Nothing’s Carved In Stone、昨年ライブで披露し大盛況だった待望の新曲リリース!

Nothing’s Carved In Stone | 2016.03.30

 昨年(2015年)10月、Zepp Tokyoでのライブ中に、新曲のイントロをお披露目して、場内を大いに盛り上げたNothing’s Carved In Stone。その曲が4月6日にシングル『In Future』としてリリースされる。ライブで披露したグルーヴ感のあるフレーズにデジタルな要素を取り込み、彼ららしい熱いサウンドに仕上げた。今回はバンドを代表して村松拓(Vo&G)と生形真一(G)を取材。シングルの制作秘話からライブ、『MAZE』のアナログ音源についてなど、幅広く語ってもらった。

EMTG:最新シングルの「In Future」ですが、もしかしてこの曲、昨年の10月8日にZepp Tokyo(“MAZE×MAZE Tour”のツアー初日)でイントロだけ披露してませんでした?
生形:やりました! Zeppか豊洲PITでやったと思います。
村松:両方の会場でチラッとやったかもしれないですね。
EMTG:やっぱり。音源を聴かせていただいた時に“どこかで聴いたことがある”と、思ったんですよ。ライブでは“新曲出来ちゃったんで、ちょっと聴かせちゃおうかな”みたいな感じで披露されてましたが、その頃からシングル曲にする予定はあったんですか?
生形:多少あったのかな? あまり定かじゃないけど(苦笑)。曲自体はツアー中に出来たんですよね。
村松:でも、途中から“シングルにしようか”みたいな流れになったんじゃない?
生形:そうか、そう言えば、ツアー中には何となく決めてたね。
EMTG:ツアー中に出来たっていうと、リハーサル中に音を合わせていたら形になってきたような感じ?
生形:ホントにそんな感じです! イントロだけ作って、あとはスタジオで完成させました。「In Future」はひなっち(日向秀和/Ba)が、結構アイデアを持ってきてくれたんですよ。4人で話し合いながら作ったんですが、今回はライブでお世話になっているマニピュレーターの方に来てもらって、その場でバンバン音を入れてもらいました。
EMTG:イントロ部分にはデジタル・サウンドが入っていて、これがまたアクセントになってますね。
生形:最初からあの曲は、打ち込みとバンドサウンドを混ぜようって話になってたんですよ。そういえばこの前、BRAHMANと対バンした時にドラムのRONZIさんが「In Future」を聴いて“SOFT BALLET感がある”って言ってました。
EMTG:う~ん、SOFT BALLETまでのエレクトロ感ではない気もしますが、何となくわかります(苦笑)。
生形:Nothing’s自体が、デジタルとバンドサウンドのいいところを合わせようって――まぁ、メンバー同士で話し合ったことはないけど、そういう風に変わってきたバンドなんでね。とはいえ、極端に振り切ることもありますよ。「YOUTH City」(昨年リリースしたアルバム『MAZE』の1曲目)では、バンドサウンドだけでいこうって作ったし。
EMTG:歌詞に関しては、決意表明のようなパワーを感じますけど、特に意識したことはあるんですか?
生形:今回は、歌詞の書き方も特殊で、最初に言葉を持ってきたのがドラムのオニィ(=大喜多崇規)なんですよ。しかも、その前に4人で“こういう歌詞にしようか”っていうのを話してたんです。で、“英語の歌詞にしようか”って決めてたのに、オニィが持ってきたのが日本語の歌詞だったという(笑)。でも、それがオニィらしかったし、結果的によかったんですよ。あとは、みんなで話し合いながら歌詞を作りました。
EMTG:歌詞をみんなでまとめていくっていうのも新しいですね。
村松:初めてでした。
生形:アルバムも7枚作ってきたし、ここからまた新しいことをやっていくのも、面白いかなと思って。
EMTG:続いてカップリングの「Ignorance」ですが、この曲もツアー中に出来たような匂いがありますね。
生形:そうです。ROTTENGRAFFTYのツアーに参加させてもらった時で、確か山口だったかな。楽屋もなかったから、廊下みたいな場所でみんなで話し合いながらね(笑)。
EMTG:廊下で?
生形:はい。ちょうど待ち時間がすごくあったんで(苦笑)。
村松:「Ignorance」の歌詞は僕が書いたんだけど、仮歌詞で使ってた言葉の感じがよかったんですよ。そこに歌詞をはめていきました。
