SIX LOUNGE 最新シングル「天使のスーツケース」をリリース

SIX LOUNGE | 2019.04.26

 昨春よりメジャーレーベルに移り、2枚のミニアルバムをリリースしたSIX LOUNGE。伴うツアーは各所大盛況、全国各地の大型ロックフェスを始め著名フェスやイベントにも数多く名を連ねてきた。多所からの彼らへの期待値を耳にするにつけ、この1年での3人の活動の充実度と飛躍を実感する。
そんな中、ライブでの初見者も含め更に多くの者を惹き込み、虜にさせるニューシングル「天使のスーツケース」が届けられた。同作は現在~今後の彼らのライブにてハイライト的に映えるであろう楽曲ばかりが収まった3曲入り。より彼らの魅力が端的に伝わりやすいキラーチューンとして我々を惹き込みにかかる。
そう、SIX LOUNGEの留まるところを知らない快進撃は、この1枚で更に熱を帯びていく!!

EMTG:レーベルをメジャーに移してこの1年は、作品にライブに、かなり広がりがあったように映ります。
ヤマグチ:ありましたね。全国のデカいフェスも色々と出させてもらったり。自分たちにも「スゲえ!!」ってライブ出演の反響も多々ありましたから(笑)。
イワオ:ホント楽しい1年でした。ライブもそうですけど、圧倒的に友達も増えて。上の世代の憧れだった方々ともお話する機会もあったり。それを機に対バンに誘われたり、さらに親しくさせてもらえるようになったり。
EMTG:憧れの先輩と言うと例えば?
イワオ:去年じゃないんですが、ウエノ(コウジ=ex.THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、現在はthe HIATUS、Radio Caroline等のメンバーとしても活動中のベーシスト)さんとか。この前、大分でも一緒に演らせていただいたんです。それこそ最初は緊張し過ぎて何もしゃべれなくて(笑)。憧れているThe Birthdayと一緒にやらせてもらえたし。そんな機会が増えたのも、去年1年の活動があってのことかなって。
EMTG:ナガマツさんは去年1年を振り返っていかがですか?
ナガマツ:好きなことを集中してやれる環境になれたのが嬉しかったです。でも振り返ると去年はあっという間でした。かなり濃く充実してたなって。作品も2作出してツアーもやりましたから。
EMTG:年間にあの尋常じゃない本数のライブを演りつつ、2枚のミニアルバムも出してきたんですもんね?
ヤマグチ:全く計画的じゃないですが(笑)。ツアーやライブの合間合間に曲を作って、録っての繰り返しで。でもそのペースや流れはこれまでともそう変わってないかも。
EMTG:確かにここ近年はずっとハイペースですもんね?あと、昨年はフェスでも何度かお見受けしましたが、都度セットリストも変わっていて。フェス毎での自身の立ち位置や役割を自覚しつつ、自身を魅せる最大限の内容をキチンと意識しているようにも感じ取れました。
ヤマグチ:役割みたいな意識までは至ってませんでしたが、その場その時の気分で選曲をしたり曲順を変えたりして挑んではいました。
イワオ:ライブに関しても以前に比べて余裕も出てきたのか、より楽しく演れるようになってきたんですよね。以前はプレイ中も色々と考えながら演っている場面も多かったんですが、逆に今はライブ中は余計なことを考えなくなっていて。純粋に演っていて楽しいな…と思える機会も増えましたから。その分、感情の赴くままにプレイやアクションできるようになったし。
EMTG:「気づいたら俺、こんなことやっていたよ!?」みたいな?
イワオ:前っツラまでバーッと出ていたり。曲に合わせて自然と身体を揺らせたり、変な踊りしていたり(笑)、映像とか観返して、“おおっ、俺、ダセぇ!?”ってなってます(笑)。
EMTG:いやそんな事ないのでご安心を。話はニューシングルに移りますが。今作は凄くSIX LOUNGEの本質を感じました。自身での自分たちの映える部分の自覚やお客さんが欲しているもの、それらが3種に詰まった印象があります。
