ACE COLLECTIONの“今”を詰め込んだ全15曲入りのフル・アルバム『HELLO WORLD』リリース

ACE COLLECTION | 2019.11.01

 約1年に及ぶYouTubeカバー動画配信を経て、今年4月にマイナビBLITZ赤坂にて行われた初ワンマン公演を即完させたACE COLLECTION。その後も初の東阪のワンマン・ツアー、夏フェスなど勢力的にライブをこなし、バンド感を高めている彼らが遂に全15曲入りのフル・アルバム『HELLO WORLD』を完成させた! 配信限定リリースだった『December 9』収録曲を含む、現時点での集大成的な一枚となった今作にはこれまでの軌跡と、ここから突き進むんだ!という熱い意欲を感じさせる。今年になり、急激な環境の変化を伴いながらも、地に足をつけて前進し続けるメンバー4人に話を聞いた。
EMTG:今年は初ライブのマイナビBLITZ赤坂ワンマン公演、そして、初のワンマンツアーをやり遂げ、夏フェスにもたくさん出演しましたよね。バンドとしてはここまで激動だったんじゃないですか?
たつや◎(Vo&Gt):そうですね。去年までYouTubeで活動して、4月にやっとライブができて、それからまだ5カ月しか経ってないけど・・・ひとつひとつの記憶が鮮明で。1つ1つのライブが大きな会場だったし、一気に環境が変わりましたからね。でもめっちゃライブは楽しいです!
EMTG:それは初ライブのときから?
たつや◎:はい。初ライブなんて「ヨッシャー!」って感じですもん。今は課題を見つけつつ、という感じですけどね。
RIKU(Dr):みんなもともとライブハウスで活動している人間だったので、やっと戻れた!という気持ちが強くて。ライブは当たり前じゃないし、それを実感しました。
LIKI(Gt):みんなが言った通り、やっとライブができたし、まだやり足りないですね。
奏(Ba):何本かライブを経て、成長できているんじゃないかと。
EMTG:初ライブから本当に堂々としたパフォーマンスでしたからね。
たつや◎:自信満々でしたね、何も考えてなかったし(笑)。自分に対しても、ほかのメンバー3人に対しても自信を持ってるんですよ。「見ろ、これがACE COLLECTIONだぞ!」って。その気持ちが溢れていたと思います。
EMTG:お互いにリスぺクトし合える関係性はどこから育まれたもの?
たつや◎:当時、俺とRIKUが20歳になる節目でいろいろ思い悩んでいて、人生を変えたいと思い、RIKUがみんなに声をかけて組んだバンドなので。メンバーを選んだ基準も、輝いている奴らを集めようと。あと、俺たちの場合は一緒の家に住んでいるので、そこでの息の合い方も自信に繋がってます。
RIKU:普段から音楽以外の話もするし、いろんな音楽を共有する機会も多いから。「俺らの方がかっこ良くない?」みたいな話もするし(笑)。アリーナとか大きな舞台に立っても、ひときわ目立つメンバーばかりだと思うから。
奏:一緒に住んでて、嫌なこともあるけど、それに勝るメリットがありますからね。僕一人だと怠けちゃうけど、たつや◎だったらずっと歌ってたり、LIKIはずっとギターを弾いてたり、「あっ、やらないと!」という気持ちになりますからね。一緒に住んでいなかったら、今頃どんなフレーズ弾いていただろうって怖くなります。成長するスピードは全然違うと思う。
EMTG:LIKIさんはいかがですか?
LIKI:音楽の制作はめちゃくちゃ速くて。24時間一緒にいるから、パッとアイデアが思い付いたら、すぐに相談できますからね(笑)。新曲もすぐに共有できるので感覚値が早い。
EMTG:バンドをやる上で同居のメリットは大きいと。改めて、このバンドを始めたときにやりたかったことは?
RIKU:大衆というか、ライブハウスにいく習慣がない人にも聴いてもらいたくて。
EMTG:誰にでも愛される国民的なバンドを目指そうと。そのためにもYouTubeは必要だった?
RIKU:そことはあまり結びつけてなかったです。ただ、初ライブは千人以上のキャパでやりたかったので、その活動としてYouTubeを使おうと。
EMTG:音楽的にはメジャーなアーティストをよく聴いているんですか?
たつや◎:いちアーティストをずっと聴きつつ、今流行ってる楽曲もめちゃくちゃ聴くし・・・いろんなジャンルに対して寛容なメンバーばかりだから、王道ばかり聴いてます、という感じではないかもしれない。ルーツ音楽も聴くし、奏くんならヒップホップ、ラウド、LIKIはV系も聴くし、王道とは違うものも聴くので。
RIKU:たつや◎がいて、このメンバーが揃っていたら、真ん中っぽい音楽になるのかなって(笑)。根拠はないんですけどね。
EMTG:曲作りでここだけはハズしたくないというポイントは?
たつや◎:好みの問題もあるけど、美メロというか、メロディ・ラインがきれいなものが好きなんですよ。あと、リズム、グルーヴのある音楽が好きだから、それも意識しますね。真ん中っぽいというのは意外と気にしないかも。自分たちの楽曲は爽やかでキラキラしたものが多くて・・・基本的にキラキラしてるイメージがあるから、そのバランス感に勝手になるメンバーなのかなと。それがACE COLLECTIONの曲の良さですね。
EMTG:なるほど。
たつや◎:今作もバラエティに富んでいるし、自分たちでもこういうジャンルの曲を作ろうぜって決めてなくて。いろんなジャンルの曲を作ったらどうなるかなって、試す中で生まれた曲たちだから。かなり自由に作ってます。逆に言えば、作りたい曲を自由に作れるメンバーが揃っているのも有り難くて。RIKUはジャズ、ファンクも叩けるから対応力があるので、ある程度の形まで完成できるから。
EMTG:今作はすべてライブでやってる曲ばかりですけど、バンド的にはこれまでの集大成みたいな感覚ですか?
RIKU:そうですね。いままではサブスクリプションやダウンロードを使っている人にしか届いてなかったので、CDにしたことで可能性も広がる思うから。
たつや◎:「ROCK STAR」はこのバンドを組んで初めて書いた曲だし、いろんな記憶がよみがえりますね。YouTubeをやる決意をして、心が折れそうになったときも、「自分たちを信じれば大丈夫だ」って前を向かせてくれた曲なので、思い入れは深いです。4人でカレーを食べてるときに、俺が不意にサビのフレーズを歌ったら、いいじゃん!となって。LIKIなんて風呂の中でも完成した曲を流したりして。
LIKI:この曲を一番聴いた(笑)。

