グッドモーニングアメリカ、2014年のスタートダッシュを狙うニューシングルをリリース!

グッドモーニングアメリカ | 2014.01.08

 ボーカル金廣が描く、憂いを経たが故に力強く響く前向きな歌世界と、それをしっかり伝える圧倒的なライヴパフォーマンスで、2013年に最も飛躍したロックバンドの一つとして挙げる者も多いグッドモーニングアメリカ。
 そんな彼らから新年一発目のシングルが届けられた。まさに新春からのロケットスタートに相応しい、実に彼ららしい3種が揃った今作は、挑戦する者の背中を強く押してくれる、寺岡呼人プロデュースによる「イチ、ニッ、サンでジャンプ」。彼らの真骨頂とも言えるダンサブルさと軽快さが融合した、ポリティカルな歌詞も秀逸な「アダブカタブラ」。見送る側の切ない気持ちがヒシヒシと伝わってくるバラード「春が迎えに来るまで」と3タイプ。2014年のロック大レースに、彼らはこの楽曲と共に先行逃げ切りをはかる。

EMTG:2013年はメジャーデビュー、各夏フェスへの出演、全国ツアー等々、かなり充実していたのでは?
渡邊:充実してましたね。これまでの活動で最も充実した1年だったと言っても過言じゃないほど目まぐるしくて。ホントありがたかったです。
金廣 : ホント濃い1年だったからね。
たなしん : インタビューや各フェス、これまで行ったことのない土地でライヴが出来たりと、初体験も多かったし。しかもどこでも大盛況で。凄く楽しい1年でした。
ぺギ : 色々と環境が変わった年でしたね。インディーズからメジャーに引っ越したり、忙しすぎてバイトも出来なくなったり(笑)。
EMTG:2013年で最も想い出深かったことは?
渡邊 : やっぱりメジャーデビューしたことでしょう。ある意味、バンドとしての節目でもあったし。周りにも応援してくれる人が沢山現れましたからね。
たなしん : あり過ぎて選べないなぁ(笑)。これまで憧れてたり、やりたかったことが沢山実現できた一年でしたから。
金廣 : 初めて行った土地でも、僕たちの音楽を知ってくれてたり、一緒に歌ってくれたりしたのには驚きましたね。音源を聴いて気に入ってくれてライヴを観にきてくれた方も多くて。かなり感動的でした。
EMTG:そんな中、アルバム『未来へのスパイラル』を引っ提げて行った全国ツアーはいかがでした?
金廣 : こちらも充実の一言に尽きますね。全箇所ソールドアウトだったし。各所良いライヴの空間を作れたし、それこそ素晴らしい日々が毎晩続いた感じでした。
ぺギ :どこでもホームな雰囲気でしたよ。初めて行った土地でも暖かく迎えてくれたし。どこも予想以上の反響で。ホント毎晩感激しながらやってました。
渡邊 :あのアルバムは自分たちの現時点が詰まってるんで、それがライヴで出来る歓びもあったし。
たなしん :色々な土地で様々な出会いもあり嬉しかったです。
EMTG:で、ファイナルは渋谷O-EASTでのワンマンでしたが、こちらは今回ライヴDVDになりましたね。
金廣 :まっ、見返して反省点や課題点も多々あったけど、その日に対して、やること、やれることはやれたかなと。ステージからの景色も格別だったし。お客さんが作ってくれた雰囲気やライヴ環境の中、僕たちの音楽があって、それが相乗効果でいい空間が生まれていたと思います。
渡邊 :ライヴ中は必死なので気づかなかったし、分からなかったけど、改めて観ると、所々お客さんも一緒に歌ってくれてるんですよね。その光景を見て、"ああバンドをやってて良かったな…"と心から思いました。
ぺギ :新たな一歩を刻め、踏み出せたライヴだったなと。もっと大きなところでライヴをやりたくなったし。もっといいライヴをしたいとDVDを見返して改めて思いました。
たなしん : このDVDはかなり想い出の作品になると思います。何年後かに見返しても、”あの時は良いライヴだった”と振り返れる内容だと思うし。お客さんもみんないい顔してるんですよね。これからもこんな楽しそうな顔を増やしていきたいし、一緒に良い景色を見に連れて行ってあげたいんです。
