UVERworld、EMTG MUSICとして、初の全メンバー参加のインタビュー!

UVERworld | 2014.07.01

 7月2日、8作目のアルバム『Ø CHOIR』を発表したUVERworld。この作品より、結成当時から活動に参加していた誠果(Manipulator+Sax)が正式メンバーとして名を連ねることとなり、新たな一歩を踏み出すアルバムとなった。より強さと鋭さを増したTAKUYA∞の歌詞に、ライブで鍛え抜いてきたバンドのグルーヴは、圧巻の迫力を生み出している。今回はなんと、EMTG MUSICとしては初の全メンバー参加のインタビューとなった!
 加えて、このアルバムからの楽曲もバッチリ披露されるであろう7月5日の京セラドームのライブレポートも、後日バッチリ掲載予定! まずは、今の5人の声をお届けしよう。

EMTG:このアルバムで、オフィシャルにメンバーが6人であることを発表されましたね。これまでもこの6人で音を作ってきたわけだし、特に変化は……ないですよね(笑)。
信人:基本的には全然変わらないです。ただ、何か違うなって感じるのは、撮影があった時ですね。誠果が一生懸命カッコつけて撮影しているのを見た時に“おぉ!”っていう(笑)。
誠果:確かに撮影は新鮮ですけど、制作に関しては何も変わらないと思ってたんですね。でも、何て言うか、スタジオの雰囲気がすごくよくなって。3月に正式メンバーとしての発表があって以降、曲作りの進み具合が加速したりとか。小さいことかもしれないけど、テンションの部分はちょっと変わったのかなって思います。刺激にもなるし、もう1回気を引き締め直すところもあって。
EMTG:さて、本題に入りましてアルバム『Ø CHOIR』についてお話をうかがおうかと。これまで以上に強いメッセージがあるし、ライブで爆発しそうな曲も多くて、盛りだくさんですよね。今回は、せっかくメンバー全員がそろっているので、皆さんにアルバムの曲から1曲ピックアップしてもらい、思い入れやエピソード を語っていただきたいんですが。
克哉:俺は「7日目の決意」ですね。TAKYUA∞の夢に出てきた曲が元になってるんですけど、意味のわからない夢を見ることはあっても、ちゃんと形になるのって……素晴らしいと思うんですよ。僕自身も感動しながら演奏できましたね。それってすごく幸せなことやなって。作り出してからもサラッと出来ていったし、曲が求める方向にすんなりいけたのは、やっぱり曲そのものに呼ばれるものがあったのかなって思います。
誠果:俺は「ENOUGH-1」かな。この曲は、新しい楽器を使ってみたり――ディジュリドゥって楽器なんですけど、そういうものを使ってみたのも面白かったし、サビでサックスが開ける感じになるのもすごく印象に残ってて。あと、信人がアレンジにすっごく苦労していたんですよ。何日もかけて。それも頭に残っていて。なので、自分の中でこの曲は超大作なんじゃないかなって思います。
EMTG:いいですね。信人さんにとっては悩み抜いた曲だったようですが(笑)。
信人:苦戦しました(笑)。でも、仕上がりは納得できるから、やってよかったなって。最初はジャズベースから打ち込みになって、最後はウッドベースで弾いて、いろんな試みもやりましたけどね。やってる時も燃えてたから、全然テンション下がってなかったし。
EMTG:いいものを作るための苦労ですもんね。では次はどなたが――。
真太郎:僕は「誰が言った」です。シングルやアルバムを作ったりする中で、なぜか1曲だけものすごく難しい曲があるんですよね。手こずるような。ライブとかツアーをやっていくと、そういう手こずる感覚はなくなっていくんですけど、この曲は久々にきました。
EMTG:どういうポイントで?
真太郎:全部ですね。テンポ感も含めて。レコーディングの日、久々にドキドキしました。それから、曲の最後でワルツになる部分が入ってるんですけど、あの部分だけ別に録ったんです。その部分を録ってアルバムの録りが終わったんで、まさにシメのワルツでした。
EMTG:あれは面白い構成でしたね。どうしていきなりワルツが出てくるのかという。
克哉:その辺はライブで(笑)。あの曲は、そこで完成するんじゃないかと思います。
真太郎:メリーゴーランドが回ってるかもしれないですよ、ライブで(笑)。
EMTG:まさか(笑)。でも、いろいろ楽しみですね。彰さんは?
彰:「7日目の決意」ですね。基本的にギターメロディーとかギターソロは僕が弾くんですけど、割と考え込むことがあるんです。この曲では、前サビ後半でメロディーを弾いてたり、間奏でちょっとしたギターソロがあったり、エンディングでもメロディーを弾いたりしたんですけど、曲を聴いた瞬間、すぐにフレーズが出てきて。ああ、やっぱりこの曲は持ってるなって思いました。あまり考えずにサラッと出てきたというか。
EMTG:パワーを持った曲なんですね。
彰:最初のアレンジの段階では、かなりアコースティックな感じだったんです。でも、そこで入れたエレキギターの音だけは、そのまま最後まで落ち着いたんですよね。
EMTG:信人さん、さっき「ENOUGH-1」では少し語っていただきましたけど、曲はまだ選んでないですよね。1曲ぜひピックアップお願いします。
信人:だったら「Ø choir」ですね。トラックもいいんですけど、何より歌のメッセージが好きで。制作が佳境の時、僕らがいる横のスタジオでTAKUYA∞がずっと歌を作ってたんです。しばらくしたらTAKUYA∞からメールで歌詞を送ってきて、ようやくスタジオから出てきたんですね。“歌詞を読みながら聴いてくれ”と。そしたらもう一発ですごく染みて。やっぱり、いい歌詞ってバンって入ってくるんだなと。
