デビュー2年目に突入したセレイナ・アン、2ndシングル「Love & Sweet」で魅せた成長の証。

セレイナ・アン | 2017.08.02

セレイナ・アンの歌声が変わった。’16年4月から「ZIP!」内コーナー<あおぞらキャラバン>にレギュラー出演していた彼女。同テーマソングに起用されていた1stシングル「青い空と私」以来、9ヶ月ぶりのニューシングル「Love & Sweet」の表題曲は、昨年7月にリリースした1stミニアルバム『SUNDAYS』に収録されていたラブソング「Sweet Sweet Love」の続編となっている。彼女はその間に、相棒のワンちゃん“そら”との日本一周の旅を終え、恵比寿リキッドルームで開催された初のワンマンライブも大成功に収め、デビュー2年目へと突入した。様々な出会いと別れを経験した彼女は、これまで以上に肩の力が抜け、とてもリラックスして歌っているように感じる。そのナチュラルな歌声は間違いなく、心地のいい風を引き連れてくる。1年間でそんなに変わるのか? と疑う方はぜひ、「Sweet Sweet Love」と「Love & Sweet」を聴き比べてみて欲しい。
ETMG:少し前になりますが、初のワンマンライブから振り返ってもらえますか。
セレイナ・アン:シンガーソングライターとしての1つの目標でもあったので、すっごく嬉しかったですし、最高でしたね。ライブは2時間あったんですけど、2分くらいに感じて。
ETMG:あはははは。2分ですか!?
セレイナ:本当にそう感じるくらい楽しすぎて、人生で一番短い2時間だったんですよ。気づいたら終わっていたし、私は本当に心の底からライブが好きなんだなって実感しましたね。だから、あんまり覚えてないんですけど(笑)、私は自分の音楽でみんなに笑顔になってもらいたいと思っているので、お客さんがキラキラの笑顔を見せてくれたのが嬉しかったし、すごい感激しました。
ETMG:1つの目標だったワンマンライブを終えた後は何を考えてました?
セレイナ:ちょっと落ち着いて曲作りがしたいなって思ってたんですよね。<あおぞらキャラバン>で1年間走り回っていたので、今は制作モードというか。歌ったり、ギター弾きたい欲が強いし、曲作りをたくさんしたいなという感じでした。
ETMG:では、「Love & Sweet」もワンマン後に作った曲ですか?
セレイナ:いや、この曲は<あおぞらキャラバン>中ですね。去年の冬くらいにトラックをいただいて、次の夏に発表できたらいいなと思いながら歌詞を書きましたね。
ETMG:どんな思いを込めましたか?
セレイナ:去年1年間旅をして、自分の中では女の子から女性に近づけたかなと思ってるんですね(笑)。だから、<成長したんです、私!>っていうことを見せられたらいいなと思って、去年の7月にリリースした「Sweet Sweet Love」のパート2を作ろうと思って。簡単にいうと、「Sweet Sweet Love」は“恋”で自転車デート、「LOVE & SWEET」が“愛”でドライブデートのイメージ。前は高校生の恋愛っていう感じだったけど、二人が成長して大学生か、大学を卒業するくらいの年齢になってて。大人にはなったんですけど、まだ初々しくもあって、夏らしくハジけた、常に笑顔でいる二人のストーリーですね。だから、わざと<Sweet Sweet Love>っていうフレーズを入れたりもしてて。
ETMG:現在、21歳のセレイナさんとしては、恋と愛にはどんな違いがあると考えてます?
セレイナ:昔、父が「世界は自分が中心に回ってるんじゃないんだって気付いた時が、愛が始まる時だ」って言ってたんですね。恋は自分主体じゃないですか。でも、愛は二人で育てるものだと思うので、この二人も、大学生時代の4年間という時間をかけて、徐々に愛が芽生えたんじゃないかなと思います。
ETMG:ちなみに理想のドライブデートは?
セレイナ:福井県にすごく綺麗な海があるらしいんですよ。そこに向かいたいですね!
ETMG:東京から? 7~8時間かかりますよ!?
