“日本一の負けず嫌いバンド” LUI FRONTiC 赤羽JAPANが1stフルアルバム『UP! UP!! UP!!!』で逆襲を狙う!

LUI FRONTiC 赤羽 JAPAN | 2016.01.28

 プールイ(Vo./元BiS)を中心としたロックバンド、LUI FRONTiC 赤羽JAPANが1stフルアルバム「UP! UP!! UP!!!」をリリース。2015年1月11日活動休止をかけた渋谷CLUB QUATTROライブを成功させ、メジャーデビューを果たした彼ら。シングル「リプミー」「ワンダーループ」、既にライブの定番曲となっている「瑠璃色の名前抱いて」「tarite」、いまのリアルな感情が反映されたリードトラック「フラチネ」などが収録された本作には、このバンドの過去、現在、未来が刻み込まれている。
 ギターロック、メロコアなどの要素を取り入れながらポップに昇華させたサウンドメイク、生々しさを増したプールイのボーカルも本作の魅力。「前を向いて進んでいけるきっかけになれば」という願いを込めた「UP! UP!! UP!!!」についてメンバー3人に訊いた。

EMTG:1stフルアルバム「UP! UP!! UP!!!」が完成しました! タイトル通り、気持ちが上がるアッパーチューンが中心になってますね。
テンペスト竹内:そうなりましたね。プールイのボーカルもテンポが速い曲のほうがカチッとハマることが多い気がするんですよね、最近。もちろんバラードもあるし、曲によっていろんな表情があるんですけど。……な?
プールイ:うん。
EMTG:歌詞も直接的になってますよね。
プールイ:前よりも聴いてる人のことを考えて書けるようになったかもしれないですね。以前は暗い歌詞が多かったんですけど、だいぶ明るくなってきたと思うし。たぶん、やけくそになってきたんだと思います、いい意味で(笑)。「UP! UP!! UP!!!」というタイトルにも「上を向いていこう」って思えるきっかけになるといいなという願いを込めてるんですよ。ビックリマーク(!)も一個ずつ増えてるし、まずは自分たちに言い聞かせてるというか。
竹内:そっちが9割やな(笑)。
プールイ:そうだね(笑)。あと、ライブでずっとやってた曲が入ってるのもすごく嬉しくて。よくライブの後の物販で「あの曲はCDに入ってないんですか?」って言われてたんですけど…。
竹内:CDに入ってない曲がライブの半数を占める、ということもあったからね。
小原 just begun:お客さんに聞かれるたびに「まだCDになっていんですよ」って下を向いてたんですよね。やっと言えますね、「このアルバムに入ってます!」って。
プールイ:そう、「これ買えばいいよ!」ってね(笑)。このアルバムを持って、いろんなところでライブをやりたいです。売り上げもアップ!アップ!ですね(笑)。
小原:(笑)今回は全曲、メンバーが書いた曲なんですよ。それもすごく嬉しくて。
EMTG:アルバムの新曲についても聞かせてください。まずリードトラックの「フラチネ」。高揚感のあるサウンド、前向きな気持ちとアグレッシブな感情がひとつなった歌は、まさにこのアルバムを象徴してますよね。
竹内:アルバムに向けて書いた曲なんですけど、出来たときに「これはアルバムに入るだろうな」って思ったんですよね。すぐに聴かせたもんな?
プールイ:そう、「聴いて聴いて」みたいな感じで。竹内さん、わりとわかりやすいんですよ。気に入った曲が出来ると勧めてくるっていう(笑)。
竹内:(笑)。いま自分たちが「これがいい」と感じてることをやりたかったし、この曲がアルバムのリードに着地したときは「やっぱりな」って思いましたね。
EMTG:めちゃくちゃキャッチーなんだけど、少しだけ切ない成分が入ってるのも“らしさ”なのかなと。
竹内:そうですね。100%明るい曲があまり好きじゃないんですよ。だから、どうしても切ないところも入ってくるのかなと。
EMTG:プールイさんの歌詞もパンチが効いてますね。
プールイ:「いま、いちばん自分が思っていることって何だろう?」って考えてみたら、悪口だったんです(笑)。最初に「君なんか 消えちゃえ! 世界一 キライよ!」というフレーズが出来て、そこから考えていったんですよね。そのとき、ホントにムカつく人がいて、その人に向けて書いてたんですけどね。
竹内:ハハハハハ(笑)。
プールイ:知り合いとごはんを食べてるときに「こんな人がいて…」ってグチを言ってたら、「おもしろいネタ持ってるじゃん。それをそのまま歌詞にすれば、みんな共感するんじゃない?」って言われたんですよ。みんな仕事してるんだし、同じようなことを思ってる人は多いんじゃない?って。
EMTG:でも、最後はすごくポジティブですよね。「このままなんかじゃ 終わらせない」「絶対 見返す!」っていう。
プールイ:そうなんですよ。ずっと悪口だけだと救いようがないので、どうやって前向きに持っていこうか考えて。やっぱり「見返してやる!」っていうのがいちばんかなって…性格が悪いんですよ、私(笑)。でも、竹内さんはもっと性格悪いですけどね。コレ、絶対に書いてください(笑)。
竹内:いやいや、僕は本当に優しいですよ。
EMTG:(笑)。アルバムには小原さんが作曲した「明日から」も収録されています。これもすごく攻めてる曲ですよね。
小原:そうですね。自分の曲が収録されるのは初めてなんですけど、とにかく「かっちょええヤツを作りたい」と思って。すぐにサビが来るところが気に入ってますね。
プールイ:この曲は小原さんの歌にしようと思って。歌詞のテーマはダメ人間ですね(笑)。プライベートのやる気のなさは、たぶん私と似てるんじゃないかなって…。まあ、勝手なイメージですけど。
EMTG:確かにダメ人間ですね、この歌詞に出て来る人は。「バイトもしたくない ここを出たくない」っていう。
小原:「世のダメ人間はこれを聴け!」っていう。いちばん最初は「何でこんな歌詞を付けんの?」って思ったけどね。
プールイ:そうだよね。自分が書いた曲にこんな歌詞付けられたらイヤだもん(笑)。他の曲がわりと「がんばろう」って感じだから、この曲だけはダメでもいいかなって。人生の休憩ゾーンですね(笑)。
EMTG:個人的には1曲目の「スマッシュヒット」にもグッときました。
プールイ:私もいちばん気に行ってます。ギターのリフって言うんですか? 最初から「来たっ!」って感じがあって。
竹内:最初はぜんぜん違うリフだったんですよ、じつは。1曲目に入ることになって、もっとパンチの効いたリフに差し替えたんです。
EMTG:「声が 枯れるまで 歌うから 生きるから」というフレーズもめちゃくちゃリアルですよね。
プールイ:自分の思いがすごく出てるし、「リプミー」に続く、ルイフロらしい歌詞だと思います。最後のサビの前で「這い上がっていくんだ ここからだよ 今に見てて」って歌ってるんですけど、去年の10月の(恵比寿)リキッドルームのライブでソールドアウトできなくて、まさに「諦めないで、ここからがんばっていこう」っていう気持ちだったんですね。最後の「いつの日にか 笑い話に 変えて/叶えてく ストーリー」という歌詞をお客さんで埋まった武道館で歌いたいなって。武道館で歌うまで、この曲は完成しないんですよ。
小原:お、すげえな。
EMTG:ホントに武道館でこの曲を歌ったら、めちゃくちゃ感動的ですね。
プールイ:泣いちゃうでしょうね。
小原:もう鳥肌立った(笑)。
EMTG:歌に対する意識も変わってきました?
プールイ:そうですね。前はアイドルだったので、いかに“推し”を増やせるかを考えていたし、歌もそのための手段だったんです。いまは「しっかり歌わないといけない」って思っているし、「プーちゃんの歌が好きだから、ライブに来る」という方を増やしたいので。
EMTG:このアルバムがリリースされればバンドの音楽性も伝わりやすくなるし、ライブの雰囲気も変わってくるかも。
竹内:うん、すごくライブが想像しやすいアルバムだと思いますね。
プールイ:いままではCDとライブに少しギャップがあったからね。竹内さんの髪型は(CDジャケットとライブでは)違うけど。
竹内:ライブでは髪を下してくるからな(笑)。
プールイ:ぜひ、そこも見に来てもらって(笑)。“日本一の負けず嫌いバンド”と言いつつ負け続けてますけど、今年から逆襲が始まる予定なので、ぜひライブに来てほしいですね。

