ガチャピン初!?どストレートなロックサウンドで勝負!新シングル制作秘話公開!

Gacharic Spin | 2015.06.02

 “見せて聴かせる”エンタメ性の高いライブ・パフォーマンスで人気のガールズバンド、Gacharic Spin。バンドメンバー4人にふたりのパフォーマーという独特の編成で展開するライブは圧巻だ。テクニカルなプレイをポップでアッパーなサウンドに昇華し、今年(2015年)2月にはメジャー1stシングル「赤裸ライアー/ 溶けないCANDY」をリリース。そして、早くも6月3日には、TVアニメ『ドラゴンボール改』EDテーマ でもある2nd シングル「Don’t Let Me Down」をリリースする。しかも「Don’t Let Me Down」では、予想外のコラボが実現。彼女達にしては珍しくストレートなロックサウンドで勝負している。今回はバンドを代表してFチョッパーKOGA(B)とオレオレオナ(Vo&Key)がインタビューに登場。その制作秘話を語ってくれた。

EMTG:2ndシングルの「Don’t Let Me Down」は日高央(ヒダカトオル THE STARBEMS/ ex.BEAT CRUSADERS)さんの書き下ろし楽曲ですね。意外なつながりですが、どういうキッカケでこのコラボが実現したんですか?
FチョッパーKOGA:もちろん、こちらからは一方的に存じ上げていたんですけど、これまで日高さんとの接点は正直なくて。ただ、Gacharic Spinが3日に1回のペースで全国をまわりながらライブをしていて、地方のライブハウスに貼り付けてきたポスターを日高さんが見てくれたらしいんです。“どこに行ってもこいつらのポスターが貼ってある!”と(笑)。しかも、ちょっとインパクトのあるビジュアルだし、“この女子軍団は何なんだろう?”って興味を持ってくれたのがキッカケだったんです。
EMTG:ポスターにそんな効果があったとは!
オレオレオナ:先日、日高さんにお会いしたら、“俺、この子達のことが好きなのかなと思った”っておっしゃってました(笑)。
KOGA:洗脳ですよね(笑)。それで、わざわざGacharic Spinについて調べてくださったみたいなんです。ちょうど共通の知り合いもいて、その知人から“日高さんがガチャピン(=Gacharic Spin)に興味を持っているみたいだよ”って話が、まさに2ndシングルを制作する直前のタイミングで入ってきたんです。だったら今回、日高さんにゆだねてみようかっていう流れからトントン拍子に進んで。
EMTG:それにしても、「Don’t Let Me Down」みたいなストレートなロックナンバーって、Gacharic Spinとしてはむしろ珍しいですね。
オレオレオナ:そうなんですよ。実はガチャピンには、メジャーコードよりマイナーコードのハードな楽曲が多くて。今回のように“どストレート”でメジャーコードの超アッパー疾走チューンがなかったんです。演奏はもちろん、こういうタイプの歌も実は歌ったことがなくて。
KOGA:日高さんには“お前らホントに余分なことをし過ぎなんだよ!”って冗談っぽく言われましたけど(苦笑)。今回はアニメ『ドラゴンボール改』のエンディングっていうのもあるし、ガチャピンのイメージを活かしながら、日高節が効いた曲を作ってもらいました。自分達では、ここまでストレートな曲って作れなかったかもしれないですね。ライブにおいても、見せ方やセットリストにも変化が出せる曲だし、実際ライブでは曲の後半で、オレオ(レオナ)が前に出てくるんです。
オレオレオナ:曲の途中から前に出てくるっていうのは、今までなかったですね。
EMTG:そして、アニメのタイアップということで、小さいお子さん達のファンも増えたのでは?
KOGA:ファミリーや小さいお子さん達は増えつつありますね。このシングルをキッカケに、もっともっと広がって欲しい!
EMTG:ガチャピンは、絶対に小さい子にもウケそうですね。
KOGA:踊りも覚えやすいし、歌いやすいし、広がっていけばホントに嬉しいです!
EMTG:カップリングにはまたタイプの違う曲が収録されているのがさすがですね。2曲目の「TAMASHII」は、ガチャピンらしさ全開ですが、歌詞にも熱を感じます。
KOGA:歌詞に関しては、これまでのガチャピンの歴史を振り返っているというか。一度はピンチになって夢が砕けそうになりながらも、また前に進んでいこうっていう思いを書いたものなんです。
EMTG:そういうところには“ドラゴンボール”のストーリーと通じるものを感じて、もしかしたら“ドラゴンボール”の裏テーマなのかと思っちゃいました。
KOGA:そう言われてみると、確かに歌っているのは“仲間との絆”だったりして、“ドラゴンボール”に通じるものがあるのかも。いろんなキャラクターがいますしね(笑)。もちろん、演奏でもみんないろんなことをやっているので、そこもぜひ聴いて欲しいところです(笑)。
EMTG:それこそガチャピンのお家芸ですね(笑)。
KOGA:ドラムのはななんて、ありえないフィルを叩きながら歌っているし――。
オレオレオナ:キーボードソロもあるんですけど、歌詞が熱いのでなめらかなソロではバランスがとれなくて、かなり激しいものになりました(笑)。しかも、このキーボードソロからTOMO-ZOのギターソロにつながっていく場面にもドラマチックなものがあるので、ソロに関してもいろいろ練りましたね。
EMTG:まさに聴きどころ満載! 通常盤に収録される「夢喰いザメ」は、オートチューンを駆使したアッパーな楽曲で、また雰囲気が違ってますね。
オレオレオナ:歌詞には熱いメッセージがあるんですけど、AメロとBメロが淡々としているんですよね。オートチューンで歌っているところもまた、熱くなり過ぎずでいいバランスだと思います。
KOGA:オートチューンの使い方も慣れてきましたね。最初にオートチューンのエフェクターを見つけたのは中国でツアーをした時だったんですよ。たまたま対バンをしたバンドが使っていて、“それ、メッチャいいね!”って言ってきいたら日本で買った機材だったという(笑)。
オレオレオナ:女の子のボーカルに合うオートチューンって、なかなかなかったんですよね。ちょうどそのバンドのボーカルが女の子で、すごくキレイに聞こえたんです。
EMTG:そうだったんですか!
KOGA:ツアー中にいろんなアイデアが出ることが多いんです。とにかく今回のシングルは、3曲の振り幅がすごいですよね(笑)。そういうのもガチャピンらしいところだと思います。シングルだけど、アルバムみたいにいろんな曲が出てくるっていう感じで。パフォーマーがふたりいるのも私達の面白さだし、そのふたりを曲でどう動かしていくのかも、曲を作るタイミングで考えてますから。秋にはアルバムのリリースも予定しているので、さらにいろんな曲が出てくるのを楽しみにしていてほしいですね。
EMTG:11月29日にはソールドアウトを目標に掲げたZepp Tokyoでのワンマンライブが決定してますね! こちらもどんなものになるのか今から気になります。
オレオレオナ:その前にはワンマンツアーで各地のライブハウスに行きます。いろんな土地でもらった勢いを持ち込んで、Zepp Tokyoにのぞむという感じにしたいですよね。ぜひ見に来て欲しいです!
KOGA:間違いなくZepp Tokyoならではの内容になると思いますので、楽しみにしていてください! まだ先の話だけど、絶対にあっという間にその日になると思うんで(笑)。