セレイナ:あはははは!すごく綺麗らしいですよ。途中で一泊しなきゃ無理かな。でも、この曲は、“二人を見てる私”という気持ちで書いたので、二人は多分、お互いに夢中だから大丈夫じゃないですかね。いや、求めすぎかな。湘南とかがいいのかな?でも、白いビーチ、見たいよね~!
ETMG:(笑)ストーリーテラーの立ち位置で歌ってるんですね。歌入れはどんな気持ちで臨みました?
セレイナ:たくさんの方が制作に関わってくれたんですけど、レコーディングは少人数でやらせていただいて。私、根がめっちゃクレイジーなので(笑)、少人数の方が自分らしく入れるんですよね。自分がいちばん素で、リラックスした状況にすることが、逆に私をハイテンションにさせてくれたというか、緊張せずに、ハッピーな気持ちで臨めた気がします。
ETMG:歌声がこれまでとは違う印象を受けました。すごく抜けが良くなってますよね。
セレイナ:今までよりも、無心になってたかもしれないですね。去年、1年間で、いろいろな方とお話をして、すごく物事の見方が変わって。今ではもう、昔の自分が思い出せないくらいなんですよね。そこで、やっぱり自らしくいる大切さとか、自分自身でいることを隠す必要はないんだっていうことを学んで。自分らしくいることが、相手が心を開いてくれる一番の方法なんだなっていうことを知って。だから、レコーディングの時も、こう思われたいからこう歌おうとか、何かのイメージに近づけて頑張るっていうのではなくて、本当に無心で歌ってて。以前は、技術面で指摘を受けた時も、ああしなきゃこうしなきゃって考えちゃってたんですけど、今回の作品はやりたいようにやらせてもらえたことも大きかったのかなって思います。
ETMG:とても変わったと思います。MVはドライブデートですか?
セレイナ:それが違うんですよ。スペシャルスペシャルスペシャルなの! 曲はドライブデートがイメージなんですけど、MVはまた違ったストーリーで見せていけたらなと思って。初めての海外デート的なイメージで、なんと香港で撮影したんですよ。アメリカは遠いし、お金かかるし、21~22歳の等身大のセレイナ・アンとしては難しいじゃないですか。この歳で、近場で、両親も許してくれて、初めての彼との海外デートとなると、香港かなって。
ETMG:香港は初めてですか?
セレイナ:初めてです。私、アメリカのおばあちゃん家に行ってるくらいで、海外旅行はあんまりしたことないんですよ。去年、日本一周をしたので、新しい夢ができて。今度は一生をかけて、ギターを背負って、世界一周したいっていう。その夢に向かって、まずは香港にいって。ビジュアル的にもちょっとオシャレで綺麗なものになっているので、これまでとは違うセレイナ・アンを楽しんでもらえたらいいなと思いますね。
ETMG:そして、2曲目には自作曲「All I Need」が収録されています。これは、いつ頃に書いた曲ですか?
セレイナ:<あおぞらキャラバン>で一緒に旅をした“そら”にお別れする前日に書いたんですよ。旅が終わることへの達成感もあったんですけど、やっぱり、そらやスタッフさんとの別れに対して、すごく凹んでて。そのネガティブな感じをポイジティブな感じに変えようと思って書きましたね。
ETMG:ラブソングにも聴こえますよね。
セレイナ:そうですね。ラブソングや友情ソングと捉えてもらってもいいと思います。ただ、私はそらと一緒に歩いているイメージで、天真爛漫なそらが頭の中で何を思ってるのか? 何を考えてるのか?っていうのを想像しながら書いていて。番組を卒業したのに、こんなに引きずっていいのかっていう感じなんですけど(苦笑)、別れた後でもみたいなことも書いたので、すごく正直だし、実体験100パーセントですね。
ETMG:(笑)英語の歌詞が多めになってますよね。
