THE BAWDIES、“最強”なニューシングル「THE EDGE」リリースインタビュー。

THE BAWDIES | 2016.11.29

 THE BAWDIESが13ヵ月ぶりにドロップする「THE EDGE」はシャレ抜きでエッジの効いたシングルだ。ホットなロックンロール3連発に思わず背筋が伸びる。6月に行った初の東阪・野音ワンマン、go!go!vanillasとのスプリット・シングル「Rockin’ Zombies」リリースに対バンツアーと、今年もあらたな挑戦を続けてきた4人の、さらに進むためのひとつの答えがこのシングルと言えるだろう。これまでの、そしてこれからのTHE BAWDIESが挑み続ける“THE EDGE=崖っぷち”について語ってもらった。
EMTG:7月にgo!go!vanillasとのスプリット・シングルが出ていますが、THE BAWDIESとしてのシングルは約1年ぶりです。あらたなテーマなどあったのでしょうか。
ROY(Vo、B):そのスプリット・シングルに入れた「45s」に引き続き、ロックンロール色が強めのシングルだと思うんです。リード曲「THE EDGE」は「45s」より先に出来てたんです。去年、ホールツアー“Shake! Shout! & Soul!”をやらしてもらったときにタイトルになる楽曲があって、それを1曲目にやってたんですけど。その曲を作ったときにロックンロールをより本気でやろうと。もう売れるためにとか、みんなが聴きやすいように盛り上がるだろうとか、寄せていくことをまったくせずに、自分たちがかっこいいと思う音を突き詰めていったらどうなるんだろうと。それでツアーのタイトル曲「Shake! Shout! & Soul!」が出来たのが去年だったんですけど、それはルーツ色が強かったので、もっと2015~6年という時代を生きているロックンロール・バンドとしての音を求めたいなと。で、作ったのが「THE EDGE」だったんですね。今のTHE BAWDIESとして伝えたいこと、今のバンドの状況、すべてをこの1曲で言えるんじゃないかなと思って。今いちばん、自分たちでかっこいいと思える曲になりました。
EMTG:それはこのシングルに入っている3曲に通じることでしょうか?
ROY:特に「THE EDGE」ですね。「THE EDGE」みたいな、自分たちの信念を込める楽曲をやったあとって、少し肩の力を抜きたくなったりとか、少し実験をしたりとか、楽曲制作をしながら遊ぶ、みたいな感覚もあるんですよ。2、3曲目は、そういう曲ですね。
EMTG:どの辺が遊んでるところでしょう?
ROY 2曲目「FEVER」は、単純にいろんなものを掛け合わせて面白いものを作るということを僕らよくやるんですけど、リトル・リチャードにラモーンズを混ぜたらどんなものになるのかなって、やったのがこの楽曲ですね。だからドーンと重いというより、軽めのロックンロールで。
EMTG:「LOSER」はTAXMANさんの曲ですね。
TAXMAN(G、Vo):たまたま違う雑誌の企画でプリンスのギターをコピーするというのをやってて。80’sって本当に聴いてないんですよ。で、聴いてみて……あの時代のドラムの音って、打ち込みとか電子ドラムが多いじゃないですか。そういうのと、普段僕らがやってるのが合わさったら面白そうだなって思って作った曲。本当に実験めいてる。音楽ってどんどん変わっていくじゃないですか、その過程で、2016年の今だからできる融合ってあると思うんです。それって面白いなと思ってて。僕らはそういうことをよくやるんですけど、ドラムでここまでやりきったのはなかったので。
EMTG:さて「THE EDGE」は崖っぷちギリギリということで、初回限定盤には4人それぞれがギリギリな挑戦をしたそうですけど。誰がいちばんギリギリだったんでしょうね。
ROY:実際に限界に挑戦したのはJIMだと思うんですよ。お化け屋敷が大っ嫌いなんですよ。
JIM(G、Cho):入れる人の気持ちがわからない。入れる人は僕の気持ちが一生わからないと思うけど。だって「人じゃん」とか平気で言うけど、そういうことじゃない。お化けじゃないのも知ってるし、ここでこう来るなっていうのも全部わかるんですよ。だから怖いんです。ははは。
EMTG:MARCYさんはボーカルに挑戦したんですか?
MARCY(Dr、Cho):酔っ払ってTAXMANと地方の打ち上げでカラオケに行って、ふざけてアニソンとか歌うとかはあるんですけど、本気で何か1曲歌うというのはやったことがなかったので。しかもオリジナルじゃないですか。ROYが鼻歌入れてくれたやつを聴いたりして、ボーカルレッスンに行ったりして。その映像もちょっと入ってるんですけど。
ROY:前に、インタビューなのかステージ上なのか忘れたんですけど、冗談半分で僕も1曲ぐらい歌ってみようかなってポロっと言ったのを携帯にメモってたんですね。それでいつかこれやらせようと思って。本気でMARCYのために楽曲を書いて、本気でMARCYがシャウトしてるので、聴いてもらいたいです。みんなの評判が良かったら、次のシングルはMARCYさんで一発どかーんといくかもしれないし。
MARCY:え~っ、ないでしょう?
TAXMAN:ライブでもねえ、評判よければやるかもしれない。
ROY:そうそう、だから聴いてもらって、評判届けて欲しい。せっかく花が咲きかけてるんですから。水をあげてくださいってことです、皆さん(笑)。
EMTG:「THE EDGE」のMVでROYさんが「自分たちの過去への戦い」と言っていますね。どんなときが戦いだったんでしょう?
ROY:ロックンロールバンドって変わらないことが重要だけど、その中でどんどん更新していかなければならない部分もあるので、そういう意味ではつねに戦いですね。今回もいちばん最強のものが出来たと自信を持って言えるから、勝てたかなと。
MARCY:僕は個人的には2 回目の武道館ですね。1 回目はお祭りの感じだけど2 回目はやっぱりシビアというか。そこでTHE BAWDIESというバンドのライブの仕方や、ドラマーとして新しい考え方ができるタイミングだったし、THE BAWDIESをこれからずっとやっていくための、切り替わるためのライブだったと思います。
TAXMAN:僕は去年のヨーロッパ・ツアー。ドイツ・フランス・イギリスと行ったんですけど。いいところもあったし、もっとやれたというのもたくさんあった。もう1回チャレンジしたいなって思う。
JIM:壁はいろいろあるんですよ。ロックンロールを続けていくかっこよさをどこで見つけていくか。僕らもデビューしたときはみんな驚いてたし、声すごいとか洋楽みたいと言ってくれたけど、耳って慣れちゃうから、その次にどうやって聴いてもらうか。どうやってロックンロールしていくかというのがいちばんでかい壁ですよね。超えなきゃいけない壁だし、超えたときは死ぬとき。死ぬときに、超えたって思えたらいいな。それがゴールという気がするな。僕らにとってロックンロールはそれぐらい、でかいものだし大事なものだということだと思うんですよね。

