BRADIO史上最高で最強の極上グルーヴが詰まった、音楽ファン必聴のニューアルバム

BRADIO | 2018.07.04

 昨年10月にシングル「LA PA PARADISE」でメジャーデビューを果たし、極上のグルーヴで魅了し続けているエンターテイナー集団BRADIO。2ndシングル「きらめきDancin’」、テレビ東京系アニメ『デュエル・マスターズ!』エンディングテーマである「INAZUMAジャケット」などが収録された1stアルバム『YES』は、BRADIO史上最強と言っても過言ではない音楽性の幅広さと深さが作り上げた、堂々たる作品だ。ドラマーの脱退という転機も、新しく築き上げた今作ならではのバンド感も、すべてを受け入れ肯定した上で「これが俺たちだ」と胸を張る『YES』。完成までの思いを聞いた。

EMTG:BRADIO、すごいアルバム作っちゃいましたね。
大山聡一(Gt):作っちゃいましたねぇ(笑)。今回、レコーディングもめちゃくちゃ楽しかったですよ。
真行寺貴秋(Vo):今まででいちばん楽しかった。やっぱりドラムが変わるっていうことがあって、そこが吹っ切れたっていうのもあるし、それによって固まった部分もあったと思うんですよ。だからすごく楽しめた。止まれないなっていう気持ちもずっとあったし。
酒井亮輔(Ba):そうだね。
真行寺:周りが不安になっているからこそ、「これが俺たちだ」「今だってこういうかっこいいことやってるんだぜ」って示さなきゃって気持ちになっていましたからね。応援してくれてる人たちに対して「申し訳ないな」よりも、そんな不安とかなくなっちゃうくらいすごいもの見せるよ、聴かせるよって気持ちの方にこだわってた。絶対に前よりダメになったなんて言われたくないって気持ちもあったし。
EMTG:その上で、自分たちの音楽を楽しめたと。
真行寺:そうです、そうです。そもそも音楽大好きだし、ホーンとかいろんな人が参加してくれた今回のバンドは本当に楽しそうだったし、そこに歌乗せたらもっと楽しかったし。バンドがやりたいことがちゃんと音から伝わってくるというかね。個人的には、バンドは歌乗せてなんぼだし、歌はバンドに乗せてなんぼだと思ってるんだけど、そういう繋がりみたいなものをすごく感じられたレコーディングだったんですよね。あらためて、バンドっていいなあって思えました。
EMTG:今回のリード曲「Boom!Boom!ヘブン」も、また新しいサウンドの振り幅を見せられたのでは?
大山:そうですね。夏に向けてみんなで楽しく踊っちゃえみたいな発想からだったんで、フレーズがどうとかよりも、「アガっちゃうよね!」ってファーストインプレッションになるように落とし込んでいきました。その上で、今ドラム叩いてくれてるヤスと亮輔(B.)のラテンのグルーヴを軸に、僕らのパッションの部分がクローズアップされた曲になってると思います。
酒井:ベースなんで特に、ドラムが変わったことは大きくて。今回ヤスは曲ごとにバスドラのビーターを変えてたんで、だったらベースはこうしようみたいな駆け引きもあったんです。自分を探しに行く作業みたいな感じ。プリプロでは出せなかった何かが出てくるのが楽しかったし、特にこの「Boom!Boom!ヘブン」なんかは、すごく生っぽいものをパッケージ出来た気がしますね。
EMTG:ではそれぞれの楽曲について伺っていきたいのですが。
酒井:「Funky Kitchen」は音的にもたぶんいちばん入ってるんじゃないかなってくらい、てんこ盛り。「スキャットビート」はシンプルにバンドプラス鍵盤で、「Sexy Lover」はグルーヴ強めのミドルでセクシーな歌。頭3曲はもう「これしかないでしょ」って感じで決まりました。
大山:「Sexy Lover」のグルーヴはエグいね(笑)。そこに乗ってるギターは「こういうことも出来るんだ」って自分で思うくらいのカッティング。派手さはないけどだいぶいいテイクが録れました。「Shout To The Top」は今までにない、これまでとは違うホットさを持った曲。BRADIOの音楽はどんどん展開してって世界観が解放されていくっていう良さがひとつあると思うんですけど、クローズしていきたい感覚のオケを作りたかったんです。そういうオケに貴秋が反応したら面白いものが出来るかなっていうのもあって。
真行寺:僕はどちらかというと流されやすいタイプなんですね。でも意見を持って違う流れに乗るというか、批判することもいいことだなと思えるようになってきたので、今の世の中に対して自分が思うことを乗せてみました。BRADIOって基本、言ったら返してちょうだいって感じだけど、この曲に関しては返さなくていいからとりあえず聴いてくれって感じ。逆に「人生はSHOWTIME」なんかは、一歩踏み出すための背中を押してあげるBRADIOらしさがある。でもビートに関してはすごく新しい。
酒井:この曲はめちゃくちゃ気持ち良かった。完成してさらに好きになった曲ですね。
大山:「INAZUMAジャケット」はかなり遊びました(笑)。自分のルーツとしてポップパンクとかも好きだったので、ああいうエモーショナルな部分も出してみて。この曲での貴秋のボーカルというか遊び方も、すごいいい感じで。
真行寺:どの曲もそうだけど、曲に対しての迷いがなかったっていうのはありますね。これがBRADIOだ、これがオリジナルだって気持ちがすごく強かったから。
EMTG:真行寺さんのボーカルも、<歌>というものへの向き合い方が変わったように感じました。
真行寺:枠を作りたくなかったし、人の言うことを聞きたくなかったんですよ。自分は自分でいたいっていうのがすごく強かった。
EMTG:日本人離れしたソウルフルなスキルもありつつ、往年の歌謡曲が持っていたような歌の力もすごくあるなと思ったのですが。
真行寺:以前は、それがいやだったんですよ。でもそれが持ち味なんだってことに気付いたのが、今回のアルバムなんですよね。日本でやっていく中ではファルセットはちょっとウケないとか、ラップにしてもこういう形でやっていいのかとか、自分の歌ってなんなんだろう?って見えない部分が結構あったんですよ。周りに寄せ過ぎちゃって。でも、人は人。自分は自分でしかない。今回12曲ですけど、歌い終えて感じたのは「やってやった!!」でした(笑)。
EMTG:その潔く言い切る感じのムード、アルバム全体からも感じますね。まさにタイトルの『YES』が象徴してるなと。
酒井:このワード自体は結構早い段階からあったんですよ。でもいろんな候補があって、やっぱり「“YES”じゃない?」と。
真行寺:“よっしゃ!”みたいなね。毎度毎度、バンドとしても個人としても目標を持ちつつ、今までのBRADIOを超えたいなって気持ちで臨んでるんですね。今回も、アルバムを作っていく過程で目指していたところに着地出来たからこその“よっしゃ!”がいくつもあって。そういう制作面での“YES!”もそうだし、冒頭でお話ししたファンの人たちの不安がなくなっちゃうくらいの“これだよね!”ってものが作れた自信。あとはこれからのライブで、その音源を超えるくらいのものが生まれる瞬間があるはずだっていう、未来までも踏まえての『YES』なんです。心と心のハイタッチみたいなものが、音楽を通して出来たらいいなって思いも込めてあります。
EMTG:9月から始まるリリースツアーも楽しみです。
酒井:ツアー前半は、自分たちがぜひ一緒にやりたいと思っているバンドをお誘いしてがっつり2マンで。後半のワンマンも、ちょっと面白いことを考えてます。アルバムのツアーはやる曲がガラッと変わるし、演出なども含めて自分たちも楽しみ。どんな驚きや感動、楽しさを仕込もうかなってワクワクしているところです。