セレイナ:タイトルも<私に必要なのはあなただけ>っていう意味なんですけど、実際に<私にとって必要なのはそらだけだな>って感じたタイミングがあったんですね。正直に、私が思ってることを曲にすれば、いろんな声に対する返答になるかなと思って。ここまで正直に言うのはちょっと不安だったので、英語に隠してて。例えば、<Who cares what people say 絆は never fade>とかも、<周りの人がどう言おうと、私たちの絆は消えないよ>っていう意味なんですね。だから、リリースするのは不安だったんですけど、歌詞を皆さんに読んでもらうのが楽しみでもありますね。
ETMG:じゃあ、別れの日を思い出しながら歌いました?
セレイナ:寂しくなっちゃうので、その時のことは思い出さないようにしましたね。夏らしい曲なので、ひまわり畑をそらと歩いた時の写真を見たりとか、楽しかった思い出を思い浮かべて。今でも<そらマップ>をチェックして、元気にやってる姿は見ているので、そんなところを想像しながら歌ってますね。
ETMG:もう1曲も“恋”ではなく“愛”の歌ですよね。まず、エド・シーラン「THINKING OUT LOUD」のカバーを収録しようと思ったのはどうしてですか?
セレイナ:メジャーデビューして1年なので、原点に戻ろうと思って。私のキャリアは洋楽カバーからスタートしたので、その中から何をカバーしようかって考えたときに、私が一番尊敬しているシンガーソングライターであるエド・シーランだなって思ったんですね。エド・シーランは私がシンガーソングライターになろうと思ったきっかけでもあるんですね。それまでは歌いたいなとだけ思ってたけど、エド・シーランに出会って、自分で曲を書いて歌いたいって本気で思うようになった。私のルーツであり、大好きなアーティストであり、 YouTubeにカバーをあげていた、みんなからのリクエストが多い曲でもあるっていうことで、この曲にしました。
ETMG:改めて、カバーして、歌詞についてはどう感じました? 恋が愛に変わった「Love & Sweet」があり、あなたが全てだという意味の「All I Need」があり、ここでは70歳になっても、23歳と同じ気持ちで愛してると歌ってます。
セレイナ:ロマンチックですよね。こんなこと言える23歳になりたいですよね。そんな憧れも含めて取り組みましたね。
ETMG:そして、この歌声もとても風通しが良く、心地よいです。
セレイナ:この1年間で、換気したのかな、私(笑)。何も考えずに歌うっていうことに関しては、デビュー前に戻ったとも言えるんですけど、去年1年間でいろいろと学んだり、考えたりしていた成果が出てるのかもしれないですね。でも、本当に、そう言ってもらえるのは嬉しいです。ありがとうございます。
ETMG:ご自身にとってはどんな1枚になりました?
セレイナ:毎回、言ってますけど(笑)、すごく満足のいく作品になったと思います。これからももっともっと曲を書いて、どんどん届けていきたいなと思いますね。デビュー2年目の目標は、フルアルバムを出すこと。私が正直に感じていることを歌詞に描いて、あまり思い詰めず、ナチュラルに歌って、自分自身でいることの大切さを伝えていきたいですね。

【取材・文:永堀 アツオ】

tag一覧 J-POP ライブ 女性ボーカル セレイナ・アン

リリース情報

Love & Sweet

Love & Sweet

2017年08月02日

ユニバーサルミュージック

Love & Sweet」含む全3曲収録、CD+DVD(内容未定)

お知らせ

■コメント動画



■ライブ情報

『Love & Sweet』リリース記念イベント
08/05(土) イオンレイクタウンkaze(埼玉)
08/06(日) イオンモール甲府昭和

THANKSGIVING SUMMER MUSIC FES.
08/12(土) イオンモール広島祇園

sunrise garden vol.1 supported by FRESH!
08/13(日) 日比谷野外大音楽堂

Yamaha Acoustic Mind 2017〜THE SESSION〜
09/18(月・祝)赤坂BLITZ

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

トップに戻る