藤井フミヤ、ソロ通算30枚目のシングルは「青春」!

藤井フミヤ | 2013.07.17

 藤井フミヤにとって、2013年?2014年は、デビュー30周年&ソロデビュー20周年の記念すべき年だ。このダブルアニバーサリーイヤーを迎えるにあたり、本人がまず初めに考えたのはライヴだった。30周年に相応しい内容にするため、スタッフと何度もミーティングを重ねたと言う。
 そして出てきたのが、この言葉だったーー「青春」。
「これ以上、ぴったりの言葉が無かったんですよね。ツアータイトルが決まった後に、立て続けに“曲を作ってください”ってオファーが来たんです。びっくりしましたね(笑)」
 7月10日に発売となった、ニューシングル「青春」には、「GO BACK HOME」(NHK2013プロ野球放送テーマソング)、「夜明けの街」(中日新聞・北陸中日新聞・東京新聞CMソング)、「孤独のDreamer」(WOWOW陸上ワールドツアーダイヤモンドリーグ イメージソング)、そしてタイトル曲「青春」(乳酸炭酸飲料 愛のスコールCMソング)の4曲が収録されている。全曲、作詞を藤井フミヤ、作曲は藤井尚之が手掛けている。

EMTG:ニューシングル「青春」は、収録曲の4曲とも尚之さんの作曲ですが、その理由は?
フミヤ:曲のオファーを受けた時点で、まったく何も無かったんですよね。真っ白な状態。で、スケジュールもすごくタイトだった。これは、作詞と作曲、両方やってると間に合わないかもしれないって思って、よし、作曲は尚之に頼もう、と。尚之なら、多少無理なリクエストをしても大丈夫だと思ったんですよね(笑)。そこからは完全な分担作業というか。尚之はひたすら曲を作って。僕は作詞とか違う作業をして。アレンジャーはアレンジしてって、関わる人が全員、違う作業をしながら同時進行で作っていったんですよね。
EMTG:尚之さんにオファーするにあたり、具体的にはどんなイメージを伝えたんですか?
フミヤ:とにかく、モチーフをたくさん出しましたね。「GO BACK HOME」は野球のテーマソングになるから、バンドでロック、とか。「孤独のDreamer」は、陸上のテーマソングだから、やっぱり走ってるスピード感が欲しい、とか。それ以外にも、もっと具体的に、音色とかテンポとかを明確にして伝えました。だから尚之も比較的、書きやすかったんじゃないかって思います。
EMTG:どんな場面で使われる歌か、事前にわかっていたから、イメージを描きやすかった?
フミヤ:そうですね。書き始める前から、それぞれ、かなり明確なものがあったし、だから、短い時間で、一気に仕上がったんだと思います。
EMTG:でも、その“明確なイメージ”から、歌に落とし込んでいく時に、イメージが広がったり、展開してったりしたと思うんです。例えば「夜明けの街」のイメージの変遷を、具体的に教えていただけますか?
フミヤ:まず最初にあったのは、朝刊。そこからは、やっぱり新聞のテーマ曲だから、最終的には社会性のある感じにしたいな、と。ただ、そればかりが目立つのも嫌だったから、あくまでポップスとして、社会性を感じさせる歌にしたいなと思ったんです。この曲、AメロとBメロは、非常に個人的なことを歌っているんだけど、その後から急にこう……地球規模に展開しているんですよ。それは、個人個人が集まって国家があって、それがまた集まって地球になってる。それは人類はつながっている、地球はひとつ、みたいなことで。だから、自分の中では、世界平和を願っている歌なんですよね。
EMTG:秋から全国ツアーがスタート。30周年も本格的に幕開けとなりますが、どういう1年になったら“最高の1年だった”と思うことができますかね?
フミヤ:まずはツアーの成功ですよね。去年のツアーもそうでしたけど、初めて藤井フミヤのライヴを観るって人が増えたんです。だから今年も去年以上にそういう人がたくさんいるといいな、と。
EMTG:アニバーサリーということで、懐かしい曲、それこそ……80年代に青春時代を過ごした方々が、当時を思い出すような曲も披露されたり?
フミヤ:そうですね(笑)。結構やろうと思ってます。自分が作詞している曲を中心にセレクトしようと考えてるんですけど、そこを基本に考えても、これまであまり歌わずに来てしまった曲がたくさんあるんですよね。そういう曲たちを今回のアニバーサリーを機に、これからもっと歌っていけたらいいかなって。そうしないと、またアニバーサリーが来ないと……ってことになりかねないから(笑)。もったいないなぁと思うんですよね。ただ今回、懐かしい曲をやるにしても、今の自分っぽいアレンジも加えて、なおかつ原型を無くさないでって……形でやろうと思ってますね。
EMTG:例えば、フレーズを聞いただけで、タイトルがわかる曲がたくさんありますよね。そういう部分を、バランス良く残しつつ……ってことでしょうか?
フミヤ:そうそう。絶対に、外しちゃいけないフレーズがあるんですよ。まぁ……もう少し具体的に言えば、尚之のサックスがそう。そこは、外しちゃいけない曲がたくさんあるから。秋からのツアーには、尚之も参加するし、それこそ……聴いている人も青春を思い出せるようなものになるんじゃないかなって。楽しんでもらいたいし、自分も楽しめるものにしたいと思ってますね。
EMTG:最後に。青春時代の藤井フミヤを振り返ってみると?
フミヤ:とにかく好奇心が旺盛で。例えば目の前にドアがあったら絶対に開けてみるっていうか。で、まだ次のドアがあったら開ける、次、次って、開けて前に進んでいた感じ。今は、ドアがあっても、あまり興味ない(笑)。
EMTG:ははは(笑)。“このドア、知ってる”みたいな?
フミヤ:そう。「多分、向こうに行ってもなんもねーぞ」みたいな。それが、わかっちゃうというか。そういう感じはありますね。でも決して、つまらないとは思ってなくて。昔は気が付かなかった別のことが、見えてきたりしてて。だから面白いなと思うんですよね。

【取材・文:伊藤亜希】

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リリース情報

青春

青春

2013年07月10日

SMAR

1.青春
2.GO BACK HOME
3.孤独のDreamer
4.夜明けの街

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vol.1 青春

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2013/12/05(木)山梨 コラニー文化ホール
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2013/12/08(日)千葉 市川市文化会館
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