レビュー

EMTG MUSIC “Coming Up Artist 2014” | 2014.01.24

 本年2014年で4年目を迎えた音楽ポータルサイト「EMTG MUSIC」は、これまで“ライヴ”という空間をアーティストとリスナーの距離が最も近づく場所ととらえ、その“特別な場所”を大切に展開している方々を中心に、多くの新作インタビューやライヴ・レポートを重ねてきました。
 当サイトでは毎年1月に、その年に一層の活躍を期待するアーティストを「Coming Up Artist」として選出させていただき、サイトにて大々的にプッシュし、記事を掲載しています。
 企画3回目となる本年は、編集部員がそれぞれのプッシュアーティストをセレクトさせていただきました。

EMTG MUSIC 編集部一同





EMTG MUSIC編集部 平山雄一 セレクト

Champagne

[Champagne]
今年は武道館にチャレンジするアーティストが目白押し。近年、Zeppクラスまでは順調に行っても、そこからジャンプアップするバンドがなかなか現われなかった。中で[Champagne]の武道館は、内容も“その後”も最注目だ。



NOVEMBERS

THE NOVEMBERS
自分たちでレーベルを立ち上げたのは、独自の音楽を展開する自信が付いたからこそ。小林祐介とCHARAのコラボが劇的な化学反応を起こす可能性も充分あり、多くのバンドが忘れがちな“美意識”が孤高の輝きを放ちそうだ。



ABEDON

ABEDON
ユニコーンと並行してのソロ活動は、自由度を確保するためインディーズで行なわれてきたが、ついに今年メジャー進出。作り手とリスナーの関係を熟考した鬼才の転身は、新しい音楽シーンの誕生を促すに違いない。



スガシカオ

スガシカオ
昨年のライブ・パフォーマンスは、鬼気迫るものがあった。本来のファンク・ミュージックを前面に押し出して、新たなポップを探す意欲満々。メジャーに復帰する今年は、既存のJ-POPに飽き飽きしたシーンに風穴を開ける。



EMTG MUSIC編集部(チーフ) セレクト

ファンキー加藤

ファンキー加藤
昨年6月のFUNKY MONKEY BABYSの解散を経て、2014年、本格的にソロ活動を始動させる。多くのファンの期待を背負い、2月にソロ第一弾のシングルを発売。また同月に初のドキュメント映画も公開となる。そして9月にはソロ初の日本武道館2daysが決定。ライブシーンにも帰ってくる。



androp

androp
シーンに登場以降、これまでの堅実にロックバンドとしてステップアップしてきた彼ら。昨年発売したシングル「Voice」が、TVドラマ主題歌に起用され一気にその存在を世に知らしめた。良質なメロディーラインと迫力のライブパフォーマンスが売り。その“Voice”で2014年3月23日、国立代々木競技場・第一体育館をひとつにする。



パスピエ

パスピエ
大躍進中…という言葉がぴったりのパスピエは、ライブハウスシーンで、昨年、最も成長したバンドではなかろうか。昨年の全国ツアーファイナル赤坂BLITZ公演で、大胡田なつき(Vo.)は2014年に向け「パスピエはまだまだ成長期でいきます!」と宣言。さらに大きな期待を寄せられるバンドである。



EMTG MUSIC編集部(イトウ) セレクト

SHISHAMO

SHISHAMO
昨年高校卒業を機に、バンド活動を本格化。曲毎に違った表情を見せるボーカルの表現力、ストレートでバンド感溢れるサウンド、肝っ玉(というかマイペースっぷり)を感じるトーク(出演ラジオ参照)と、随所にブレイクの予感、大。



シナリオアート

シナリオアート
関西発、男女ツインボーカルのスリーピース・バンド。トリッキーな展開もありながら、メロディーは繊細でシンプル。情景を描写する歌詞も大きな特徴。今後、どれだけ自分の深淵を描けるかが、バンドの次なるステップのカギかも。



テスラは泣かない

テスラは泣かない。
遅ればせながら2013年のアルバムで知った九州出身の4人組。ライヴ筋力を彷彿させる演奏を核に、メロ、鍵盤、歌詞でキャッチーなフックを次々と繰り出す。アレンジのアプローチにノリシロとと可能性を感じる。2014年メジャーデビュー決定。