ACE COLLECTION - ROCK STAR【Live Video From AKASAKA BLITZ】
たつや◎:今作はほぼ初ライブのセトリ順で、そこから崩したものなんですよ。初ライブのときも8曲しかリリースしていない状態だったから、自分たちの楽曲を知らない人にも刺さるセトリを考えたんですよ。だから、今作も自分たちを知らない人にも響く曲順にしようと。
EMTG:なるほど。「LIFEメイカー」はメンバー4人の共同生活が透けて見えるような楽曲ですね。

ACE COLLECTION - LIFEメーカー 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
たつや◎:YouTubeを始めたり、初めての挑戦も多くて、自分たちの思うようにいかないこともたくさんあり・・・その悩みをぶちまけた曲ですね。「決めつけたそれは固定概念 お前の人生の疑似体験」という歌詞とか、ちょっと尖りまくってるんですけど(苦笑)。
RIKU:若かったね。
たつや◎:大人の成功者がいて、その方が成功した道筋を僕に押しつけてくるんですよ。僕には僕の人生があるのに、頑固に押しつけてくるから。ACE COLLCTIONは違うんだよって、そういう曲です(笑)。歌詞にも表れているように、いろいろと思い悩んでいた時期ですね。
EMTG:今作に辿り着くまでの気持ちがいろいろと詰まっているんですね。
たつや◎:そう考えると、エモいなあ。このアルバムはほんとに面白い! 今作はなにせ1年前ぐらいに作った楽曲ばかりだから。一緒に住んで、お互いにあまり知らない時期から作り始めた過程の中でできた曲たちなので。
RIKU:うん。だから、これを踏まえて、みんな次はこうしようというものがあるから。次のリリース以降は更に良くしていけるんじゃないかと。
LIKI:カバーを投稿する中でこういう風に弾くんだ、こういう楽器が入っているんだ、よく聴くとハーモニカが入ってるとか、そういうことも勉強したので。カバーしてなかったら、今作みたいな作品にはなってなかったと思う。表現の幅は増えましたね。
たつや◎:うん、引き出しはめちゃ増えました。YouTubeは自分たちを広めるためという考えしかなかったんですけど、そこで有名曲をカバーすることで自分の声域が広がったり、レコーディングの技術も上がったり、4人ともスキルアップしたから。結果、自分たちの力になりました。
EMTG:わかりました。11月からライブハウス・ツアーが始まりますが、これも普通のバンドとは真逆の流れですね。
RIKU:飛び級しちゃったんで(笑)。ライブ力はライブをしないと、絶対に付かないものだし、そこが僕らには足りないところだから。力を付ける意味でも9カ所10公演を回って、成長したいなと。
たつや◎:一旦、修行に戻ってね。ツアーを回る中で生まれるグルーヴ感みたいなものはまだ皆無だから。一緒に住んでいる俺たちがそれもプラスされたら、最強だなと思っちゃうんで。今回のツアーは全力で楽しみたいですね!

【取材・文:荒金良介】



ACE COLLECTION -「HELLO WORLD」Teaser

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リリース情報

HELLO WORLD

HELLO WORLD

2019年10月30日

ENS Entertainment

01.HELLO WORLD
02.シンデレラ
03.BLUE
04.鬱憤
05.FIRE
06.LIFEメーカー
07.シェルレイ
08.君と花したい
09.OH MY GOD!!
10.LOVE YOU
11.BLACK HOLE
12.Butterfly
13.ROCK STAR
14.Lady
15.December 9

お知らせ

■コメント動画




■ライブ情報

ACE COLLECTION LIVE TOUR 2019
“BUILD UP!!”

11/05(火) [東京]代官山UNIT
11/07(木) [埼玉]HEAVEN’S ROCK さいたま新都心
11/11(月) [京都]京都MUSE
11/13(水) [大阪]梅田クラブクアトロ
11/22(金) [宮城]仙台CLUB JUNK BOX
11/24(日) [北海道]札幌PENNY LANE 24
11/28(木) [広島]広島Cave- Be
11/29(金) [福岡]福岡DRUM LOGOS
12/02(月) [愛知]名古屋E.L.L
12/04(水) [東京]新宿BLAZE

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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