【取材・文:今井智子】

tag一覧 J-POP シングル インタビュー 男性ボーカル THE BAWDIES

リリース情報

THE EDGE

THE EDGE

2016年11月30日

ビクターエンタテインメント

1.THE EDGE
2.FEVER
3.LOSER

お知らせ

■マイ検索ワード

●ROY
ピーターさん

TAXMANが髪を切ったんですよ。誰かに似てるなあと思って、ピーターさんみたいだなと

●TAXMAN
バナナダイエット

新しいアーティスト写真を撮るんですけど、それまでにシュッとしていたいなと思って。1日1食バナナに置き換えるといいらしいので、今それをやってます。僕、バナナ嫌いなんですよ。好きなものならもっと食べたくなるけど、バナナ嫌いだから、もういいやってなる。

●MARCY
乾燥機付き洗濯機

ドラム式っていうんですか? go!go!vanillasとのツアー中に牧(達弥/vo、g)と一緒に晩飯食ってたときに洗濯の話になって。僕は外に干してるんですけど、牧に「ドラム式じゃないんですか? めっちゃ楽ですよ」って言われて、悔しくなって買ってみようかなと思って調べました。

●JIM
MARCYかわいい

洗濯機の検索してるMARCYがかわいかったんで(笑)。


■ライブ情報

「THE BAWDIES TOUR 2017」
2017/02/19(日) 新木場 STUDIO COAST
2017/02/25(土) なんば Hatch
2017/02/26(日) 名古屋 DIAMOND HALL
2017/03/02(木) 高知 X-pt
2017/03/04(土) 高松 MONSTER
2017/03/05(日) 松山 WstudioRED
2017/03/09(木) 浜松 窓枠
2017/03/11(土) 和歌山 SHELTER
2017/03/12(日) 京都 磔磔
2017/03/17(金) 盛岡 CLUB CHANGE WAVE
2017/03/18(土) 青森 QUARTER
2017/03/20(祝月) 仙台 Rensa
2017/03/25(土) 宇都宮 HEAVEN’S ROCK VJ-2
2017/03/26(日) 郡山 Hip Shot Japan
2017/03/30(木) 岡山 YEBISU YA PRO
2017/04/01(土) 広島 CLUB QUATTRO
2017/04/02(日) 周南 RISING HALL
2017/04/15(土) 滋賀 U-STONE
2017/04/16(日) 神戸 Chicken George
2017/04/20(木) 松本 Sound Hall a.C
2017/04/22(土) 新潟 LOTS
2017/04/23(日) 富山 MAIRO
2017/04/27(木) 熊谷 HEAVEN’S ROCK VJ-1
2017/04/28(金) 高崎 club FLEEZ
2017/04/30(日) 水戸 LIGHT HOUSE
2017/05/13(土) 札幌 Zepp Sapporo
2017/05/21(日) 東京 NHKホール
2017/05/28(日) 大阪 オリックス劇場
2017/05/29(月) 愛知 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
2017/06/08(木) 長崎 DRUM Be-7
2017/06/10(土) 大分 DRUM Be-0
2017/06/11(日) 福岡市民会館
2017/06/16(金) 沖縄 桜坂セントラル

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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