ヤマグチ:そこまでは考えてはいませんでしたが、やはりライブを通して、「いま自分たちにこんな曲があったらな…」といった楽曲が揃ったかなって。「Lonely Lovely Man」(M-3)なんかはそれこそ、ライブで使いやすい、なんかドラムから始まる曲が欲しくて作った曲だったし。「DO DO IN THE BOOM BOOM」もライブで即戦力になるようなダンスナンバーが欲しくて作ったし。実際、昨日も一昨日もライブだったんですが、既にそこでも評判良かったし。
ナガマツ:今回は3曲とも最初にしっかりイメージやビジョンを持って挑みましたからね。「『DO DO IN THE BOOM BOOM』は8ビートなんだけど踊れる曲」といった具合に。それこそこの曲は口当たりの良さで言葉を選んだり、タイトルを付けましたから。「天使のスーツケース」は3ピースのロックバンドでサーッと駆け抜けていく感じ。「Lonely Lovely Man」は、ドラムにしても歌詞にしてもトゲトゲとした殺傷能力の高い楽曲のイメージが先にあって。
イワオ:各曲の雰囲気毎に、それに合った音作りで臨みました。構成がシンプルなぶん曲の雰囲気に合わせた音像でそれを更に補強していく感じで。例えば「DO DO IN THE BOOM BOOM」だったらグシャっとした印象だったんで、けっこう汚い感じに仕上げてみたり。「Lonely Lovely Man」はベースとして支える、どっしとりとしたイメージを持って挑みました。この曲に関しては前半はそれこそずっとダウン(カッティング)で、「俺は支える役目だ」と言い聞かせて弾いてました (笑)。
EMTG:だけど、2番以降は我慢しきれず、暴発気味に過剰に動いちゃう、みたいな(笑)?
イワオ:動きたくなっちゃうんですよね、我慢し切れずに。「男は我慢だ!!」と2人からは言われてるんで、我慢できる男にならなくちゃと頭では分かってるつもりなんですが…(笑)。
EMTG:いやいや、我慢しなくていいんじゃないですか。2番に入るとベースが暴れ回って、それが逆に楽曲に更なる躍動感や物語性を生んでいるパターンもSIX LOUNGEの特性の一つだと私は捉えているんで。
ヤマグチ:そこけっこうポイントだったりするんです。楽曲がシンプルな分、その中でどう変化や印象深いものを残すかも考えている部分ではあるので。あとは同じことを繰り返しても飽きちゃうし、つまらない。それもあってあえて2番では(ナガマツ)シンタロウにリズムを変えてもらい、(イワオ)リクに動いてもらってます。今のところ人任せですが(笑)。
EMTG:あとは後半に畳みかけていく感じもSIX LOUNGEの各楽曲のポイントで、今回も各曲映えてます。
ヤマグチ:癖なんでしょう。気づくとそんな曲ばかりで。このようなパターンがよほど好きなんでしょう(笑)。気づくとなっちゃってる。もう、ど頭から全開で行っちゃう曲があってもいいのかな?とはたまに考えます。
EMTG:今作はSIX LOUNGEの魅力の一つでもある、スリリングさやダイナミズム、刹那感とロマンティックさが、どの曲でも同居しているのも印象的でした。中でもそれを強く感じたのが「天使のスーツケース」でした。
ヤマグチ:完成形を聴くと「全てサビ!!」って曲になってますから。当初はそんな意識はなかったんです。俺、タイプ的にAメロ、Bメロ、サビってコロコロとメロディを変えちゃう作りなんですが、それらに捉われず自由に作った結果こうなりました。この曲は最初にAメロから出来たんです。これまではサビから作っていくものが多かったのに対して。まずAメロが出来て、それを超えるメロディを作ろうとBメロ、サビの流れで。気づいたらいい曲が出来てました。
EMTG:その言葉通り1つのメロディが徐々に変化してのドラマティックさづけが印象的な曲です。リリックも何か前後の物語を浮かばせるようだし。
ナガマツ:元々自分たちに「SHEENA」って曲があって。それは男性目線の曲だったんですが、こっちはそれを相手の女性視点から描いてみました。未来を見つめるイメージやあまり暗くない感じで。
EMTG:まさに希望が伺える曲です。構成はシンプルなんだけど聴き飽きさせなかったり、一筋縄ではいかない、よくよく聴くと仕掛けられているフックも印象的でした。
