「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」 SALUが登場!

SALU | 2016.05.01

TOKYO FM「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」
放送日時:毎週土曜 深夜25:30~26:00
ナビゲーター:小川智宏(ROCKIN’ON JAPAN 副編集長)

<第31回>ゲスト:SALU
4月30日(土)25:30放送

―放送を終えて―
第31回目のジャパネクレディオには、SALUさんが遊びに来てくれました!

1988年生まれ、神奈川育ちのSALUさんは、なんと14歳で日本語ラップを書き始め、独特のフロウを武器とするニュータイプ・ラッパーと称され、シーンで一躍話題に。
2013年にメジャーデビューを果たすと、数々の大型フェスにも出演し、これまでラップに興味がなかったロックリスナーをも熱狂させただけでなく、有名アーティストへの楽曲提供も行うなど、多方面でその才能を発揮しています。

そんなSALUさんが今月20日、約2年ぶりとなるNew Album『Good Morning』をリリースされたということでスタジオに遊びにきてくれたのですが、小川さんとも同じく約2年ぶりの再会となった今回の放送。
前作『COMEDY』のインタビューの際にお話をして以来ということもあり、これまでの2年間を埋めるかのように、SALUさんが歩んできた道のりを丁寧に振り返りながら番組はスタートしました。

今作『Good Morning』では、SALUさん自身によるトータル・プロデュースの元、楽曲ごとに様々なゲスト・アーティスト、ミュージシャン、プロデューサー達が参加したということもあり、かなり聴きごたえのある1枚になっていますが、このアルバムの制作を通してSALUさんは、「純粋に“音楽を楽しむ”ということを教えてもらった気がします」と、多くの刺激を受けて自分が成長できたことを誇らしげに語ってくれました。

これだけ錚々たる面々が揃うと、曲順を決めるのにもさぞかし苦労したのではないかと思いつつ、小川さんが訪ねてみると、「割とすぐにきまりました!」とSALUさん。このアルバムの曲順は、なんと1日の時間の流れに沿った並びになっているという興味深いお話も聞かせてくれました。
SALUさん曰く、こんな流れだそうですよ!

M1「All I Want feat. Salyu」→朝
M2「Tomorrowland」→10時~11時くらい
M3「ハローダーリン」→昼下がり
M4「Mr. Reagan feat.Takuya Kuroda」→15時~16時
M5「How Beautiful」→日が沈んでいく頃
M6「Nipponia Nippon」→夜になる頃
M7「Lily」 →20時
M8「痛いの飛んでいけ -interlude-」→21時
M9「ビルカゼスイミングスクール feat. 中島美嘉」→23時~24時
M10「タイムカプセル」→深夜1時~2時
M11「In My Face」→朝日が昇って来る3時
M12「AFURI」→朝4時~6時

皆さんも、次に『Good Morning』を聞くときは、SALUさんがイメージしたこの時間軸を少し意識しながら聞いてみると、一曲一曲また違った感じ方ができて面白いかもしれませんね!

そんなこだわりのNew Albumを引っ提げ、6月には東京と大阪で【SALU LIVE TOUR 2016 ”Good Morning”】を行うことが決定しています!また、ツアー前の5月6日(金)には、渋谷にてアルバムのRelease Partyも行われるようなので、ヒップホップ好きはもちろん、普段あまりヒップホップを聞かないという方も、この機会にぜひ「ニュータイプ・ラッパーSALU」の才能を全身で感じてみてください。



=リスナーからの質問=
Q. 最近テレビでもラップの番組が始まって、ブームが来ているように思いますが、SALUさんもラップやヒップホップをシーンとしてもっとメインストリームに持っていきたい!なんて気持ちはありますか?? (ラジオネーム:ワンタンメンさん)

A. 今盛り上がってきているヒップホップシーンについては、“キャンプファイヤー”みたいにならないといいなと。次の日の朝、誰もいないところに灰だけが残ってる…みたいなことが無ければいいなと思いますね。
僕がシーンを引っ張っていくというか、僕ができることは限られている中でも最善を尽くしたいという気持ちはあるんですけど、それよりももっと大事にしなければいけないものが出てきたときに、そっちに行ってしまうかもしれないし、それは相対性の話かなと思いますね。それぞれが無理なくやれれば一番いいかなと思います。
でも僕の気持ちとしては、ラップがもっとポピュラーな音楽として日本でも認識されていくといいなと。ジェイ・Z、ビヨンセ夫妻がホワイトハウスに行って話すみたいな、そういうことが当たり前にある時代になればいいなっていうことはずっと昔から思っていますね。

※「鋭い質問ですね!」とSALUさんも唸ったこの質問。「“キャンプファイヤー”みたいにならないといいな」というこの例えに、SALUさんの言葉使いの巧みさを感じました。
そして、10代の若い世代の活躍も目覚ましいこのシーンの中で、「SALU君がリーダーになっていってほしいなと思いますね」という小川さんからの一言に、「いや、どうでしょうね…リーダーね…。」とはにかみながら俯いてしまったSALUさん(笑)そんなちょっと控え目なところも、SALUさんの魅力の一つだなと感じた瞬間でした。
これからSALUさんに憧れて音楽を始める若い世代がきっともっと増えて来ると思うので、ぜひSALUさんにはこのシーンを最前線で引っ張っていってほしいですね!



