結成10年目・音霊10周年! キマグレンが2年ぶりのシングル『最後の夏』リリース

キマグレン | 2014.06.06

 2014年、結成10年目と同時に、音霊も10周年という節目の年を迎えたキマグレン。11枚目のシングル「最後の夏」は、そんな彼らが、甲子園球児と自分たちの姿を重ねて描いたという1曲。全力で駆け抜けていくポップな曲調の中に、ほんの少しの切なさをしのばせたキマグレンらしい夏ソングに仕上がった。カップリングには、英語詞を交えて言葉遊びを楽しんだ「きっと」、部活動をがんばる学生たちにエールを贈る「ファイト!」のほか、「LIFE(HIKAKIN Remix)」を収録。ボリュームたっぷりな1枚で今年もキマグレンの夏が幕を開ける!

EMTG:結成10年おめでとうございます! 10年目を迎えていかがですか?
KUREI:キマグレンも音霊も共に10年なんですが、あっという間だったような、すごく長かったような……。10年というとそんなに昔ではない気がするんですけど、流行ってるものとか、音楽とか、ファッションとか、いろんなものを考えると10年という時はそれ相応の年月だったんだなと思いますね。
ISEKI:この10年はやりたいことを結構やりましたね。他のアーティストに楽曲を提供したり、番組のMCを務めたり、そういうのを含めていろんなことに挑戦したし、いろんな人に助けてもらったなと。
EMTG:結成された頃、「10年後にはこうなっていたいね」みたいな話はしていましたか?
KUREI:ああ、「10年後は安定してるといいね」なんて話はよくしていましたね。
ISEKI:音楽の世界も波がありますから、そういう意味では安定ってなかなか難しいですね。
KUREI:そもそもこのご時世、音楽業界に関わらず“安定”なんて言葉はきっとどこにもないんでしょうね。
ISEKI:でも楽しいですよ、ジェットコースターみたいで。どのグループもそうだと思いますけど、長く続けるって難しいじゃないですか。でも、それぞれが番組を持ったり、楽曲を提供したり、そういう時間があったからこそ自由にやれた部分もあって。いい形で曲作りができたのかなと思いますね。
EMTG:その10年目の第1弾シングルですが、「最後の夏」という意味深なタイトルですねえ(笑)。
ISEKI:曲はさわやかですけどね(笑)。
KUREI:昨年、逗子での「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」を閉幕したタイミングで書いていた歌詞なんです。たまたまテレビで高校野球をやっていて、球児たちが泣きながら校歌を歌っている姿を見た時に、僕らの状況と重なったんですね。甲子園の土をかき集めて持って帰るんだけど、甲子園で流した汗だったり、思い出だったりはきっと甲子園に残してくるんだろうなって。誰にでも季節の節目とか、“最後の何々”という場面があると思って、“最後の夏”をモチーフに書いてみました。
ISEKI:毎年、音霊のスタッフも変わるんですよ。その年ごとにアルバイトを募集してるので。その年の子たちにとっては毎年最終日が最後なんですよね。
KUREI:夏ってすごい明るいイメージだけど、いろんなドラマがあって、実は明るさに隠れた切なさもあって。そういう部分もこの曲で表せたらいいなって思って書きましたね。
EMTG:そんな歌詞に対してISEKIさんはどんな気持ちで作曲されましたか?
ISEKI:歌詞を見て僕が感じたのは、振り切りたいなと。今までキマグレンって、“夏”っていう言葉を使ったシングルが1曲もないんですよ。これを機に、夏や海を感じるもので、みんなが“キマグレンってこうだよね”っていうものを出せないかなと思って作りました。
EMTG:スムーズにできましたか?
ISEKI:やっぱり難しかったですよ、よりポップに振り切るために。ラジオのレギュラー番組で80年代とか90年代の曲をいろいろチョイスして流しているのが活きてると思いますね。基本的にはKUREIの歌詞はすごくまっすぐで王道だと思うんですね。そういう歌詞ともすごく合いましたね。
KUREI:今、ISEKIが“王道”と言いましたけど、難しい言葉を使って歌詞を書くことって逆に簡単だなと思うんですよ。辞書で調べたり、季語を使ったり。誰もが使う日常の言葉で歌詞を書くほうが難しくて。そういう王道の部分と、2曲目の「きっと」のように英語を言葉遊びのように混ぜたものと、両方うまく使って書けたのがいいなと思ってますね。