ヤマグチ:でも、もっと最初は色々と付け足されてたんです。こんなにシンプルじゃなかった。間奏もあったり、間に違うメロも入ったりして。5分ぐらいあったかな。それらをスッキリさせてメロディもシンプルにしていった結果がこれなんです。いわゆる削ぎ落とした結果と言うか。
イワオ:おかげさまでシンプルでカッコよくなり、かなり聴きやすくなったかなって。疾走感もより映えるようになったし。
ナガマツ:最後のサビ等もテンポを変えずに、リズムを変えたりしてより怒涛感を出したり。あえてガラッと変化させてのドラマティックさづけではない変化での単純に感じさせないアレンジは考えました。
EMTG:でもこの曲こそ先程の話の「今度は最初からバーッと行く曲を…」が実践できる可能性もあったのでは?
ヤマグチ:実はそのような案もありました。サビ頭から始まるパターンとか。で、やってはみましたがやはり後半に向かうにつれ盛り上がっていくパターンの方が自分たち的にはしっくりと来て。結局いつものパターンへと(笑)。
EMTG:M-2の「『DO DO IN THE BOOM BOOM」は8ビートなダンスチューンですね。
ヤマグチ:往年のブルースロック調の曲です。この曲もAメロから出来ました。ちょっと懐かしいロックンロールを作りたくて挑んだ曲でもあったんです。
イワオ:2番でけっこうベースは泳ぎ回らせてもらってます。
ヤマグチ:サビでようやくいつものうちららしいメロディが現れてホッとする、そんな曲ですね。
EMTG:なんか腰で躍らせる、VOO DOOな感じのナンバーですが、リリックはいかがでしたか?
ナガマツ:もう、呑みたいな~歌です。みんなで一緒に騒いで踊って楽しい、そんな歌詞と曲です。
EMTG:M-3の「Lonely Lovely Man」はかなりライブで変化していきそうな楽曲ですね。
ヤマグチ:こういったドラムから入る曲をライブでも欲しいなと思い作りました。長めのリフがある曲って自分たちの中で、これまで無くて。
ナガマツ:最初にユウモリ(ヤマグチ)がドラムのフレーズを口で伝えてきたんです。「こんな感じで叩いてくれ」って。それが普段自分からは思い浮かばないフレーズだったんで叩いていても新鮮でした。
ヤマグチ:俺けっこう口ドラムが上手いんですよ(笑)。(この曲のドラムイントロを口で再現してくれる)。もうこの曲はパッと曲の全体感や構成が浮かんできたんです。それがイメージ通りの形になりました。
イワオ:昨日初めてライブでも披露したんですが、やっていて気持ち良かったです。今後増々ライブで育っていくし、ポイントポイントで盛り上がりを作れる曲になれそうですね。
EMTG:そんな中、全国ワンマンツアーが行われますが、これらがライブでどう映えるのか?にも興味があります。
ヤマグチ:楽しみですし、手応えも感じているし、自信もあるんで、過去最大規模ですが、もう、頑張りまくるしかないなと。今回の各楽曲に限らず、これ以上に自信のある曲も色々と控えていて温存しているんで、今年も色々と期待していて欲しいです。もう、売れたらベンツ買いますから。(笑)。

【取材・文:池田スカオ和宏】

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リリース情報

天使のスーツケース

天使のスーツケース

2019年05月15日

ユニバーサル ミュージック

1.天使のスーツケース
2.DO DO IN THE BOOM BOOM
3.Lonely Lovely Man

お知らせ

■コメント動画




■ライブ情報

SIX LOUNGE TOUR 2019 "in LOVE"
6/01(土)Zepp Fukuoka
6/05(水)LIVE HOUSE BRONZE -for SIX-
6/06(木)LIVE HOUSE BRONZE -for SIX-
6/09(日)新木場STUDIO COAST
6/12(水)新栄CLUB ROCK’N’ROLL -for SIX-
6/13(木)新栄CLUB ROCK’N’ROLL -for SIX-

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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