ファンキー加藤、映画『サブイボマスク』主題歌「ブラザー」をリリース!

ファンキー加藤 | 2016.05.23

 6月11日公開のファンキー加藤初となる主演映画『サブイボマスク』の主題歌「ブラザー」。これはファンキー加藤にとって6枚目のシングルとなる作品だ。家族の事、兄弟の事、照れくさいけど何か大切な日々を思い起こさせてくれる、心温まるそんな仕上がりになっているので是非とも聞いてみて欲しい。

EMTG:まず、映画『サブイボマスク』主演という大役を果たされての感想をお願いします。
ファンキー加藤(以下、加藤):主人公の春雄は、一直線で、スゴい情熱を持っていろんなことに立ち向かっていく熱い男なんです。憧れの人物像でした。本当にたくさんのことが学べたし、僕自身の人生を豊かにしてくれた気がします。
EMTG:撮影の間は、演じることに徹していらっしゃいましたか?
加藤:春雄という人物をどれだけ自分に憑依させられるかに集中しました。ステージ上にいるファンキー加藤の1.5倍増しのキャラクターなので、ある意味自分の延長線上にあるという感覚ではあったんですけど。
EMTG:役に入り込みすぎて、どんどん痩せていったとうかがいましたが。
加藤:精神的に、ではなくて、単純に体力的消耗が激しかったんです。なにしろ春雄は、よく走るし、歌うし、叫ぶし、ときには正拳突きもする(笑)。本当にカロリー消費の高いキャラクターなので。
EMTG:映画チームならではのみなさんのお仕事ぶりは、どう映りましたか?
加藤:音楽のスタッフさんは、距離という意味では、実はそんなに近いところにいないんです。ステージであれば、音響さんも照明さんも特効さんも、遠いところで見守ってくださってる。もちろん、愛情を持って挑んでくださっているので気持ちは近いんですけど。一方、映画では、大道具さん、小道具さん、カメラマンさん、照明さんなどが、場面転換ごとに、目の前でダーッとこだわりのある職人ワザを見せてくださる。その意気を背負っていかなきゃなという思いが、自然と強くなりました。
EMTG:ご自身も、以前より1.5倍増しのキャラクターになったのでは?
加藤:いや、僕はまだあそこには至ってないですね。春雄のヘコタレなさ、周りを巻き込んでいくパワーは本当にスゴいですから。こういう男が世界を変えていくんだなと思います。その生命力みたいなものを、少しでも取り込めたらいいなとは思いました。
EMTG:主題歌「ブラザー」のテーマは、ズバリ兄弟愛。深いところでジンとくる歌ですね。
加藤:ありがとうございます。最初に希望した通り、映画の撮影を全部終えてから曲制作に入りました。共演者のみなさんやスタッフさんの思いを、あらためて受け止め、反芻するところから始めたかったんです。これまでもドラマや映画の主題歌は多くやらせていただいてましたが、今回はさすがに作品に対する踏みこみ方が違いましたね。正直プレッシャーになるくらい、いいものを作らなきゃという気持ちが強かった。で、大軸を決めるにあたってふと浮かんだのが、春雄と小池徹平くんが演じた権助との兄弟愛。今までタッチしてこなかったテーマなので、これは面白いかもと思いました。
EMTG:実際、どのように曲を作っていったんですか?
加藤:歌詞の世界観を頭に浮かべつつ、音楽プロデューサーの田中隼人と、どういうテイストの曲にするかを練っていきました。そのときにイメージしたのは、夕焼けに染まった景色。兄弟愛ということで、僕自身の兄弟のこともいろいろと思い返してたんですけど、そのどの場面にも夕焼けがあったなぁと。
EMTG:そうなんですか!
加藤:僕の故郷の八王子は、童謡「夕焼小焼」が生まれた町だけあって、夕焼けが映える田園風景が広がってるんですね。『サブイボマスク』で行った大分のロケ地にも、それとよく似た風景がありました。だからまず、そのオレンジ色の景色を感じてもらえる音にしたいなと。イントロのホーンのメロディや、Aメロのゆったりしたレゲエのリズムはそこからの発想です。
EMTG:まさに! ノスタルジーを感じます。
加藤:でも、サビではテンポが倍になって、リズム・チェンジ。
EMTG:スカになっていきますよね。
加藤:そう! ホロリと泣ける部分もあるけど、それ以上にパワーを込めた歌でもある。だから、サウンドにも負けない力強さがほしかったんです。結果、今までにない曲調になりました。
EMTG:実際、三兄弟の次男坊だそうですね。お兄さんに対するリアルな思いも含まれていたりしますか?
加藤:それはもう多々(笑)。年子で、小、中学校とも同じ野球部だったんですよ。兄貴は勉強もできる野球部のキャプテン。一方僕は、勉強もあまりできなかったし、野球もさほどうまくなかった。中学校の先生から「加藤家の汚点」とありがたいニックネームをいただいてたくらいで(笑)。その当時の思いを、今回事細かに書いてますね。兄貴に聴かせるのはちょっと恥ずかしいっす(笑)。
EMTG:家族って照れくさいし、時に鬱陶しい。その感覚が伝わってきて、うなずきながらちょっとホッとしました。「口下手なあなたの不器用なエールが 心の中 埋めているよ」には、聴くたびにウルッとします。