【取材・文:山田邦子】

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リリース情報

YES

YES

2018年07月04日

ワーナーミュージックジャパン

1. Funky Kitchen
2. スキャット・ビート
3. Sexy Lover
4. Boom! Boom! ヘブン
5. きっと遠く キミともっと遠く
6. Sparkling Night
7. Shout To The Top
8. きらめきDancin’
9. INAZUMAジャケット
10. Feel All Right
11. 人生はSHOWTIME
12. LA PA PARADISE

お知らせ

■ライブ情報




■ライブ情報

YES Release tour 2018 〜ORE to OMAE de BOOM BOOM BOOM〜
09/08(土)熊本B.9 V1
09/09(日)鹿児島CAPARVO HALL
09/15(土)KYOTO MUSE
09/16(日)米子 AZTiC laughs
09/22(土)高知X-pt.
09/23(日)神戸太陽と虎
09/29(土)盛岡CLUB CHANGE WAVE
09/30(日)郡山CLUB#9
10/06(土)静岡窓枠
10/08(月)金沢EIGHT HALL
10/13(土)長野CLUB JUNK BOX
10/14(日)高崎FLEEZ
10/20(土)広島CLUB QUATTRO
10/21(日)高松MONSTER
10/27(土)福岡DRUM LOGOS
11/03(土)新潟LOTS
11/04(日)仙台darwin
11/10(土)札幌PENNY LANE24
11/16(金)名古屋DIAMOND HALL
11/18(日)なんばHatch
11/22(木)NHKホール

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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