EMTG:2014年も更に大きなステージを目指して邁進していくと。そんな中、今回のシングルは、その輝かしき新年一発目に相応しい1枚ですね。3種3様な楽曲が入ってます。
金廣 :せっかくのシングルなので幅を見せたかったんです。方向性の違う3曲だけど、どの曲も「これがグッドモーニングアメリカです!!」と強く言える楽曲ばかりかなと。
EMTG:確かにグッドモーニングアメリカの代表的な3タイプが最新型として表れた印象を持ちました。
ぺギ : 「イチ、ニッ、サンでジャンプ」はバンドの新たな挑戦でもあるし、次への大きな第一歩を踏み出す1曲で、「アダブカタブラ」は自分たちのこれまでの延長。そして「春が迎えに来るまで」は、”こういった曲も出来るのが自分たちだ!!”と誇れるぐらい感動的なバラードですからね。かなり内容の濃いシングルになったかなと。
渡邊 : ホント、バランスの良いシングルになってると思います。
たなしん : 新年の一発目に是非聴いて欲しい作品です。受験や就職、4月から環境が変わる人も多いと思うんで、そんな人たちの背中を押してあげられる曲たちというか。このタイミングと今の自分を詰め込めた作品なんです。
金廣 : ホント、今聴いて欲しい3曲です。
EMTG:「イチ、ニッ、サンでジャンプ」。これはむちゃくちゃキラキラしてますね。
金廣 : 1月リリースなのでポジティブさを全面に出してみました。春に向けて多くの人の背中を押せる楽曲を作りたくて。自分的にもかなり遊び心や挑戦も沢山ある楽曲です。
EMTG:この曲は寺岡呼人さんがプロデュースですね。
金廣 : “やってみたいな…”と思っていたことを、寺岡さんが見事に具現化してくれました。大きくフィーチャーされているシンセも寺岡さんのアイデアで。色々な引き出しやアイデアを持っている方なので、その中から楽曲を上手く引き上げるものをチョイスしていただき、キャッチボールをしながら仕上げていきました。
EMTG:凄く作品性とライヴ感の同居を感じます。数え歌部分も含めライヴでの即戦力になりそうですね。
金廣 : 歌詞を作り始めたキッカケが、このサビの「♪イチ、ニッ、サン♪」ってフレーズだったんです。ライヴでみんなで歌えるフックがあればいいなって。今までグッドモーニングアメリカでやってきたことをやりつつ、シンセやリズム等、今までにやってないことを織り交ぜ、多くの人に届く楽曲になればいいなって。
EMTG:とは言え、聴き易いんだけど、かなり難しいことをしているのも特徴かなと。
渡邊 : 聴き易いし、口ずさみやすく、全体的にとっつきやすいんだけど色々とやってる。そんな曲かな。
EMTG:「アダブカタブラ」は高速4つ打ちの上、歌詞はかなりポリティカルですね。
金廣 : いい意味で風刺出来たかなと。普段見たり映ったりしたことを吐き出してみました。
ぺギ : この曲は高速4つ打ちがテーマの一つで。あと、ギターのリフがカッコイイ。
金廣 :これまでの自分たちっぽいけど、そこは超えれたかなと。途中のリズムチェンジも含め、これも今までになかった要素を色々と入れられましたからね。
渡邊 : 非常にライヴ映えのする曲ですよ、これは。ある意味、リード曲に負けてない。
たなしん : ホント、ライヴでやるのが楽しみ。
EMTG :「春が迎えに来るまで」は、かなり秀逸なバラードですが、この曲は以前デモテープで発表されていたとか。
金廣 :まだぺギが入る前、7年ぐらい前かな。歌詞は若干変わりましたが、概ねあの頃と変わってませんね。いい曲だとずっと思っていたんで、いつかは入れたいなと。改めてレコーディングをして、自分たちの成長も感じられたし、改めていい曲だと気づきました。
たなしん : 昔から聴いてくれている人は、”やっと作品化された!!”って喜んでくれるんじゃないかな。これも早くライヴでやりたいですね。
EMTG:こういった秀逸なバラードもグッドモーニングアメリカの特徴の一つですもんね。
渡邊 : この曲の持つメロディの力強さや世界観、歌詞、どれをとっても最高ですよ。M-1、M-2が明るい曲だったんで、ちょうど良いバランスにもなったし。今回の3曲は、それこそどれがタイトル曲になってもおかしくない楽曲ばかりなんです。