ISEKI:今回のシングルは基本的に遊びましたね、3曲とも。「きっと」はリズム遊びをしてたり、「ファイト!」はBメロでわかりやすいサビのいきかたをしてたり。
EMTG:GSっぽさが出てましたね(笑)。
ISEKI:そうです、「懐かしい?!」っていう部分を入れてみたり。ちょっとダサいって思われるようなメロディをあえて使ってます。
EMTG:「きっと」はどんな背景のもとに歌詞を書かれました?
KUREI:色で言うと青。それも昼間の青じゃなく、夜の海岸線を走っているような青色がメロの背景に見えたので、《Ocean laneに黄昏のblue》という歌詞から書き始めました。メッセージとしては「最後の夏」と通じるものがあって、何かに向かってずっと走り続けないといけないことへの願いを込めています。
EMTG:3曲目の「ファイト!」は応援歌ですね?
KUREI:テレビ宮崎『U-doki』で宮崎県内を旅し、部活動を頑張る学生を応援するレギュラーコーナーを持っていて。いろんな学生の子たちに話を聞いている中で、実は僕らもその子たちと近い位置にいるなと思って。あまり弱音を吐けなかったり、みんなが遊んでいる時に一番練習に励まないといけない、僕らも楽しい夏の時期いろいろ廻ってたり(笑)、そういうものがオーバーラップして歌詞にしました。
ISEKI:これは僕の感覚なんですけど、今までと違うなっていうところは、キマグレンって聴く人に寄り添う形での応援ソングだったと思うんですね。でも今回の「ファイト!」は完全に応援団なんですよ。少し遠くのほうから「ガンバレ?! ガンバレ?!」って叫んでる感じ。もしかしたらその立ち位置のほうが近く感じる人もいるかもしれないなって。そういう意味では新しい応援歌ができたかなと。
EMTG:ライブでも盛り上がりそうですね。
ISEKI:盛り上げるのを中心に考えて作ったので、コール&レスポンスとか、みんなで一緒に歌える曲なんじゃないかなと思います。
EMTG:4曲目には「LIFE(HIKAKIN Remix)」が収録されています。
ISEKI:去年、出演したYouTube音楽番組『(TOYOTA WISH presents)白黒歌合戦』で制作した曲ですね。YouTubeで有名なHIKAKINさんと接点を持てたのも楽しかったですね。
EMTG:改めて今作「最後の夏」は、シングルとは思えないほどボリューム感を感じる作品になりましたね。
ISEKI:トリプルシングルくらいの気持ちで作ったんですよ。それぞれにいろんなキマグレンを散りばめたので、2年ぶりのシングルとしてはファンのみんなに楽しんでもらえるかなと思いますね。
KUREI:この作品に関しては、3曲合わせて1つなんじゃないかなって思うんですね。この曲たちが自分たちの子どもだとすると、3人が均等に伝わってくれるといいなと。3人セットで聴いてください(笑)。
EMTG:ところで今年の夏もお忙しいですか? みんなが夏休みの時に(笑)。
KUREI:そうですね、おかげさまで(笑)。
ISEKI:夏休み、いいな?。TUBEさんとか「あー夏休み」ってずっと歌ってるけど、全然夏休みなんてないんでしょうね(笑)。
KUREI:夏アーティストはみんな共通してそうですよね(笑)。でもどっちがいいんですかね? みんなの夏休みを演出する側と、夏休みを演出してもらう側、どっちも楽しい部分がありますよね。今年、鎌倉由比ヶ浜海岸で開催される「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」にも是非遊びに来てもらいたいですね。

【取材・文:牧野りえ】

tag一覧 シングル インタビュー 男性ボーカル キマグレン

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ビデオコメント

リリース情報

最後の夏

最後の夏

2014年06月04日

ユニバーサルシグマ

1.最後の夏
2.きっと
3.ファイト!
4.LIFE (HIKAKIN Remix)
5.最後の夏 (Instrumental)

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