【取材・文:海江敦士】

tag一覧 シングル 女性ボーカル Gacharic Spin

リリース情報

CHOSYOKU

CHOSYOKU

発売日: 2017年12月06日

価格: ¥ 2,500(本体)+税

レーベル: TALTO/murffin discs

収録曲

01. ミスター・ブルースカイ
02. 夏恋センセイション
03. MAR-Z
04. girl my friend
05. MUSIC
06. クールな女
07. 夕色
08. 眺めがいいね
09. 洗濯機と君とラヂオ
10. イランイラン
11. 春の嵐

リリース情報

Don’t Let Me Down(初回限定盤)[CD+DVD]

Don’t Let Me Down(初回限定盤)[CD+DVD]

2015年06月03日

ビクターエンタテインメント

[CD]
1. Don’t Let Me Down
2. TAMASHII
3. Don’t Let Me Down-Instrumental-
4. TAMASHII-Instrumental-

[DVD]
「Don’t Let Me Down」(ミュージックビデオ&メイキング)

お知らせ

■ライブ情報

福井 HIBIKI HALL ROCK ON!! 2015 SPECIAL Gacharic Spin × ベイビーレイズJAPAN
2015/06/05(金) 福井響のホール

「GIRLS CONNECTION」Gacharic Spin / LAGOON
2015/06/14(日) 大阪 梅田Zeela
2015/06/21(日) 名古屋 Electric Lady Land

全国ご当地アイドル(非公認)選手権
2015/06/27(土) 新宿 RUIDO K4

Gacharic Spin 公式Twitter フォロワー数7000人突破記念 TOMO-ZOワンマンショー"TOMO-ZOファンタジーTOUR"
2015/06/28(日) 渋谷 RUIDO K2

まい Birthday Special Live
2015/06/30(火) 神奈川 Thunder Snake ATSUGI

ESP学園presents COLORS2015
2015/07/11(土) 新木場スタジオコースト

関ケ原LIVE WARS 2015 Rock onna Rock
2015/07/18(土) 桃配運動公園 野球場野外特設ステージ

UCHUSENTAI:NOIZ × ESAKA MUSE Presents RAVE UP BIG BOMBER CAMP2015
2015/07/25(土) 大阪 江坂MUSE

SORAMIMI PRESENTS 魔女カーニバル~1周年スペシャル~
2015/08/06(木) 渋谷 TSUTAYA O-EAST

サンフランシスコ J-POP SUMMIT 2015
2015/08/07(金)~09(日) Fort Mason Center, San Francisco, USA
※出演日は後日発表

SHOW-YA PRODUCE 「NAONのYAON2015~SUMMER~」
2015/08/23(日) 日比谷野外大音楽堂

Gacharic Spin <ワンマン>
2015/11/29(日) Zepp Tokyo

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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