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FTISLAND、シングル「Polar Star」のリリース記念アコースティックライブ開催!

FTISLAND | 2013.01.22

 11月28日に発売したシングル「Polar Star」のリリース記念として、FTISLANDが12月19日に150人限定のアコースティックライブを行った。会場となったのはアムラックス東京というイベントスペース。昨年はアリーナツアーで6万人を動員した彼らだけに、当然のごとく応募は殺到。ファンにとっては40倍もの狭き門となった。

 そのプラチナチケットを手にした観客が待ち構える中、会場の照明が暗転すると、メンバーがステージに登場する。観客との距離も近く、最後列でもメンバーの表情がよく見えるほどだ。このタイミングで立ち上がりたかったファンもグッとこらえ、しっとりした1曲目の「STAY」に聴き入る。いつもはドラムセットの奥が定位置のミンファンも、この日ばかりはカホーン(箱のような打楽器)とともに、他のメンバーと同列に並ぶ。2曲目は「Beautiful World」。ジョンフン作曲のナンバーで、「Polar Star」のカップリング曲でもある。一瞬、ホンギが歌詞を忘れてしまうハプニングもあったが、会場からはヘルプの歌声もあがって、暖かい空気に包まれた。3曲目は「愛愛愛」。昔からのファンにはなじみ深い韓国語のナンバーだ。

 その後のMCではホンギが「お久しぶり! MCをするタイミングなんだけど、何も(内容が)決まってないからね(笑)」と、余裕のフリートーク。そして、珍しく「最近覚えた日本語は?」と話題をつなぐ。ホンギは「イ・ホンギでござる!」と、時代劇調の挨拶を披露したり、ジェジンが「血管!」という妙に専門的な単語を言ってみたり、場内の笑いを誘った。また、ホンギはこの日のライブについて「11月にこのライブがあるってきいて、メンバーだけで編曲してみました」と、アコースティック・アレンジへの思いを語ってくれた。このあと、次の曲紹介へ。

「次の曲は久しぶりだから、初めて聴く人もいるかもしれないね」と前置きし、インディーズ時代の名曲「Raining」をプレイ。観客からは、「キャー!」という驚喜の声が漏れる。スペシャルなライブならではの選曲だ。

 5曲目は「TOP SECRET」。原曲はかなりアグレッシヴなサウンドだが、アコースティック・アレンジが新鮮。
 ラストナンバー前のMCではホンギがまたまたサプライズをしかける。「もしかして、最近誕生日だった人いる? ジェジンも誕生日だったし(=12月17日)、(名前を)Dear My Friendでお祝いしましょう!」と、観客とメンバーで「Happy Birthday Dear My Friend!」と合唱。すっかり暖かい空気になったところで、「僕ら、台湾でもコンサートをしてきて、メッチャ楽しくて、どこでもいいからもっとライブやりたいです!」と、ステージから去りがたい様子のホンギ。だが、残念ながらタイムリミット。最後はメンバー全員から、ひと言ずつメッセージ。

「緊張したけど、またアコースティックライブをしてみたい」(スンヒョン)
「冬のツアーがなくてさびしいですね。でも、今日のライブでみんなの顔が見られてよかったです」(ジェジン)
「12月24日にPV集が出るんですけど、ジョンフン兄さんの体が今と違います。ホンギさん、日本語がヘタクソです(笑)。見てください(笑)」(ミンファン)
「たぶん今日は日本で今年最後のライブですけど、皆さん、来年会いましょう! メリークリスマス!」(ジョンフン)
ホンギだけは各メンバーに、ひと言ずつ“こうなってほしい”というお願いを伝え、最後に「今年、デビューして初めてクリスマスが休みなので、メンバー全員でケーキを食べて思い出にします! 皆さんも楽しいクリスマスになって欲しいな」と、最後はファンへの暖かい言葉でシメた。

 このあとはラスト曲の「Polar Star」へ。「知ってる? 歌って!」と煽るホンギ。場内からは一緒に歌う声も起こり、アコースティック・バージョンではありながら、この日一番熱い演奏となった。
曲が終了し、「短いよね! ゴメンね!」と観客に手を振りながら、名残惜しそうにステージを去っていったメンバー達。この続きは2013年の活動で、ぜひ存分にみせてほしいものだ。

【取材・文:海江敦士】

tag一覧 韓国 ライブ 男性ボーカル FTISLAND

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リリース情報

Polar Star

Polar Star

2012年11月28日

ワーナーミュージック・ジャパン

1. Polar Star
2. Fallin’ for you
3. Beautiful World
4. Polar Star (Instrumental)

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