EMTG MUSIC編集部(則) セレクト

NCIS

Nothing’s Carved In Stone
違うバンドで活動する個性的なメンバー4人からなるNCIS。叙情的でストレートなロック、そして熱いサウンドにからむ艶のあるボーカルが魅力。 まだまだ新たな側面が見られそうなメンバー同士の化学変化も楽しみ。



coldrain

coldrain
日本のラウドシーンにおいて、メキメキと頭角を現してきたcoldrain。ハイパワーのライブパフォーマンスと、歌メロを重視したハードサウン ドがバンドの強み。今年は海外での活動も決定。いよいよ世界に勝負をかける!


coldrain 受賞コメント
「coldrain として何か賞的なものをいただくのは初めてな気がします。嬉しいです! ありがとうございます! (EMTG MUSICとの関係は)まだまだcoldrain の名前を広めなきゃいけないと思っているのでどんな形であれサポートをしていただけるなら嬉しいです! 今年は活動の幅を世界に広げます。楽しみながらより経験を積んで成長する一年にしたいです! 1度だけだったとしても生でcoldrain の音楽を体感してもらいたいです !ライブで会いましょう! Thanks…(Vo/Masato)」



LasVegas

Fear,and Loathing in Las Vegas
彼らの魅力といえば、オートチューンとシャウトが交錯するツインボーカルに、エレクトロなダンスビートとラウドロックが融合したハイブリッドサウ ンドだ。昨今はライブの勢いも増しているだけに、今後の活躍に期待!



EMTG MUSIC編集部(渡) セレクト

KEYTALK

KEYTALK
昨年デビューした下北沢発ロックバンド。メンバー3人が作詞・作曲を手がける。楽曲構成が緻密で演奏技術も高いが、それをまったく感じさせないスタイルが魅力。飾らないキャラクターも可愛い。3月には待望の2ndシングルをリリース!



赤い公園

赤い公園
約半年間の活動休止を経てバンドシーンへ帰ってきた彼女たちは、“怪物バンド”になっていた! 独特なポップセンスとキュートな外見からは、想像もつかないエネルギッシュなライヴパフォーマンスが魅力。2014年さらなる飛躍に期待!



Dragon Ash

Dragon Ash
6人体制となって初のオリジナルアルバムを1月15日にリリースしたばかり。5月には初の日本武道館公演も決定した。観客と拳を合わせるKj、大合唱が湧き上がるフロアなど、一体感がすごい&アツいライヴは見もの。武道館でもその光景が見られるか!?



EMTG MUSIC編集部(秦) セレクト

KANA-BOON

KANA-BOON
2013年彗星のごとくロックシーンに現れたKANA-BOONは注目度No.1のニューカマー。00年代以降のギターロックをピュアに継承する楽曲はすべてがキラーチューンだ。新木場コーストでのワンマンも決定。新世代ロックの未来は彼らに任せた!



石崎ひゅーい

石崎ひゅーい
デビュー以来、47都道府県ツアーやアルバム『独立前夜』のリリースなど活動の基盤をしっかりと固めてきた石崎ひゅーい。ポップな歌の中に包み込んだやり場のない感情を、一気に爆発させるひゅーいのライヴはとても生々しくて魅力的。



キュウソネコカミ

キュウソネコカミ
関西発のドブネズミ5人組バンドがまさかのブレイク目前。「サブカル女子」とか「良いDJ」とか、社会への皮肉とリア充への妬みで成り立つ歌詞(悪口)でロック界の愛すべき毒舌キャラを目指す(!?)。「ヤンキーこわい!」で盛り上がるライヴもユニーク。



EMTG MUSIC編集部(ツ) セレクト

フラワーカンパニーズ

フラワーカンパニーズ
今年4月に結成25周年を迎えるフラカン。順風満帆にはいかなかったバンドライフもなんのその、楽曲の説得力となり、ドラマ、映画への楽曲起用で話題に。“自らライブを届けに行く事”をモットーに、走り続ける姿に再注目。



東京カランコロン

東京カランコロン
男女ボーカルのバンドということ以外にも、ジャンルにとらわれない音楽性には無限の可能性あり。なにより彼ら自身が音楽を楽しんでる様子が伝わって、次は何を出してくるんだろうと、2014年も期待大!



ハルカトミユキ

ハルカトミユキ
ハルカ(Vo/Gt)とミユキ(Key/Cho)による、新生フォークロックユニット。ハルカの透き通った歌声から届く言葉にドキッとさせられ、ミユキのオリジナルダンスはライブならでは。二人の独特な空気感が癖になり、ますます目が離せない!



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