Ms.OOJAから届いたのは、心がふっと軽くなる、心に寄り添う応援ソング。

Ms.OOJA | 2018.02.06

昨年は、DREAMS COME TRUEのカバー・アルバム『Ms.OOJAの、いちばん泣けるドリカム』が大きな話題を呼んだMs.OOJA。彼女の、約1年3ヶ月ぶりとなるオリジナル・アルバム『PROUD』がリリースされる。つらいことや悲しいことがあった時に、そっと背中を押してくれるような優しい楽曲、人生は続いていくのだから、前を向いていきたいという彼女らしいメッセージが込められた楽曲、そしてスウィートなラブソングなど、現在の彼女の“想い”が、ストレートな歌声で素直に表現された作品となっている。まさにMs.OOJAの現在進行形ともいうべき、充実した作品だ。

EMTG:Ms.OOJAさんのこれまでのオリジナル・アルバムって、最初にテーマを設定して、それに沿って制作された作品が多かったように思うのですが、今回の『PROUD』についてはいかがでしたか?
Ms.OOJA:テーマを設定するというよりは、書き溜めていた曲の中から選んでいったという感じですけど、『PROUD』というタイトルは、最初から決めていました。オリジナル・アルバムの場合、タイトルはいつもアルファベット5文字で、いつの間にか5文字縛りになっているんですけど(笑)、今回は何かなって考えた時に、『PROUD』という言葉がピッタリだなと思いました。ベスト・アルバムから、オリジナル・アルバム『AGAIN』で再出発して、ドリカムのカバー・アルバムをやって、デビュー8年目に入って、歌を歌い続けられることの感謝というか、聴いてくれる人があってのことというのもあるし、やっぱり歌だったり、それを聴いてくれる人だったり、周りの人だったりというのが、私が今誇れるものだなとあらためて思ったんです。『PROUD』という言葉は、これまでもずっと候補にはあったんですけど、まだ『PROUD』じゃないでしょ、という意識があって。でも、今やっと『PROUD』じゃない? というか、まだまだ模索中なんですけど、ちょっと見えてきたかな、という感じはありますね。
EMTG:「PROUD」という曲も収録されていますけど、アルバム・タイトルと曲では、どちらが先なんですか?
Ms.OOJA:アルバム・タイトルが先に決まって、そこから曲を作りました。実はアルバムのタイトル曲を作ったというのは、これが初めてなんです。
EMTG:全体的に、いろいろとつらいこともあるだろうけど、とりあえずは前を向いていこうよ、といったポジティブな楽曲が多いなと感じました。
Ms.OOJA:もちろん嫌なことはあるだろうけど、生きてるんだから、楽しもうよって。“前向けばいいじゃん”って。でも、前向きたくなかったら向かなくてもいいし、立ち止まっている日があってもいいし、後ろを向く日があってもいい。全部ただの1日だし、ただの人生であって、でもされど人生であって、みたいな、そういう開き直りはあるかも知れないですね。相変わらず“がんばれ”という応援ソングではなくて、“まぁ、がんばろうよ”みたいな(笑)、私らしい応援ソングが集まったアルバムなのかなって思います。
EMTG:「Be myself」などは、まさにそんな感じの歌ですね。
Ms.OOJA:生きることに意味なんてなくてもいいという、今まで言ってきたこととまったく正反対のことを言っているんですけど(笑)、極論はそうだよね、生きているだけでいいじゃんって思える日も、きっとあるから、って。夢を持つことはもちろん素晴らしいことなんだけど、夢に支えられてきた自分だからこそ、そういうのがない瞬間というか、辛いこととか、悲しいことがあった時に、何も見えなくなる瞬間ってあるじゃないですか。夢なんか見ていられないし、この日をなんとか過ごすのが精一杯の時が。そういう時に、そういう人に、こういった曲たちを届けられればいいなって思いますね。
EMTG:他も、比較的シンプルでストレートな楽曲も多いですよね。
Ms.OOJA:今回はライブのことを考えながら作った曲が多いですね。「STAND UP!!」や「sakura」は、今までにない感じの曲ですけど、ライブをやってきて、みんなで歌いたい曲が欲しいなと思って作りました。あと「PROUD」もみんなで歌いたい曲で、“ひとりじゃない”という繰り返しのサビをみんなで歌うのが、今から楽しみです。
EMTG:ボーカルもすごく素直というか、ダイレクトに歌が伝わってくる感じがします。
Ms.OOJA:丁寧にやり過ぎないというか、ライブをイメージしながら、よりエモーショナルに、多少音程が外れても、歌のニュアンスを大事にするというところは気をつけましたね。
EMTG:「朝陽のようなkissをして」は、JAY’EDさんとのデュエットですけど、彼とデュエットするようになった経緯は?
