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ACIDMANの結成20周年を祝うべく、豪華9バンドがさいたまスーパーアリーナに集結! 『SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”』バックヤードレポート<後編>

ACIDMAN | 2017.12.07

ACIDMANの結成20周年アニバーサリーを祝うべく開催されたACIDMAN presents 『SAITAMA ROCK FESTIVAL"SAI"』。
今回はTOKYO FMで木曜20時から放送中のロック番組「FESTIVAL OUT」にて、【祝!ACIDMAN20周年!"SAI"スペシャル】と題し、出演者たちを番組ブースに招いて独占取材を敢行。
(11/30オンエア済み ※radikoタイムフリー

<前編>に続き、<後編>もACIDMANと縁の深いバンドたちによる、ここでしか聞けない貴重な赤裸々トークが炸裂!  ASIAN KUNG-FU GENERATION、Dragon Ashの2組は菅野結以、BRAHMANはラジオDJ・大抜卓人が進行する形で行われた。まずはアジカンのメンバー4人に話を聞いた。


ASIAN KUNG-FU GENERATION


EMTG:ライブを終えたばかりのASIAN KUNG-FU GENERATIONです。音が鳴った瞬間、完全にホームになる感じが凄かったです!
後藤正文(Vo・Gt):そうですね。最近は(伊地知)潔も部屋着っぽい格好でライブをやってるからね。
伊地知潔(Dr):今日はちょっとジャージでね!
EMTG:イントロが鳴ってすぐハッとなる、ベスト盤のようなセットリストでしたね!
喜多建介(Gt・Vo):お祭りごとなので、あまり奇を衒わずに代表曲をしっかりやろうと。
後藤:昔は冒険して新曲とかから初めてね?
喜多:スベり倒してね(笑)。
後藤:スベった歴史を踏まえると、あれがみんなが求めるセットリストかなと!
EMTG:今日はACIDMANの20周年のイベントで、アジカンも去年結成20周年を迎えたわけですけど、昔から時代を一緒に作ってきたバンドだと思います。アジカンにとってACIDMANはどんな存在ですか?
後藤:最初にブレイクしたイメージがありますね、同じ世代の中では。「赤橙」でドーンと行って。確かワンコイン・シングルで出したんだっけ?
伊地知:300円だったっけ?
後藤:300円だったら、3コインで絶妙に払いづらいから!
全員:ははははは!
後藤:その頃ACIDMANはライブハウスでも本当に人気があったし、憧れというか、羨ましいなあと思っていました。
EMTG:ACIDMANの好きなところはどんなところですか?
後藤:僕はいつも一緒になったら大体サトマ(ACIDMAN / Ba.佐藤雅俊)と話すんですけど、テンションが低いからいいですよね。お互い暗いから落ち着くんですよね。大木君と話してると、オシャレだから、自分がみすぼらしく見えてくるんだよね…(笑)。
EMTG:MCでも仰ってましたね(笑)。打ち上げで印象的だったエピソードはありますか?
後藤:むちゃくちゃしないのがいい感じだと思います。イチゴ(ACIDMAN / Dr.浦山一悟)だけは大変なことになるんですけどね。
喜多:大船渡で全裸になってね(笑)。
後藤:大木君がいると、必要以上に場が荒れない感じがあって。だから、打ち上げでも「イッキさせないから、ゴッチ安心して」って(笑)。今日は特に細美君とTOSHI-LOWさんっていう、混ぜちゃいけない2人がいますからね!潔も今日は帰るって言ってて。
伊地知:僕、明日ライブがあるんですよ…。
後藤:俺、潔よりも早くて、朝イチからプロデュースの仕事があるんですけどね(笑)。
EMTG:最後にACIDMANにメッセージがあればお願いします!
喜多:ずっと同世代の第一線でACIDMANが頑張ってくれているから、僕らも負けないようにしようという気持ちでできています。僕らが主催している『NANO-MUGEN FES』にも初期の頃に出てもらったので、やっと恩返しできたかなという気がしています。今日はありがとうございました!