EMTG:ライブでもひとつになれそうな曲ですよね。
信人:この曲はこれからまた、いろんな場面で意味をなすというか……この先もっと育っていく曲だと思います。
EMTG:さて、シメにTAKUYA∞さんは何を選んでいただけますでしょうか。
TAKUYA∞:「IMPACT」で。
EMTG:お! これは面白い! 個人的にはワールドカップのイメージソングにピッタリだと妄想している曲なんですけどね。
TAKUYA∞:曲が出来た時には、ずっと社長が言ってました。“これ、ワールドカップのテーマソングにしたい!”って。
EMTG:結構同じことを考える人が多かったんですね。ただ、TAKUYA∞さんご自身は、どういう思いでこの曲を書いたんですか?
TAKUYA∞:たぶん今年1曲目に作った曲なんですよ。毎年、その年の最初に出来る曲はすごく重要で。この曲が出来なかったら、きっとこういう曲ばかり作ろうとしたと思うんですよ。ライブの1曲目にもなりうる、最後の曲にもなりうる、そして中盤の大事なところで、もう1回盛り上げるために必要になる曲が今年一発目に出来たっていうのは、そのあとの曲作りの自由度をグッと広げてくれたんですよね。詞の面に関しても、僕が今思うところのライブにピッタリとハマる言葉がたくさん入っていて。あと、サビは盛り上がりやすく、みんなで一緒に声を出したいなと思って作りました。
EMTG:すごく重要1曲だったんですね。そこで解放できたせいなのか、他にもメッセージが強い曲が多いなと思いました。
TAKUYA∞:やっと自分の言いたいことを、しっかり歌にのせられるようになったかなと。今までは、ホントはこういうことが言いたかったのに、歌ができてみたら違う方向になったようなことが結構あったんですよ。でも、ここ最近は自分が言いたかったことと完成したもののズレがなくて。デビューして9年間、やっと詞の書き方がわかったかなって思います。15年UVERworldをやってきて、やっと自分が思っていることを書けるようになったかなって。ここまで今の自分の気持ちと寸分の狂いもなくバチッとハマったアルバムになったのは初めてで。全体を通して、すごくパーソナルな部分を歌ってるんですけどね。もっと不特定多数の人にとらえられるように、抽象的な言葉で表現することも選べたと思うんだけど、ここでしっかりパーソナルなことを歌ってから次にいこうと思って。
EMTG:パーソナルだからこそ、逆に人に強い思いが伝わることもあるような気がします。体験したことは違えど、同じような気持ちは共有できるというか。
TAKUYA∞:そうあればいいなと思いました。でも、僕は次の作品でもう一歩先に行きたいと思ってます。
EMTG:すでに先を見てるわけですね!
TAKUYA∞:僕、ポエムを書くのが好きなんですよ、昔から。ちょっと恥ずかしいけど、書くと楽になる部分もあって。でも、それを4、5 分の曲にする時に、いつも違和感があったんですね。ホンマに言いたいことは2行ぐらいで終わっちゃうから。それが東京ドームのライブの少し前くらいかな、ポエム書くのと歌詞書くのって、一緒のことやなと。そこがバシッとつながったんです。それ以降、歌詞を書くのがすごく楽しくて。それこそ、中学くらいの頃に書いてたポエムみたいに楽しく書けるようになってきて。そういうのって中毒性があるんですよ。うまく書くと気持ちよくなって、また書こうって気になる。だから、前回もそうだったけど、今回のアルバムも産みの苦しみなんて全然ないし、次のアルバムも楽しく書きたいなって思います。
EMTG:さっき、信人さんが「Ø choir」の歌詞を“TAKUYA∞がずっとスタジオにこもってた”みたいな話をしてくれたんですけど、もしかして楽しくて時間を忘れてたっていう方が正しいのかな?
TAKUYA∞:そうです! みんな結構、心配してくるんですけど、そうじゃない、いよいよ楽しくなってきたんやんか!って(笑)。みんなには“今、歌詞を書く のが面白い”って伝えてたつもりやったんですけど、強がりやと思われてたんですかね(苦笑)。俺、ホンマに楽しいと思って書いてますもん。たとえば、「Ø choir」の“産まれてこれて 幸せだと思ってるよ”ってひと言にも、いろんな経験が蘇るじゃないですか。その言葉を書いて歌ってる間なんて、もう涙が止まらないですよね。そういうひとりの世界……自己満足かもしれないけど、感情的になって作れているのが面白いです。
EMTG:しかも自分で作ったものに感動できるって幸せじゃないですか。
TAKUYA∞:芸術ですよね! 自己満足の極端なところにいますけど。
EMTG:思うに、子どもの頃に工作の宿題で、すごく素晴らしいものが出来たら、すごく嬉しいし気持ちいいじゃないですよね。
TAKUYA∞:そうそう、それです! その気持ちに、時間はかかったけど戻ってこれたって感じです。
EMTG:確かに楽しいことって時間経つの忘れるますよね。
TAKUYA∞:そうなんです。苦労なんて全然ないですよ(笑)。
EMTG:ところで、Underworldのカバー「Born Slippy」を入れた理由は?
TAKUYA∞:僕がずっとUnderworldが好きだったんです。そもそも、UVERworld って彰がつけたバンド名なんですけど、当時、彰はUnderworldを知らなかったんですよ。でも、俺はUnderworldが好きだからいいなって思ったんですけどね(笑)。
EMTG:遊び心もしっかり入ってると。ホントに濃いアルバムになりましたね。ここからライブで育つ曲がたくさん出てくるのが楽しみです!
TAKUYA∞:それはもう楽しみにしていてください!

