LUI FRONTiC 赤羽JAPANのプールイが、気になるアーティストのライブに足を運び、プールイ目線でライブレポートしたり、対談したりする連載です。

第7回目はSHE’S！

SHE’S ONEMAN TOUR
「She’ll be fine -chapter.0-」
2016.3.14＠渋谷クラブクアトロ

2016年3月14日、雨。
世間はホワイトデーと騒いでいるが何も起こらない普通の日。
いや、結果として「普通の日」ではなくチョコをあげてもいない方から大きなプレゼントをいただくことになったのだが。ふふふ。

プールイがバンドさんいらっしゃーいしに行くときなかなかの確率で雨な気がする。
晴れ女と自負していたが前マネージャーの雨女がうつったのか？

ふぅ。。

前置きが長くなった。
この文の感じのまま進んでいくと後々自分が辛くなりそうなので元に戻すとしよう。

はーーーい！

今回はSHE’S ワンマンツアー 「She’ll be fine-Chapter.0-」@渋谷クアトロに遊びに行かせていただきました。

クアトロに着くと雨なのに人・人・人！！
溢れてました！
クアトロってわりと後ろの方が関係者席になってたりするんだけど、そこもなく完全なる満員状態！

すんげーーーー。

しかもほぼ女の子！
なんていうのだろうか。
ディッキーズを履いてラババンをしてるようないわゆるkids的な女の子たちではなくて、私服の子がほぼほぼな感じだった。
しかも！
その女子たちも可愛い子が多く、その上オシャレ。
全体的な雰囲気でいうとライブで遊ぶというより、歌、音楽、言葉を聴きに来ている、という印象。
そのような場所に行くことがなかなかないのでなんとも新鮮な空気感だったな~。

ライブが始まり、すぐにその答え？がわかったような！

大体バンドさんいらっしゃーいに行く時は前情報なしで行くのだがライブが始まり、、、一瞬で引き込まれちゃいました。

キーボードを弾きながら、というか、弾きながらなんてやわな表現じゃ足りない！
激しく弾き乱れ(！？)ながら歌う姿に一瞬で虜になってしまった。
声がすごく、、、透明感があってでも力強くて心の奥の方にドーーンと響いちゃいました。
ボーカルとしてとてもうらやましい声だなぁなんて思ってしまった。

そしてそして演奏中の雰囲気とはまた違ったMC。
大阪のバンドさん。さすがだ。
演奏中はカッコよく、MCでは少しお茶目な部分を見せてくる。
クスクスと、笑ってしまう。
キュンとしてしまう。
さすがだ。女心をわかっておる。きゅん。

ライブ中無理に煽ったり、盛り上げたり、そういうことはほとんどなくって、
すごくバンドらしい(語彙力のなさ涙)直球のライブだな、と。
煽られなくてもボーカルの井上さんの放つ歌、言葉にどんどん自分のテンションがどんどんあがっていくのが感じられた。
そしてどんどん感情移入していった。

本編も終盤にさしかかり、ピアノの音にのせて、バンドを船に例え5年間の歩みを語る場面があった。

ゆっくり、じっくり、一言一言語る姿に、今日はじめて見る癖にもう完全にSHE’Sの一員のような気持ちになっていた。

メジャーデビューが発表されたときには、もう涙が出てしまうくらい感情移入していた。
井上さんが感極まって涙しながら語ったメジャーデビュー。
その姿を見ておめでとうと周りの女の子たちも涙。
笑顔に涙。
すごく素敵な瞬間だなって思えた。
愛されているんだなって。
メジャーデビューするけど、遠くへ行っちゃった、じゃなくて、一緒に遠くへ行きたい。

グッときた。
シンプルな言葉だけどそこに全部が詰まってるような。
すごく難しいことなんだけどSHE’Sさんなら出来るんじゃないかって。
そんな気持ちになりました。

本編最後の曲では、「みんなの顔を見て歌う」と言い、その宣言通り曲の最後の方で客電がつく。
横の人の顔が鮮明にわかる。
みんな幸せそうな顔でステージを見つめていた。
SHE’Sも一人、一人にむけてとても丁寧に気持ちが込められてるのが感じられた。

すごく幸せな気持ちになれた。
ホワイトデーで荒んでた心に、メジャーデビュー発表、幸せな時間の共有という貴重なプレゼントをもらえて大満足(*^o^*)

終演後、メジャーデビューの抱負を聴かせていただいた。

「今頭の中で鳴っている音を形にしていきたい。
ホーンを連れてホールをツアーをしたい。

ホーンを連れたSHE’S！なんと贅沢な！
すごく見てみたい（＾Ｏ＾）

メジャーデビュー前に見れてよかった。
メジャーデビュー後も見に行きたい、ついていきたい、そう思わせてくれるライブでした！

• 「SHE’S ONEMAN TOUR「She’ll be fine -chapter.0-」」のライブレポート記事はこちら