Ms.OOJA:2014年にJAY’EDのフューチャリング・ベスト・アルバムのために「また君と」という曲をデュエットしたんですけど、レコーディングしてから1回もライブで歌ったことがなくて。だけど、YouTubeなどではメチャクチャ再生されてて、何年かかけて口コミで話題になってきた曲なんです。せっかくだからライブでも歌いたいよねってJAY’EDとも話をしてて。だったらもう1曲やろうという話になって、その流れでこの曲ができました。「また君と」と作家もプロデューサーも同じで、ちょっと大人の恋愛ソングになってます。ぜひみんなにカラオケでデュエットして欲しいですね。難易度が高い曲になってしまいましたけど(笑)。
EMTG:ラテン風味の「コントラスト」も印象的です。
Ms.OOJA:Jazztronikさんにプロデュースをしていただきました。ラテン歌謡っぽい曲が好きで、背徳感のある恋愛ソングって、皆さんも好きみたいで(笑)、こういう曲が1曲あると、アルバムのスパイスにもなるし。歌詞は私が半分書いて、後の半分を女性の作詞家の方に書いていただきました。今回はこういう作り方をけっこうしていて、作詞家の方やプロデューサーの方とディスカッションしながら歌詞を作っていくことで、逆に自分らしい思いが、より素直に出せたなって思います。
EMTG:このアルバムで、リスナーにいちばん伝えたい思いって、どういうものでしょうか?
Ms.OOJA:生きるのが楽になるといいなって思います。音楽にはそういう役目があると思うし、私が発信する言葉がそういう風に届けばいいなって。しんどいなって思う時、このしんどさがずっと続くのかなって感じる時、未来のことを考えたらすごく不安になることもあると思うけど、このアルバムを聴いたらちょっと楽になったなとか、ふっと心が軽くなったなとか、そういう風に思ってくれたらいいなと思っています。無理にがんばらなくてもいいんだよ、何でも白黒付けなくてもいいじゃんって。今までは、どちらかというと“I’m alive!”といったような強さがあったと思うんですけど、今回は、強くというよりは、楽にという風な思いがあるかも知れません。
EMTG:3月からは、このアルバムを引っさげてのツアーも始まります。
Ms.OOJA:今回のツアーでは、『PROUD』の曲も歌いますけど、初回盤にはANOTHER BEST『PROUD SONGS』という、ベスト・アルバムの『THE BEST あなたの主題歌』には未収録だった曲の中から、ファンの方からの投票で選ばれた曲を収録したCDが付いていているので、さらにこういう曲も織り交ぜながら、新たなる挑戦もしつつ、楽しいライブにしたいと思っています。ANOTHER BEST『PROUD SONGS』は、3曲が新録音になっていて、過去の楽曲をぜひ今の声で聴いていただきたいなと思っています。

【取材・文:熊谷美広】

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リリース情報

PROUD

PROUD

2018年02月07日

ユニバーサルシグマ

01.White Letter
02.Brand new day
03.エール
04.BRAVE
05.STAND UP!!
06.朝陽のようなkissをして feat. JAY’ED
07.sakura
08.I won’t forget about you
09.コントラスト
10.Be myself
11.WITH
12.PROUD

お知らせ

■コメント動画



■ライブ情報

Ms.OOJA LIVE TOUR 2018 「PROUD」supported by TATERU
03/03(土) [愛知]日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
03/10(土) [福岡]都久志会館
03/17(土) [大阪]オリックス劇場
03/24(土) [北海道]わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)
04/01(日) [東京]東京国際フォーラム ホールC
04/14(土) [沖縄]ミュージックタウン音市場



ABC presents ヴォーカル・オン・シンフォニー2018
02/10(土) [大阪]大阪フェスティバルホール

ONE+NATION music circus in 都城 2018
03/21(水・祝) [宮崎]都城市高城観音池公園野外ステージ

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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