【取材・文:海江敦士】

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リリース情報

Φ CHOIR(初回生産限定盤) [CD+DVD]

Φ CHOIR(初回生産限定盤) [CD+DVD]

2014年07月02日

SMR

ディスク1
1.零 HERE ~SE~
2.IMPACT
3.誰が言った
4.ナノ・セカンド(album ver.)
5.Fight For Liberty(album ver.)
6.ENOUGH-1
7.KICK が自由
8.a LOVELY TONE(album ver.)
9.7日目の決意
10.別世界
11.Born Slippy
12.Wizard CLUB
13.在るべき形
14.Φ choir

ディスク2
core ability 3
John & Bob spot 18 Pattern

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お知らせ

■マイ検索ワード

●TAKUYA∞
Gille

女性アーティストなんですけど、カバー曲をやっていたので検索したと思います。気になるアーティストは調べることが多いですね。

●克哉
SUMO

秋口に部屋の更新があるんで、どうしようかなって。今のうちから調べておけば、余裕なんじゃないかと。単純にどんな家に住もうかなって考えるのは楽しいですね(笑)。

●彰
肺炎

体調が悪かったんです。息苦しくて。一瞬、肺炎かなと思って、どんな症状が出るのか調べました。まぁ、今は元気になったんで大丈夫ですけどね(笑)。たぶん疲れてたんだと思います。

●信人
『X-MEN』

映画館を調べてよく行くんですよ。で、見に行ったんですけど、“はぁ?!”って思いました。メッチャ面白くないです(苦笑)。

●真太郎
瀬戸内海の卑猥な生物

ツアーで高松に行った時、スタッフの人が釣りあげた変な生物について調べたんです。そしたら……出ました! ウミエラっていうイソギンチャクみたいなものだったんですけどね。見た目がエロいんですよ。

●誠果
千日回峰

僕らの地元の山に延暦寺って、すごく有名なお寺があるんですね。そこでする修行なんです。ちょっとひと言では説明できない(苦笑)。たまたま、千日回峰の話になって、どんな修行なのかと思って調べました。


■ライブ情報

UVERworld LIVE TOUR 2014
2014/07/05(土)京セラドーム大阪
2014/07/08(火)名古屋センチュリーホール
2014/07/10(木)新潟県民会館
2014/07/11(金)新潟県民会館
2014/07/13(日)郡山HIP SHOT
2014/07/15(火)盛岡市民文化ホール
2014/07/17(木)青森リンクステーション
2014/07/18(金)青森リンクステーション
2014/07/22(火)yokohama Bay Hall
2014/07/23(水)yokohama Bay Hall
2014/07/28(月)沖縄コンベンション劇場

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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