EMTG:さて、シングルのリリース直前、2月からはNothing’s Carved In Stone “Hand In Hand Tour 2016”という対バンツアーで強敵バンドとわたりあったわけですが、こちらはどんな手応えがありましたか?
村松:楽屋では終始なごやかですよ(笑)。ただ、ライブはやっぱり気合いが入るというか。対バンツアー自体、5年ぶりくらいなんですけど、各地で楽しんでます。雰囲気も全然違うんで。
生形:しかも、正確に言うとお互いのお客さんが半々っていうわけじゃないんですよ。スケジュール調整もあって、ギリギリにならないと告知できないバンドもいて。一応、対バンするバンド用にチケットを残していたりもするんだけど、ツアー初日に対バンしたcoldrainは、調整に時間がかかって、告知したのがギリギリだったんです。だから、ツアー初日の横浜Bay Hallの時は、9割くらいウチらの客だったんです。だから、最初“悪いな~”って思ったんですよ。それがいざ本番が始まってみたら、ものすごい盛り上がりで(苦笑)。これはすごいと思って。だって、coldrainの告知をする前にチケットを買ったお客さんがほとんどですからね。すごい刺激になりました。
EMTG:ライブと言えば、『In Future』には、ライブ音源も収録されてますが、収録場所がOkayama CRAZYMAMA KINGDOM での収録になったのはどんな理由だったんですか?
生形:これ、ヤバいですよ(苦笑)。会場からライン直で引いた音だし、たぶんこんな音源を出すバンドはいないと思います。ホントに素の音ですからね。ボーカルの音量も調整できないし、修正もできない。リアルにライブで卓に送り込まれた音がそのままリリースされるんです。とはいえ、岡山はツアー後半だったし、演奏自体はすごくいい感じだったんですよね。
村松:ライブとしては、俺らの演奏が抜群によかった日だったと思いますよ。
生形:そういうことの含めて面白いですよね。こんなにライブ感を出せる音源ってないと思うな。
EMTG:ライブにノってきた時期の音源でもあったんですね。さて、もうひとつおききしたいのは、シングル発売日と同じ日にアルバム『MAZE』のアナログ盤も出しますね。敢えてアナログ盤を出そうと思ったのはなぜですか?
生形:スタジオにレコードプレイヤーがあって、アナログ盤もたくさんあったんです。たまたまそれをみんなで聴いたら、ビートルズとか、ハンパない音で。アナログってこんなにすごいんだって思って、こりゃもうアナログ盤出さなきゃと。
EMTG:なるほど。最近、アナログが再評価されてますもんね。
生形:これはスタジオに集まって、メンバー全員で聴きたいです!
EMTG:最後に、5月15日に行われる日比谷野外大音楽堂でのワンマンについてひと言!
村松:野音って、思い入れがある人が多いですよね。僕は小さい頃にユニコーンとかTHE BLUE HEARTSの映像を見てるんだけど、やっぱり情景がパッと浮かぶし。だから、野音って記憶に残るパワーがある場所なんだろうなって思ってて。そういうライブをNothing’sとお客さんで作れるのが嬉しいです。
EMTG:伝説の~っていう枕詞がつく会場ですしね。雨の野音は伝説になることが多いですよ。
村松:俺は雨でもいいです。伝説になれるのなら(笑)。

【取材・文:海江敦士】

tag一覧 シングル インタビュー 男性ボーカル Nothing’s Carved In Stone

ビデオコメント

リリース情報

In Future

In Future

2016年04月06日

Dynamord Label

1. In Future
2. Ignorance
3. YOUTH City(Live at Okayama CRAZYMAMA KINGDOM 2015.10.23)
4. Perfect Sound(Live at Okayama CRAZYMAMA KINGDOM 2015.10.23)

このアルバムを購入

お知らせ

■ライブ情報

Hand In Hand Tour 2016
2016/03/31(木)広島 CLUB QUATTRO
GUEST : 赤い公園
2016/04/01(金)福岡 DRUM Be-1
GUEST : tricot
2016/04/03(日)長崎 DRUM Be-7
GUEST : tricot

Nothing’s Carved In Stone Live at 野音
2016/05/15(日)日比谷野外大音楽堂

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

トップに戻る