【取材・文:森朋之】

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ビデオコメント

リリース情報

UP! UP!! UP!!!(初回限定盤)[CD+DVD]

UP! UP!! UP!!!(初回限定盤)[CD+DVD]

2016年01月27日

ユニバーサル ミュージック

[CD]
1.スマッシュヒット
2.フラチネ
3.ワンダーループ
4.tarite
5.瑠璃色の名前抱いて
6.セカンドブルー
7.シェアプリ
8.明日から
9.リプミー
10.明日世界が終わるなら

[DVD]
・「リプミー」MV
・「ワンダーループ」MV
・「フラチネ」MV

お知らせ

■ライブ情報

LUI FRONTiC 赤羽JAPAN presents「A-nation」vol.1~UP!UP!!UP!!! リリースパーティー~
2016/01/30(土)下北沢CLUB Que

Brand-new Idle Society presents ANARCHY TOUR
2016/02/20 (土)名古屋 ell.FITS ALL
2016/02/21 (日)大阪 2ndLINE
2016/02/27 (土)福岡 DRUM SON
2016/03/06 (日)仙台 MACANA

THE TEENAGE KISSERS presents GOLDEN SKY
2016/03/17(木)
w/ THE TEENAGE KISSERS、惑星アブノーマル

ANARCHY TOUR FINAL IDLE is DEAD!?
2016/04/29 (金・祝)日比谷野外大音楽堂

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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