ひめキュンフルーツ缶、怒髪天の手がける新曲は「逞しさ」を携えた会心の作品

ひめキュンフルーツ缶 | 2016.09.02

 ひめキュンフルーツ缶のニュー・シングル「伊予魂乙女節」は、第二章を告げるに相応しい強力作に仕上がった。表題曲は作詞に増子直純(Vo)、作曲に上原子友康(G)という怒髪天コンビが手がけている。これがひめキュンらしさを炙り出した和的な曲調で、まさに新しい扉を開けた会心の出来映えだ。このMVでは曲の世界観とも通じる彼女たちの忍者風衣装も必見! ほかのカップリング曲もライヴ映えする佳曲ばかり。メンバー全員に話を聞いた。

EMTG:6月にライヴDVD『威風凛々~Run before the wind 第一章~』(今年1月に地元・愛媛ひめぎんホール・サブホールでのワンマンライヴ映像)がリリースされましたね。本編のライヴはもちろん、ドキュメンタリー映像も非常に見応えがありました。「デッドギミック」で振り付けを担当した南流石先生がひめキュンのライヴを観て、「逞しいし、甘ったれてない!」と大絶賛してましたね。
岡本真依:純粋に嬉しかったですね。私たちは「逞しい」って言葉は似合うなと(笑)。
菊原結里亜:そう! その言葉はいままで思いつかなかった。
EMTG:そうなんですか?
谷尾桜子:見た目やライヴの印象で「強そう」という感想をもらうことはあったんですけど。流石先生は私たちの精神を含めて、「逞しい」と言ってくれたことが嬉しくて。自信に繋がりましたね。
EMTG:菊原さんは映像の中で「力を全部出し切った!」と言わんばかりのいい表情でコメントしてましたね。
菊原結里亜:「私、これが精一杯なんです」という感じではなく、「できちゃった!」みたいな(笑)。改めてDVDを観て、次は5年もかけないで大きな会場でやれそうだなと。
EMTG:頼もしい発言です。そして、今作はひめキュン第二章のスタートを切るシングルですね。それに相応しく表題曲は怒髪天が手がけてますが、これには驚きました。
谷尾桜子:マネージャー同士の仲が良くて、流石先生も怒髪天の振り付けをやっていたこともあり、何かしら繋がりはあったんですよ。もともと曲を書いてほしいという気持ちはあったので、念願が叶いました。
EMTG:以前から怒髪天に曲を書いてほしかった?
谷尾桜子:はい。私は怒髪天さんが好きで、ライヴを観たときに衝撃を覚えましたからね。増子さんは歌うときの表情や身振り手振りも底なしの表現力だなと。どうやったら、ああいう表現ができるのかなって。多分、人間力とか、普段の生活や考え方が反映されているんだろうなと。それを知りたいと思うけど、人見知りすぎて、仲良くなれなくて(笑)。
河野穂乃花:(谷尾桜子は)尊敬するアーティストに全然話しかけられないんですよ!
谷尾桜子:あははは、照れるんです。恥ずかしくて。
EMTG:そんなにシャイ・ガールでしたか(笑)。ひめキュンも音楽とダンスで見せるという部分で勉強になる点も?
谷尾桜子:勉強になりますね。ソロパートになると、みんな仁王立ちになることも多いから・・・。
菊原結里亜:今、ダメ出し食らってます!
全員:ははははは。
EMTG:とにかく表題曲は、いままでのひめキュンのイメージをいい意味で裏切る楽曲です。最初に曲を聴いたときの印象はどうでした?
奥村真友里:めっちゃ怒髪天だ!と思いました(笑)。これ真友里が歌えるかなって。
河野穂乃花:サビは鼻歌で歌えるし、歌っているのも楽しいんですよ。
岡本真依:和な曲調だから、幅広い年代に手に取ってもらえる曲だなと。私たちと同世代の人は何これ?って、ビビッ!と来るかなと。
EMTG:というのは?
岡村真依:こういう曲調はほとんど聴いたことがなかったから。
菊原結里亜:演歌ロックって言うのかな・・・。
EMTG:ここまでテンポが遅くて、シンプルな曲も珍しいんじゃないですか?
河野穂乃花:ここまでストレートに歌詞を伝える曲は珍しいですね。
岡本真依:ドン!と構えてる感じがカッコイイですね。歌詞も伊予から東京へ行くぞ!みたいな。誰かと競うのではなく、自分に負けるな!という内容ですからね。
