日本のロックの足跡が凝縮された「CHABO還暦イベント」

仲井戸麗市 | 2011.03.07

「CHABO(仲井戸麗市)の子供達が親の還暦を祝うために集まっています。記念すべき日だと思います」。発起人の寺岡呼人が、まずは観客に挨拶し、夢のようなステージ『OK!!! C'MON CHABO~CHABO'S 60TH ANIV.~』がスタートした。

登場したのは、ザ・クロマニヨンズ、曽我部恵一、斉藤和義、寺岡呼人、Leyona、さだまさよし(岡本定義[COIL]+山崎まさよし)、TRICERATOPS、吉井和哉、浜崎貴司(FLYING KIDS)、宮沢和史、YO-KING、奥田民生。各々の想いを乗せてCHABOのソロ曲、RCサクセションや古井戸の名曲が次々奏でられた。

RCサクセションに憧れて音楽に夢中になり、ついにはプロになった出演者達。彼らが奏でた音は、「ロックンロール」という素晴らしい宝物が先輩から後輩へと見事に受け継がれ、この先さらに若い世代へと伝えられようとしていることをまざまざと実感させてくれた。そして、その光景には、日本のロックの足跡が凝縮されていたと言っても過言ではないだろう。

また、進行役のMCを務めた竹中直人が軽妙なトークで和ませつつ、高校時代に古井戸のコピーバンドをしていた思い出を語ったり、CHABOが古井戸時代にライヴで披露していた詞の朗読を完璧に再現し、観客の喝采を浴びていたことも印象深い。CHABOの活動はミュージシャン達だけでなく、俳優・竹中直人にも多大な影響を及ぼしているのだ。

そして、後半でいよいよCHABOが登場! まずは弾き語りで「いいぜbaby」を聴かせた後、バンド編成によるステージを展開。呼人のリクエストで選曲されたというRCサクセションの「ハイウェイのお月様」が披露された際は、CHABO本人から、「アルバムのレコーディングの最後の方で『CHABOも何か歌いなよ』ってことになって、清志郎と一晩で作ったんだ」という心温まるエピソードも語ってくれた。

アンコールではゲストギタリストの山田武郎(イナズマ戦隊)も加わって「打破」が演奏された後、出演陣がステージに集合! CHABOがあの最高にスリリングなイントロを奏でて始まった「雨上がりの夜空に」は、観客も加わった大合唱が場内を震わせ、「GET BACK」で感動的なフィーナレを迎えたのであった。

 演奏を終えた後、還暦祝いの赤いジャケットをプレゼントされたCHABO。照れくさそうにしながらも、呼人と肩を組みながらステージの隅々までを巡り、何度も手を振っていたCHABOへ、観客からの心の籠った温かい拍手が贈られていた。

また、この日の模様は、後日「EMTG MUSIC」にてライブレポートの掲載を予定。楽しみに待っていて欲しい。


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