 メンバー4人の気さくな人柄とトークに笑いが耐えず、終始和やかに進んだ。「同世代で頑張るACIDMANに負けないように」、という言葉がとても印象的だった。続いては出番前のDragon Ashから桜井誠(Dr)とBOTS(DJ)を招いて話を伺った。


Dragon Ash


EMTG:まだライブ前ですが、今日の意気込みは?
桜井:ACIDMANのお祝いなので、その気持ちだけでやりますよ。
EMTG:セットリストも意識したりはしましたか?
BOTS:それは聞いてのお楽しみということで。
桜井:そうですね、特別に考えていることもあるので!
EMTG:Dragon Ashも今年デビュー20周年で、同じ時代を第一線で走ってきた仲間だと思うんですが、Dragon Ash にとってACIDMANはどんな存在ですか?
桜井:音楽番組で「赤橙」のMVが流れているのを見て、なんかかっこいい奴らが出てきたなと。
EMTG:最初の出会いというのは?
桜井:いつだったかな?
BOTS:俺、覚えてるよ。相当前だけど、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」のケータリングで会って、「ダイキ(パチンコ屋)で見ました!」と大木君に言われて(笑)。
桜井:はははは! 俺が仲良くなったのは広島であったフェスで、仲の良いBUMP OF CHICKENと一緒に打ち上げをしていたら、そこにACIDMANも入ってきて。俺の部屋でみんなで飲んだんだよね。それから深く付き合うようになりました。
EMTG:打ち上げとかの思い出はありますか?
桜井:あそこはもう、イチゴという飛び道具がいますからね(笑)。打ち上げとかの話になると、彼クラッシャーなので、いろいろ言えないんですよ(笑)。
BOTS:クラッシャーといえば、桜井さんのところでも彼はクラッシュしてましたもんね?
桜井:そうそう!僕が借りていたスタジオがあって、そこでよくドラマーで集まって飲んでたんですよ。で、俺の部屋に置いてあるメインのスピーカーがあるんですけど、イチゴが酔っ払ってスピーカーに向かって指をさし始めて、真ん中の丸いところをブスッと押してヘコませちゃったんですよ。それ、ミュージシャンがやることじゃないでしょ、絶対!
BOTS:はははははは!
桜井:「あっ、ヘコんじゃったー!」って(笑)。半端ないでしょ? その後、メンバー全員で謝りに来ましたからね! 「うちのイチゴが本当にすみませんでした」って(笑)。
EMTG:ええー! そんなことがあったんですね(笑)。では、今回オファーが来たときは?
桜井:即答ですよ。
BOTS:相当前から押さえられてたもんね?
桜井:うん、絶対出てくれって。
EMTG:今日は同世代のバンドが多いと思うんですが。
桜井:大体、フェスでもよく集まるメンツなので、とても居心地はいいですね。
EMTG:最後にACIDMANにメッセージをお願いします。
桜井:20周年おめでとうございます。こんなメンツを集められる人望の厚いバンドってなかなかいないと思うんですよ。そしてこれだけの凄いショーができるというのも尊敬しますし。これからもお互いに刺激し合って、いいバンド生活を送りたいなと思います。おめでとうございます。
BOTS:ACIDMANは3ピースというバンド形態で、我々は7人いますけど、7人が束でかかっても敵わないようなステージを毎回見せてくれますからね。今回も、最後にイチゴが飛び道具となって、飛んでいってくれることを楽しみにしてます!
桜井:ははははは!

 「7人で束でかかっても敵わない」とは最高の褒め言葉だろう。そこにもACIDMANに対するリスペクトが滲み出ていた。さあ、最後はBRAHMANのTOSHI-LOW(Vo)が登場だ。