谷尾桜子:あと、1stシングルのカップリング曲(「ひめキュン参上!」)にご当地ソングはありましたけど。シングル表題曲に「瀬戸の内海」、「伊予乙女」という歌詞が入るのは初めてだから、それも挑戦ですね。歌も難しくて、自分が歌うパートにも注目して聴いてほしい。ちょうど朝ドラの『とと姉ちゃん』を観て、それに出てくるお婆ちゃんをイメージして歌いました(笑)。
河野穂乃花:えっ、ほんとに!?
谷尾桜子:女の強さを感じたから、リンクするところがあるなと(笑)。
菊原結里亜:流石先生が言ってくれた「逞しさ」が、ここまで楽曲に出ているものはなかったから。曲だけで力強さを感じてもらえると思います。
河野穂乃花:"きれいなかっこ良さ"より、"泥臭いかっこ良さ"の方がひめキュンらしいですね。
全員:はははは。
EMTG:そして、カップリング3曲は明るくてポップな楽曲が揃いましたね。
奥村真友里:ファンの人にも気に入ってもらえるだろうし、ライヴがすごく楽しそうな曲ばかりですね。
菊原結里亜:乙女感のある、かわいい曲だなと(笑)。2曲目の「プラスチックラブ」はひめキュンのライヴのイメージに近いかなと。ハンドクラップも入ってるし。
河野穂乃花:インディーズのデビュー曲(「恋愛エネルギー保存の法則」)の歌詞でグループ名を言ってるんですけど、それと同じフレーズが入っているから。それも第二章出発みたいな感じだなと。
EMTG:3曲目の「trust!!」は今作でもアップテンポな仕上がりで、最初の「生きていくこと死んでいくこと意味をとらえりゃ一緒一緒」の歌詞はインパクトありますね。
河野穂乃花:この歌詞はよくわからなくて・・・。
岡本真依:いずれ死ぬけど、頑張ろうよ!ってことじゃないかな。
菊原結里亜:自分次第でどんな風にも人生は変えられるよ、って意味だと解釈しました。歌詞の雰囲気は辛いことも楽しいこともあるけど、信じていればいいことあるさ! ポジティヴに行こうよ!って。
EMTG:なるほど。4曲目の「ナナイロ」はダンサブルな曲調ですね。
菊原結里亜:キラキラしてますよね。
谷尾桜子:サビの流れがいいなと。みんなで一体になって楽しめそうな曲だなと。
岡本真依:ファンの人にも「ウォー、ウォー!」と言ってほしいですね。6年目に向けて、みんながいれば、私たちも頑張れるから、一緒にハプニングも乗り越えよう!というメッセージも込めてます。
EMTG:今作は一枚通して、「何があっても強く生きよう」というメッセージ性を感じました。
菊原結里亜:今思ったんですけど、「我はひとりの人間」(「伊予魂乙女節」)の歌詞にあるように、自分と向き合う曲もあれば、最後の曲(「ナナイロ」)ではみんなで一緒に乗り越えよう、と歌うのもありますからね。だから、どちらの思いもあるんですよ。その両方の思いを持って、これからも駆け抜けていきたいですね。

【取材・文:荒金良介】

tag一覧 J-POP シングル 女性ボーカル インタビュー ひめキュンフルーツ缶

リリース情報

伊予魂乙女節[初回盤(CD+DVD)]

伊予魂乙女節[初回盤(CD+DVD)]

2016年09月07日

徳間ジャパンコミュニケーションズ

01. 伊予魂乙女節
02. プラスチックラブ
03. trust!!

お知らせ

■コメント動画



■ライブ情報

ひめキュンフルーツ缶定期公演
2016/09/04(日) 心斎橋Music Club JANUS
2016/09/18(日) 松山キティホール
2016/10/02(日) Shibuya O-nest(昼・夜公演)
2016/11/06(日)名古屋ell.SIZE

EGGS presents【TOKYO CALLING2016】
2016/09/17(土) 下北沢ライブハウス
※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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