【取材・文:池田スカオ和宏】

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リリース情報

イチ、ニッ、サンでジャンプ(初回盤) [CD+DVD]

イチ、ニッ、サンでジャンプ(初回盤) [CD+DVD]

2014年01月08日

日本コロムビア

ディスク:1
1. イチ、ニッ、サンでジャンプ
2. アブラカタブラ
3. 春が迎えに来るまで

ディスク:2
*スペシャルアコースティックセッション収録
1.ファイティングポーズ
2.突破していこう
3.未来へのスパイラル
4.餞の詩
特典映像:たもしんの部屋

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リリース情報

[DVD]「未来へのスパイラルツアー2013」ファイナル@渋谷O-EAST 2013.10.0

[DVD]「未来へのスパイラルツアー2013」ファイナル@渋谷O-EAST 2013.10.0

2014年01月08日

日本コロムビア

ディスク:1
「未来へのスパイラルツアー2013」ファイナルの映像を完全収録

ディスク:2
過去に発表した全てのPVを収録(同発シングル表題曲PV含む)

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お知らせ

■マイ検索ワード

●渡邊幸一(ギター&コーラス)
東野圭吾の作品

東野さんの作品をツアー中からずっと読んでます。かなり多作な方なので、どの作品を読んだらよいかを色々と調べました。「白夜行」ももちろん名作で大好きなんですが、これまで読んだ中で一番良かったのは、その続編と言われている「幻夜」ですね。両方ともむちゃくちゃ分厚くて(笑)。ラストの救われない感じや喪失感がたまらなかったな。

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オリコン チャート

ウィークリーチャートをよく調べてます。僕、中学校の時にラジオを通して音楽を好きになったタイプで。その中でもチャート番組が好きだったんです。それこそ中学の頃は、その週のチャートの1位〜10位までをまとめて借りて聴く、みたいなことをやってましたから。その名残で今だにチャートは気になりますね。

●ぺギ(ドラム)
都市伝説

神秘的な謎や人類の可能性みたいな話題が好きで、たまにそれらについて調べてます。人類のダークな裏の部分とか。フリーメイソン等の謎めいた秘密結社的なものにもかなり興味がありますね。

●金廣真悟(ボーカル&ギター)
出前館 カレー

何か食べたく、出前館でインドカレーを頼みました。「世界の美食ランキング第一位!!」の宣伝文句に惹かれて(笑)。それが1100円で。だけど2000円以上じゃないと出前してくれなかったんで、グリーンサラダも追加で頼んだんです。だけど、それでも2000円に足りなくて。パクチーが1つ200円だったんで追加で3つ頼みました。パクチーはグリーンサラダに混ぜてパクチーサラダを作ってカレーと一緒に食べました。


■ライブ情報

イチ、ニッ、サンでジャンプツアー2014
2014/01/25(土)札幌BESSIE HALL
2014/01/29(水)浜松FORCE
2014/01/30(木)松阪M’AXA
2014/02/01(土)長崎STUDIO DO!
2014/02/02(日)福岡BEAT STATION
2014/02/04(火)宮崎SR BOX
2014/02/05(水)熊本Django
2014/02/06(木)大分T.O.P.S Bitts HALL
2014/02/08(土)山口LIVE rise SHUNAN
2014/02/09(日)広島NAMIKI JUNCTION
2014/02/11(火祝)名古屋DIAMOND HALL
2014/02/14(金)郡山HIP SHOT JAPAN
2014/02/15(土)仙台MACANA
2014/02/16(日)新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
2014/02/18(火)金沢vanvanV4
2014/02/19(水)京都磔磔
2014/02/22(土)高松DIME
2014/02/23(日)大阪BIGCAT
2014/03/02(日)渋谷SHIBUYA-AX

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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