加藤:お袋からとか友達からとか、何かもっと愛情深い気の利いた言葉をもらっているはずなんですけど、なぜか、「オマエ、歌、下手だなぁ」と兄貴が笑ってる感じが、ずっと心にあるんです。不思議ですよね。きっと『サブイボマスク』との出会いがなければ、綴ることのない思いだったと思います。ま、兄貴もこの曲は耳にはすると思うんですけど、感想とか絶対言ってほしくないです(笑)。
EMTG:主演と主題歌制作でも相当な仕事量なのに、さらに今回劇中歌2曲も手がけていらっしゃいますよね。
加藤:いや、だから、最初実はお断りさせていただいたんです。荷が重すぎるというか、どうやってもプレッシャーに勝てる気がしなくて。
EMTG:そうなんですか!
加藤:それでも、監督をはじめみなさんが、情熱を持ってオファーしてくださった。事務所も万全のバックアップ態勢を敷いてくれるという。それで、決心がついたんです。もちろん、決めたからには全力投球しようと思いました。終わった今、やってよかったと心底思ってます。
EMTG:その笑顔がすべてを物語っていますね。
加藤:何ものにも替え難い、素敵な思い出ができました。
EMTG:さて、2曲目「勇者のうた」は、2016TBS系列プロ野球中継“SAMURAI BASEBALL”のテーマ曲。
加藤:もともと野球少年だったので、燃えました(笑)。スタジオにこもってる間、YouTubeでずっと好プレー特集を見てましたね。そこで思ったのは、美しいプレーをすればするほど、選手のユニフォームは汚れていくということ。そういえば僕自身も、汚れたユニフォームが誇らしかったなと思い出したりもしました。そんなところから、必死で這い上がろうとする主人公の姿が浮かんだんです。そして、この泥くささに似合うのは、やっぱりバンド・サウンドだろうと。
EMTG:「Fighting for my future」という言葉にグッときました。ご自身もいつもそうやって戦っている感じですか?
加藤:僕の書く歌は、自分の一歩二歩先の理想の姿なんです。僕自身はまだこんな勇者ではないですね。なにしろ、映画主演をビビッて一度断るような男ですから(笑)。
EMTG:「あの夏のカクテル」は、オーガニックで意外な魅力にあふれたナンバーですね。
加藤:「ブラザー」も「勇者のうた」もパワーのある曲なので、ちょっと疲れちゃったんです(笑)。ディレクターさんに、「ゆるい雰囲気モノ作ってもいいですか?」と願い出ました。僕自身、疲れたときはジャック・ジョンソンを聴いたりするので、サーフ系の匂いがするものがいいなと。海とは全然縁のない人間なんですけど(笑)。
EMTG:「国道129号 南へ続くルート」に、八王子出身者のリアルを感じました(笑)。
加藤:いやもうホント、気楽に作りました。アコギとピアノと簡単なリズムだけの究極のシンプルさ。ただ、いざ歌入れとなったとき、肩の力を抜くっていうのがなかなかできなくて、苦労しました。マイクの前に立つと自然と拳握っちゃうんです。オマエはパブロフの犬かって(笑)。
EMTG:さて、『サブイボマスク』公開後、7月23,24日には横浜アリーナで「I LIVE YOU」が開催されます。「ブラザー」で大合唱が起こりそうですね。
加藤:どんな熱量が生まれるのか、ホント、楽しみです。この夏いちばん熱い場所にしますので、ぜひ、遊びにきてください!

【取材・文:藤井美保】

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ビデオコメント

リリース情報

ブラザー≪初回生産限定盤≫[CD+DVD]

ブラザー≪初回生産限定盤≫[CD+DVD]

2016年06月08日

ドリーミュージック

M1. ブラザー (映画「サブイボマスク」主題歌)
M2. 勇者のうた (2016TBS系列プロ野球中継“SAMURAI BASEBALL”テーマ曲)
M3. あの夏のカクテル

【DVD収録内容】
・「ブラザー」VIDEO CLIP
・「ブラザー」VIDEO CLIP メイキング映像
・漢への道 番外編〜プロレス編〜

お知らせ

■ライブ情報

JOIN ALIVE 2016
2016/07/17(日) いわみざわ公園

I LIVE YOU 2016 in 横浜アリーナ
2016/07/23(土) 横浜アリーナ
2016/07/24(日) 横浜アリーナ

音楽と髭達2016-C’mon OTOHIGE-
2016/08/27(土) HARD OFF ECO スタジアム新潟

宗像フェス〜World Heritage Munakata〜
2016/08/29(月) 神湊海水浴場 特設野外ステージ

イナズマロック フェス 2016
2016/09/17(土) 滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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