Ms.OOJA、“涙”をテーマにドリカムの名曲たちを歌ったリスペクト・カバーアルバム『Ms.OOJAの、いちばん泣けるドリカム』

Ms.OOJA | 2017.05.01

 Ms.OOJAが、全曲DREAMS COME TRUEの名曲たちを歌ったカバーアルバム『Ms.OOJAの、いちばん泣けるドリカム』がリリースされる。ドリカムの2人も公認しているこの作品では、“涙” “泣ける”をテーマに、Ms.OOJAが、彼女の歌声で、ドリカムの楽曲を歌い上げている。ドリカムから大きな影響を受け、ドリカムが大好きだというMs.OOJAだからこそ歌える歌であり、ドリカムの楽曲の素晴らしさ、そしてMs.OOJAのボーカルの力と、彼女の表現力の豊かさが伝わってくる、クオリティの高い、強い思いのこもったカバーアルバムになっている。

EMTG:まずは、DREAMS COME TRUEのカバーアルバムを制作することになった経緯を教えてください。
Ms.OOJA:ドリカムは私の憧れのアーティストで、かつて「やさしいキスをして」をカバーさせていただいたこともありますし、ライブを観させていただく機会も多くて、アーティストとしての目標とさせていただいていました。それで、私が好きだということがご本人たちにも伝わって、去年「私だけのドリカム THE LIVE」というイベントにも出させていただきました。そこで「三日月」を歌った時に、自分の中でも、改めてこの曲が好きだというのが分かったし、マサさん(中村正人)にも、お客さんにも、周りの関係者の皆さんにも、すごく評判が良かったんです。そういうこともあって、スタッフから、ドリカムだけのカバーアルバムを作ってみないかっていう提案があったんです。それで、“やります”って反射的に答えました(笑)。
EMTG:でもドリカムのカバー集って、ひとりの歌手として考えた場合、とてつもなく高いハードルですよね。
Ms.OOJA:そうなんですよ。時が経つにつれて、だんだんプレッシャーが大きくなっていって、これはえらいことをしてしまったかも知れないって思ったり(笑)。
EMTG:ドリカムのお二人からも、公認をいただいているということですが。
Ms.OOJA:カバーアルバムを作りたいというお話をさせていただいて、Ms.OOJAだったらOKというお返事をいただきました。いやー、すごいなぁーって(笑)。ひとりのアーティストが、全曲ドリカムのカバーでアルバムを作るというのは初めてなんです。(吉田)美和さんには、“いつもドリの歌を歌ってくれてありがとうね”って言っていただきました。
EMTG:事前に、ドリカムのお二人から、アドバイス的なものはあったのですか?
Ms.OOJA:マサさんに“がんばります”って言ったら、“そんなにがんばらなくてもいいからね”って言っていただきました。“Ms.OOJAは、Ms.OOJAらしく歌えばいいから”って。それまでは、“よし、やるぞ”って、力が入り過ぎちゃっていた部分もあったんですけど、その一言で、ちょっと楽になりました。
EMTG:『いちばん泣けるドリカム』というテーマと、選曲は、どのようにして決まったのですか?
Ms.OOJA:私がドリカムを歌う意味ってなんだろうって考えた時に、私は特にドリカムの切ない、泣ける歌が好きで、ドリカムのライブに行くと必ず泣いてしまうので、自分が泣ける曲を選びたいなって思いました。私の声に合うのは、きっと、“涙”、“泣ける”というところだろうと。明るい曲とか、前向きな曲もたくさんありますけど、それはもう、本家が素晴らしい歌を聴かせてくださっているわけだから、私は泣ける曲を歌うことで、曲の違う魅力を引き出せたらな、知ってもらえたらなって思ったんです。
EMTG:選ばれている楽曲も、ドリカムのデビュー当時のものから近年のものまで、幅広くなってますね。
Ms.OOJA:私は、昔の恋愛の歌も好きなんですけど、近年の、より人生観を歌った楽曲もすごく好きで。あの説得力というか、特にそれをライブで聴いた時の励まされる感じに、いつも泣いてしまうんです。だからそういうものも入れたいなって。幸せで泣ける歌というのもあるんです。
EMTG:実際にドリカムの楽曲を歌ってみた感想はいかがですか? 
Ms.OOJA:ドリカムはすごい!(笑) こんなにドリカムの曲をレコーディングした人は今までにいないと思うんですけど、だからこそ感じるのは、やはり“モンスター”だな、と。音楽のモンスターです。メロディ、アレンジ、歌詞のどこにも隙がないし、歌自体の難易度もとても高いというか、美和さんの歌唱力があってこその楽曲で、こんなに難しい曲だったのかって、改めて感じました。マサさんのアレンジも、コードの動かし方とかもすごく独特だし。だから今回、私がアレンジして、私が歌っても、そこにはドリカムがあるんですね。それは曲の持っている力だと思います。すごいことに挑んでしまったなという思いと、そこに触れることができたのは幸せなことだなという思いがあって、ここで得たものも大きいなって思います。
EMTG:Ms.OOJAさんのバージョンは、とてもシンプルなアレンジのものが多くなっていますよね。
Ms.OOJA:“泣ける”ということで、メロディと歌詞をクローズアップしたかったし、あと私の歌声で聴いていただくということも考えて、シンプルなものにしました。
EMTG:今回の楽曲で、歌ってみて改めてすごいと思った曲とかは、ありますか?
Ms.OOJA:どれもそうなんですけど、「未来予想図II」は、みんなカラオケでもよく歌う曲じゃないですか。でも、こんなに難しい曲なんだって、改めて思いました。カロリーが高いというか、サビに来た時の抜け感とか、すごいなって。あと「三日月」と「未来予想図」は最初にレコーディングしたんですけど、あとから聴き返してみて、全然納得がいかなくて、全部歌い直しました。吉田美和というお手本があって、それに失礼になっちゃいけないというか、こんなんじゃダメだと。そう思えたのは、最強のお手本があったからだと思います。あと「ねぇ」も大好きで、レコーディングしてても泣きそうでした(笑)。
EMTG:ドリカムのお二人からは、この作品についての感想などはありましたか?
Ms.OOJA:マサさんからは、“すごくクオリティの高いアルバムだ”とお褒めいただきました。すごくプレッシャーもありましたけど、やって良かったなって。
EMTG:Ms.OOJAさんにとって、DREAMS COME TRUEというアーティストは、どういう存在なのでしょうか?
Ms.OOJA:“目標”ですよね。アーティストとしての道しるべを作ってくれた人、です。
EMTG:このアルバムのライブは予定されているんですか?
Ms.OOJA:8月に、Billboard Liveの東京と大阪、名古屋Blue Noteでのライブを予定しています。ちょっと大人な感じで、カバーアルバムだからこそできる、特別感のあるライブになると思います。
EMTG:Ms.OOJAさんのファンの方と、ドリカムのファンの方に、この作品を通して伝えたいメッセージはありますか?
Ms.OOJA:Ms.OOJAのファンに皆さんには、名曲たちの素晴らしさと、それによって今までとは違った部分を引き出されているMs.OOJAのボーカルを楽しんでいただけると思います。今回カバーしてみて、ドリカムは私の楽曲ともリンクしているというか、すごく影響を受けているんだなって改めて感じたので、その近い部分と、違う部分を発見していただけるんじゃないかと思います。ドリカムのファンに方には、“やっぱり吉田美和はいいな”って思っていただいてもいいと思いますし、そうだったとしても、私の役目は果たせたと思います。でも私の歌を聴いていただいて、ここは気が付かなかった部分だなっていう良い部分を、ちょっとでも発見していただけたら嬉しいです。