SALU

プロフィール:
1988年札幌生まれ、神奈川育ち。14歳で日本語でラップを書き始めた噂のニュータイプ、SALU (サル)。
札幌、神奈川藤沢、厚木、シンガポールなど、プライベートな事情もあって "根無し草" のように都市を渡り歩いてきたSALUだからこその観察力と洞察力で綴る情景豊かなリリックには独特の呼吸とライミングがあり、それによって生み出される浮遊感からその言葉は私達の心に素直に入ってくる。
HIP HOP / R&B 界の新進気鋭のプロデューサーとして辣腕をふるい、KREVA、EXILE、西野カナ、少女時代などジャンルレスにヒット曲を提供するあのBACHLOGICとの宿命的な出会いによって彼の運命が動き始める。この時、BACHLOGICがSALUの才能に刺激され、レーベル "ONE YEAR WAR MUSIC" をつくってしまったという逸話は、同業者(アーティスト)の嫉妬も拍車をかけるかたちでシーンで話題になった。
そのBACHLOGIC総指揮のもと、2012年3月にリリースされたファーストアルバム『In My Shoes』は、23歳にして得た濃厚な人生経験と、初期騒動に裏付けされたSALUが "In My Shoes(= 僕の立場から)" から見た世界について歌った作品で、J-HIP HOPのフィールドでは異例のスマッシュヒットとなり、iTunes 総合チャートでも上位を記録。また第5回CDショッブ大賞やVMAJ、スペースシャワーMVAにノミネートされる等、SALU旋風は目利きの関係者の間で語り草に。KREVAや木村カエラなど様々な方面から絶賛され、ヘッズは勿論、2013年にはARABAKI ROCK FEST.13、ROCK IN JAPAN FESTIVAL2013、MTV ZUSHI FES 13、SWEET LOVE SHOWER 2013、Sunset Live 2013等は夏フェスに出演し、これまでラップに興味がなかったロックリスナーをも熱狂させた。
さらに2014年5月に自身2枚、メジャーでは初のフルアルバムをリリース。リリース後は初のワンマンツアー "TOUR OF COMEDY ~喜劇の旅~" を地元の札幌を皮切りに名古屋、福岡、大阪、東京で開催。また、SMAPや若旦那 (湘南の風) へ楽曲提供するなどソングライターとしても活躍している。


【次回予告】第32回のゲストはLAMP IN TERREN!お楽しみに!

ビデオコメント

お知らせ




■ライブ情報

SALU LIVE TOUR 2016 ”Good Morning”
2016/06/17(金)大阪 Fan J Twice
2016/06/18(土)東京 渋谷WWW

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

■オンエア曲

ゲスト:SALU
【M1】 「ビルカゼスイミングスクール feat. 中島美嘉」
【M2】「Nipponia Nippon」
(3rd Album『Good Morning』より)

【オープニング】
「Let It Sway」 / DYGL
※2016.5.4発売
『Don’t Know Where It Is』より

【エンディング】
「ギフト」 / BRADIO
※2016.6.1発売
4thシングル『ギフト』より

リリース情報

Good Morning

Good Morning

2016年04月20日

トイズファクトリー

1. All I Want feat. Salyu
2. Tomorrowland
3. ハローダーリン
4. Mr. Reagan feat.Takuya Kuroda
5. How Beautiful
6. Nipponia Nippon
7. Lily
8. 痛いの飛んでいけ -interlude-
9. ビルカゼスイミングスクール feat. 中島美嘉
10. タイムカプセル
11. In My Face
12. AFURI

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リリース情報

Don’t Know Where It Is

Don’t Know Where It Is

2016年05月04日

HARDENOUGH

1. Let It Sway
2. Don’t Know Where It Is
3. I’m Waiting For You
4. Let’s Get Into Your Car
5. Slizzard
6. Thousand Miles

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リリース情報

ギフト(初回生産限定盤)[CD+DVD]

ギフト(初回生産限定盤)[CD+DVD]

2016年06月01日

HERO MUSIC ENTERTAINMENT

[CD]
1. ギフト
2. Bring It On!
3. ギフト(Hidden AFRO ver.)
4. Bring It On! (Hidden AFRO ver.)

[DVD]
2015年10 月16 日 全国ツアー「POWER OF LIFE ~ファンカジスタツアー2015 ~」ツアーファイナル東京・LIQUIDROOM公演ライブ映像 5曲収録

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