して高校に入ったけど……こんなもんか?」みたいな(笑)。そういうモヤモヤした感じも、今回のテーマでしたね。
EMTG:そして今回、カップリングも強力です。「It’s more wonder」の作詞は、せんせいですね。
せんせい:これもセッションでできた曲です。セッションの時点でいちろーさんの「♪いつも不安だ It’s more wonder♪」っていうサビの言葉は出て来ていて。それでわたしの中に情景が浮かんでたんです。だから歌詞もすぐに書けました。
いちろー:僕、マルーン5がすごく好きなんです。前からマルーン5みたいな曲が作りたくて、何回もチェレンジしたけど全然できなかったんですよ。誰もその素養がなかった(笑)。「もう一度チャレンジしたい!」って言ってできた曲です。最初は僕が歌うつもりで作ってたんですけど、せんせいにメロディをつけてもらったら今までにない感じになったんですよね。それで、せんせいに歌詞を書いてもらいました。すぐに書き上げてましたよ。
せんせい:歌詞って、色々とかき混ぜないでできるものの方が良い気がします。
いちろー:セッションの時にあった、「♪It’s more wonder♪」のフレーズも、”なんかマルーン5が使いそうだな”って思って出てきたものです。文法的に全然合ってないんですけど(笑)。「♪This is my life♪」も、僕が思うマルーン5感。曲の仮タイトルも「マルーン」。ライブのセットリストにも「マルーン5」って書いてました(笑)。
せんせい:PAさんが驚いてました(笑)。でも、「♪いつも不安だ♪」っていうのを聴いて、イメージがふくらんだんですよ。いつも嬉しい、楽しいっていうのは、実はその人にとっての幸せじゃないと思ってて。悩みがあって、不安があって、悲しいことがあって、嫌なことがあって、その上で幸せってあって、嬉しいって思う。それが幸せなのかなと。今、不安がある人にそれを伝えたかったんです。
いちろー:「16のbeat」も「It’s more wonder」も相通じることを歌っていると思ってて。どっちも「モヤモヤしてる状況って最終的には不幸ではない」っていうことがテーマになってますので。「16のbeat」は16歳の少年、「It’s more wonder」はもっと上の年齢の青年のイメージ。お互いに違うモヤモヤを持っているんですよね。表裏一体で同じテーマになってるんです。
EMTG:なんか「モヤモヤ」って東京カランコロンの音楽のキーワードの一つかも。さっき話に出たギターに関する「危うい感じ」っていうのにも通じますけど、なんとなくモヤモヤした感触があるし、それが心地いいんですよ。モヤモヤバンド?
いちろー:それはあると思います(笑)。綺麗なところに着地しないので。
せんせい:たしかにそうかも(笑)。
EMTG:だって、3曲目の「頭から離れないかも」も、すごくモヤモヤしますよ(笑)。
いちろー:これはモヤモヤっていうかグチャグチャ(笑)。1曲目、2曲目に一貫したものがあったので、3曲目はとっ散らかしたくて。それで昔のデモ音源を探ったんです。これは今のメンバーになる前、おいたんがパソコンに保存していたデータの中からみつけました。
せんせい:5年くらい前のですかね。懐かしいです。ちょっと恥ずかしいような気持ちもありますけど。まさか出すことになるとは(笑)。
いちろー:この前のワンマンで「ヴァージニアだったっけ?」っていう曲をやったんですけど、あれが東京カランコロンを組んで初めて作った曲。その次に作ったのがこれです。今回、フレーズは少し直してますけど、アウトロは昔と一緒です。
EMTG:あの時報がモチーフになっているアウトロ?
いちろー:はい。完全に意味が分からない。意味も分からずコピーしました(笑)。でも、この曲が入って良かったです。3曲目に綺麗な感じの曲が入ったら、収まりのいい感じの1枚になってたでしょうから。
EMTG:やっぱりモヤモヤを求めるバンドなんですね(笑)。
いちろー:ほんとそうです(笑)。でも、昔からそういうバンドで、今回こういう曲を世に出せるのは自信にもなりました。<思いついたアイディアは全部やる>っていう当初の僕らのテーマは、変わってないんだなと思いました。
EMTG:そういうみなさんの音楽が、どんどん幅広い層に伝わっている最近の現状に関しては、どんなことを思ってます?
せんせい:この前のアルバムを出したことで、何をやりたいバンドなのか伝わったのかなとは思ってます。
いちろー:ライブとかでもこういう音楽が真っ直ぐ届くようになっているのを感じていて、すごく嬉しいです。自信を持ってモヤモヤできます(笑)。何かのフォロワーとか、ジャンルの分かりやすいバンドにはない苦しみを持ってやっているバンドなので、僕ら(笑)。

【取材・文 田中 大】

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リリース情報

16のbeat(初回生産限定)[CD+DVD]

16のbeat(初回生産限定)[CD+DVD]

2013年07月10日

avex trax

ディスク:1
1. 16のbeat
2. It’s more wonder
3. 頭から離れないかも
4. ハートフルホット(ワンマ ん2013@赤坂BLITZ)
5. ラブ・ミー・テンダー(ワンマ ん2013@赤坂BLITZ)

ディスク:2
1. ライブ
2. オフショット
3. インタビュー
4. メンバーどっきり撮影
5. メンバー16才秘話
6. 「16のbeat」レコーディング風景

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最近、ルッコラとクレソンを食べることにハマっていて、サラダを食べる機会が多いんですけど。私、ポン酢が好きで、"何かポン酢を使ったド レッシングで、おいしいものが作れないか?"と検索しました。

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■ライブ情報

JOIN ALIVE 2013
2013/07/27(土)北海道・いわみざわ公園

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2013/07/31(水)下北沢GARDEN

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2013/08/25(日)SEACRET BOX BY OTODAMA

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BAYCAMP 2013
2013/09/07(土)神奈川県・川崎市東扇島東公園

夏の終わりのワンマ んツアー
2013/09/12(木)渋谷WWW
2013/09/13(金)渋谷WWW
2013/10/06(日)名古屋 CLUB UPSET
2013/10/07(月)梅田クラブクアトロ

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