indigo la End ワンマンライブは記憶に残る一夜に!フルアルバムが7/18(水)発売!新曲も配信開始!

indigo la End | 2018.04.16

【撮影】井出康郎

 4月13日、indigo la Endがワンマンライブ『蒼き花束vol.2』を中野サンプラザにて開催した。『蒼き花束』は川谷絵音の27歳の誕生日を祝った2015年12月3日の東京国際フォーラムホールA以来、約2年半ぶり。3Dプロジェクションマッピングなどを使った様々な映像演出が盛り込まれ、この日限りの特別な一夜となった。

 ステージ前方に紗幕がかかる中、一曲目に始まったのはインディーズ時代の楽曲である“she”。紗幕越しにメンバーが見える中、二つの光が重なったりすれ違ったりする様が、ストーリー性を感じさせる。紗幕が上がると、ステージには長方形のスクリーンが8つ、立体的に配置されていて、“冬夜のマジック”ではカラフルかつサイケデリックな映像が投射される。“ココロネ”、“ダンスが続けば”とファンキーな楽曲が続き、“夏夜のマジック”で再び紗幕が下りると、花火が打ち上がり、スクリーンをにぎやかに彩った。

 野外をメンバーがひたすら歩く意味深なムービーに続いて、“心雨”からは歌をじっくりと聴かせるパートに。“幸せが溢れたら”では後方のスクリーンに天へと上って行く無数の光の粒が浮かび上がり、美しい光景を作り上げる。“鐘泣く命”では、長方形のスクリーンが鏡となり、各メンバーが映し出される中で演奏が行われた。

 再び野外を歩くメンバーのムービーが流れ、ここからはアッパーな曲を連発。自然と手拍子が起こった“瞳に映らない”では幾何学模様、“悲しくなる前に”では燃え盛る炎と崩れる壁といったエキセントリックな映像が映し出され、定位置で演奏していたメンバーがステージ前方へと出て行く“夜明けの街でサヨナラを”は、この日一番の盛り上がりとなった。

 ここまでMCらしいMCはなかったが、川谷がオーディエンスへの感謝を伝えると、想いの丈を語り始める。前回の中野サンプラザのライブで佐藤栄太郎が正式メンバーとなり、3年経って、サポートを含めた6人で再び同じステージに立てたことの喜び。その後いろんなことがあって、2016年に活動を休止したときはバンドをやめようかとも思ったけど、長田カーティスから電話が来て、「君の曲が好きだから、一緒にやりたい」と言われたこと。そのときに、音楽で繋がってるメンバーであるindigo la Endをこれからも続けたいと思ったこと。話を聞きながら、涙を流すオーディエンスも少なくなかった。

 そして、「すごくひさびさにやる曲です。昔は孤独を正当化して、いろんな人を傷つけて、〈一人で生きて行くから大丈夫〉という曲を作ったけど、今はいろんな人に支えられてるし、メンバーにも感謝してます。この曲をこれ以降歌うことはないと思うので、最後に歌わせてください」と話して、“素晴らしい世界”を披露。ラストではメンバーが一人一人ステージを去る中、川谷が一人残り、アカペラで、泣きそうな声で、〈大丈夫そうだ〉というフレーズを歌い上げた。

 アンコールに応えて、メンバーが再び登場すると、この日が初披露となる新曲“ハルの言う通り”を演奏。各楽器がせめぎあうというよりも、全体で重心の低いアンサンブルを奏でるのが新鮮で、サビのファルセットとリズミカルな節回しも非常に印象的。また、MVと思われる映像が流され、曲間で挿入されたメンバーの歩く姿が、MV撮影のアウトテイクであることが判明した。

 プログレッシブな展開に合わせて変化する映像が印象的だった“大停電の夜に”を終えると、再び川谷が「indigo la Endをやっててよかったなって、新曲をやってるとき思いました。曲の方向性ポンポン変わるし、天の邪鬼だから〈こういうの作ってください〉って言われても作らないけど、次のアルバムはホントにいいと思います」と語り、最後に“インディゴラブストーリー”を演奏。記憶に残る一夜が締め括られた。

 また本日のライブにて初披露した新曲『ハルの言う通り』が4/14(土)より配信開始されることも発表された。あわせてミュージックビデオも公開されているので是非チェックしてみよう。

「ハルの言う通り」ミュージックビデオ


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【甫木元空監督コメント】
生、身体、モノクロ… 川谷さんからもらった言葉と歌詞から生まれた、短いシナリオ。
だれかのため息と、小言がもれた。
あぁ、まただ。そろそろ「ハル」が飛び出す時間だ。
今日も風の音を聞きながら、砂の上で目をさます。
海を見つめて、明日を想像する。
是非ご覧ください
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「ハルの言う通り」配信リンク
https://indigolaend.lnk.to/hiPu

 そして、作品のクオリティの高さから、各所にて名盤と謳われロングヒットを記録している前作アルバム『Crying End Roll』に続く、indigo la Endの最新作となる、Major 4th Full Album『PULSATE』の発売が決定した。
発売日は2018年7月18日(水)!
初回限定盤のDVDには、本日のライブ映像が収録されるとのことで、ライブに参加出来た方は勿論のこと、チケットを入手することが出来なかった方にとっても待望の映像となるだろう。
CD及びDVDの収録曲など詳細に関しては後日改めて発表される情報を待とう。

【蒼き花束vol.2@中野サンプラザ セットリスト】
1 she
2 冬夜のマジック
3 ココロネ
4 ダンスが続けば
5 見せかけのラブソング
6 夏夜のマジック
7 心雨
8 幸せが溢れたら
9 心ふたつ
10 エーテル
11 鐘泣く命
12 瞳に映らない
13 想いきり
14 悲しくなる前に
15 夜明けの街でサヨナラを
16 素晴らしい世界

~Encore~
1 ハルの言う通り
2 大停電の夜に
3 インディゴラブストーリー

LIVE1 LIVE2

【撮影】井出康郎


<リリース情報>
・配信限定シングル『ハルの言う通り』
リリース!
リンクはこちら → https://indigolaend.lnk.to/hiPu

・Major 4th Full Album 『PULSATE』 7月18日(水)発売決定!!
通常盤 / 価格:¥3,000(+税) 品番:WPCL-12889
初回限定盤 / 価格:¥3,800(+税) 品番:WPZL-31472/73
初回限定盤には、4/13に開催された中野サンプラザ公演のライブ映像を収録!
収録曲など詳細は後日発表。


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リリース情報

PULSATE

PULSATE

発売日: 2018年07月18日

価格: ¥ 3,000(本体)+税

レーベル: ワーナーミュージックジャパン

収録曲

収録曲など詳細は後日発表。

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