BRAHMAN


EMTG:ライブを終えたばかりのBRAHMANに来てもらいました!
TOSHI-LOW:疲れてるんでね、質問はもう、いいんじゃないですか?(笑)。
EMTG:いやいやいや! さっきまで細美さんがいらっしゃったんですけど、最後の「今夜」はグッと来ました。
TOSHI-LOW:細美武士がいると、コーラスが入るからいいよね。だから、どのフェスにも俺たちが出るときは毎回いればいいのにって思うよね。
EMTG:はははは! そして、ステージ袖にはバンド仲間が見守るというね。
TOSHI-LOW:あれはね、見に来てるんじゃなくて、みんな俺に悪口を言われるんじゃないかと思ってチェックしてるんだよ! Kjもゴッチも、絶対そうだもん!
EMTG:(笑)今日はACIDMANのお祝いだったわけですが、今の感想は?
TOSHI-LOW:自分たちの20周年のときにACIDMANが 「どんな日付でも即決で出ますから!」と言ってくれて、その男気にまず感謝してるというのと、それにすぐお返ししたかったっていうのもあって。ACIDMANって凄く不思議で、汗をかいて何かを訴えているバンドでもないのに、泥臭さを感じるときもあれば、凄く煌びやかで遠くにいる感じもする。今日ライブを観てても思ったけど、こういう会場の大きさを包み込めるものを持っているなと。そう考えると、大木のスケールの大きな歌や歌詞もストンと落ちてきて。だって、いきなり130億光年とか言われても、どこ?って思うじゃん!?(笑) 壮大なんだけど、宇宙のことと、今日家で誰かとケンカしたことって本当は一緒なわけじゃん。全部一つなんだから。そういうミニマムなものとマキシマムなものを見せられるのは、ある種の才能なのかなと。
EMTG:なるほど。例えば今日the HIATUSがどういうセットリストにしたかと言うと、同世代のバンドもたくさん出ているので、わかりやすくスピードのあるような曲を選んでみたと細美さんは言ってたんですが。BRAHMANの今日のセットリストは仲間たちのことは意識しました?
TOSHI-LOW:最近は呼ばれた人に「何かリクエストある?」って聞くのね。それで言われたものを2曲ほど入れるっていう。あとは、自分たちも20年以上やってきたものがあるから、それを一夜で見せるのは難しいけど、ベストを尽くしたいっていう。それが20周年に対するお祝いかなと思うし。
EMTG:そうですね。「ANSWER FOR…」は大木さんもNew Acoustic Camp(キャンプイベント)でカバーしたりしていて、あれはひとつ、バンドを繋ぐ特別な曲になっているのかなと。
TOSHI-LOW:あの曲は好いてくれてるよね。でも大木が歌うと、吐息が多めでね。こんな曲だったかなー?って(笑)。
EMTG:(笑) 今回、BRAHMANは “俺たちの生き様をガツン!と見せる”、それがイコールACIDMANへのお祝いだというようなセットリストでしたね。
TOSHI-LOW:今日だけ、「あいつら最高です!」って言ってもさ。正直に付き合っていくことが一番のお祝いだと思うし。だから、「サトマのアホ!」とかも言うわけじゃん? そしたらさっき、「サトマの母です」ってお母さんに声かけられて、「すみません、息子さんのことアホって言っちゃって!」って(笑)。
EMTG:ははははは!
TOSHI-LOW:こういうイベントは親がいるからさ、MCはちゃんと考えないとダメだね(笑)。
EMTG:そういえば、今日は隣でK-1やってるらしいですよ?
TOSHI-LOW:そうなんだよ!俺どっちかっていったらそっち側だから、駐車場とかにもゴツイのがいっぱい歩いてたから、ワクワクしちゃって!(笑)。
EMTG:(笑) またスタジオにも遊びに来てください!
TOSHI-LOW:ありがとうございました!編集無しで全部使ってください!(笑)。

「会場(さいたまスーパーアリーナ)の大きさを包み込めるものを持っている」というTOSHI-LOWの言葉を、この日の主役であるACIDMANは自らのライブで体現した。特に「ALMA」、「Your Song」のラスト2曲は圧巻。この日集まったバンド仲間やファンの思いを背負い、気高くも壮麗なエモーションを解き放ち、すべての人たちを歓喜の渦に巻き込む堂々たるステージで締め括ってくれた。

【取材・文:荒金 良介】

tag一覧 J-POP ACIDMAN ASIAN KUNG-FU GENERATION Dragon Ash BRAHMAN

リリース情報

Λ(ラムダ)

Λ(ラムダ)

2017年12月13日

ユニバーサルミュージック

1.Φ~introduction~
2.白い文明
3.ミレニアム
4.prana
5.最後の星
6.ユートピア
7.水の夜に(album version)
8. Λ-CDM(instrumental)
9.空白の鳥
10.MEMORIES
11.光に成るまで
12.愛を両手に

お知らせ

FESTIVAL OUTとは?
logo
【番組詳細】
TOKYO FM 80.0MHz
■放送日時:毎週木曜 20:00~21:40
■番組パーソナリティー:大抜卓人
http://www.tfm.co.jp/fo/

★twitterハッシュタグは「#FESTIVALOUT」
★twitterアカウントは「@FESTIVALOUT」

※2017/11/30(木)にオンエアした【祝!ACIDMAN20周年!“SAI” スペシャル】は、radikoタイムフリーにてお楽しみいただけます!



■ACIDMANライブ情報

BROKEN SCENE TOUR 2017 AW
2017/12/23(土) Zepp Nagoya

rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 17/18
2017/12/31(日) 幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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