【取材・文:熊谷 美広】

tag一覧 アルバム 女性ボーカル Ms.OOJA

リリース情報

Ms.OOJAの、いちばん泣けるドリカム

Ms.OOJAの、いちばん泣けるドリカム

2017年05月03日

ユニバーサルシグマ

01.悲しいKiss(1989)
02.7月7日、晴れ(1996)
03.何度でも(2005)
04.さぁ鐘を鳴らせ(2013)
05.ねぇ(2010)
06.LOVE LOVE LOVE(1995)
07.三日月(1999)
08.未来予想図II(1989)
09.未来予想図(1991)
10.AGAIN(2014)
11.あの夏の花火 ー SENKOU-HANABI VERSION ー(2015)
12.The signs of LOVE(1995)
13.あなたのように(2016)

お知らせ

■コメント動画



■ライブ情報

「Ms.OOJAの、いちばん泣けるドリカム」発売記念 1夜限りの全曲ドリカムLIVE
05/01(月) SHIBUYA CLUB QUATTRO

Ms.OOJA 北海道ツアー2017
06/22(木) 函館山クレモナホール
06/23(金) 小樽ゴールドストーン
06/25(日) 旭川MORROW’S
06/26(月) 帯広ランチョエルパソ
06/28(水) 北見石倉交流センター
06/29(木) 釧路グレンスペイ


佐藤竹善 Presents Cross your fingers 19 ?Cornerstones Anniversary Contents
05/04(木・祝) 大阪オリックス劇場

NHK「明日につなげるコンサート」in 南相馬
05/06(土) 南相馬市民文化会館(ゆめはっと)

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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