JUJUが初のベストアルバムを11月7日にリリース!

JUJU | 2012.11.05

 JUJUが初のベストアルバム『BEST STORY』を2枚同時にリリースする。それぞれ「Love stories」「Life stories」と名づけられた2枚には、一躍その名を広めた「奇跡を望むなら...」をはじめ、数々のヒット曲がズラリと並んでいる。でも、その道のりは決して平坦なものではなかった。デビュー初期はセールスがふるわずに悩み、葛藤したこともあった。そして、このとき出逢った「ありがとう」という運命の1曲が、彼女を大きな舞台へと導いていく――。デビューから8年、ただ“歌う人”でありたいという一途な思いを胸に歩んできたJUJU。その軌跡と歌への想いを語ってもらった。

EMTG:今回のベスト盤は2作ともに、初期曲のリテイクも聴きどころですね。
JUJU:はい、5曲を録り直しました。とくにデビュー曲の「光の中へ」をもういちどレコーディングする日がくるとは思ってなかったので、当時のことを思い出したり、今との違いに気づいたりと、すごく意味のある作業になりましたね。
EMTG:どんな思い出が蘇りました?
JUJU:あのころの私は、人目にさらされるのが好きじゃなくて、隠れることばっかり考えてたなあって……。歌いたいのに怖がってばかりで、おかげでデビューからの2曲はほとんど注目されなくて(笑)。あのころちゃんと覚悟を決めて、「私がJUJUです」ってカメラ目線ができていれば、もっと伝わってたんだろうなって思うんです。
EMTG:その後、今のスタイルへ変わるきっかけになったのは?
JUJU:当時、曲を提供してくれた(川口)大輔君に「日本語のバラードは今の歌い方じゃだめだよ」って言われたんです。彼は、「英語の発音で日本語の曲を歌うとビブラートがかかりすぎて濁って聞こえるし、子音が強すぎると何を言ってるのか聞き取りにくい」というアドバイスをくれました。私はそれまでずっとジャズを歌ってきたから、自分を全否定されたような気がして。でも彼のビジョンにそって歌ってみたら目から鱗が落ちて、それがJUJUとしてバラードを歌うノドを作るきっかけになりました。このときレコーディングしていた曲が、「ありがとう」だったんです。
EMTG:ベスト盤に先がけて、10月10日にリリースされた新曲ですね。
JUJU:そう、当時はタイミングがあわなくてリリースを見送ったんですけど、このときのアドバイスを受けて、3枚目のシングル「奇跡を望むなら...」のレコーディングにのぞみました。そうしたら、たくさんの人に「癒されました」とか「この曲を聴いたおかげで前に進めそうな気がします」とか、うれしい言葉をいっぱいいただいて。それからは、もっと言葉を届けたいと思うようになりました。
EMTG:この「奇跡を望むなら...」のヒットでJUJUさんの名が広く知られるようになり、その後は2008年の「素直になれたら」が着うたシーンで大ヒットしました。あのころのブームはどんなふうに受け止めていましたか?
JUJU:この人気は眉唾モノだな、と思ってました。人の心はうつろいやすいから、ブームというものがひたすら怖かった。ここで一過性のブームにならないようにがんばらないと、JUJUの本質が変わっていってしまうっていう怖さを感じてましたね。
EMTG:それがリリースする曲にも影響を?
JUJU:Spontaniaを迎えた「素直になれたら」で“R&B系”とか“フィーチャリングの人”っていうイメージがついて。R&Bだけじゃないことを打ち出すために、ロック調の「やさしさで溢れるように」を出したら、今度はロック・バラードを歌う人だっていうイメージがついて。ちょうどそのころ、映画『余命1ヶ月の花嫁』 のお話をいただいて JAY’ED君と「明日がくるなら」を作ったら、“やっぱりフィーチャリングの人じゃん”ってことになって、違うんだけどなあって頭を悩ませて。その次のシングル「PRESENT」ではもっと大きな視点で“人生”をテーマに歌ったりと、つねに手を替え品を替え、いい意味で期待を裏切り続けようとしてきました。
EMTG:売れることはいいことだけど、同時に波乱と葛藤もあったんですね。
JUJU:そう。私はどんな曲調であれ、どんな状況であれ、JUJUって人はただ歌が好きなんだってことをわかってほしかったんです。
EMTG:その思いが伝わったという実感はいつごろから?
JUJU:それが、つい最近なんです。「素直になれたら」のころから、どうせ人の心は変わるんでしょって思いつつ、カヴァーアルバムを出したり、ジャズアルバムを出したり、好きなことばっかりしてきたのに、ずっと聴き続けてくださるファンがいる。だから私もみなさんのことをだんだん信じられるようになってきて……今さら!? って感じですけど(笑)、そう思えるようになりました。
EMTG:8年かけて、やっと理想のポジションに近づいたといえそうですね。
JUJU:そうですね。今振り返ってみると、「奇跡を望むなら...」を歌って、いろんな人にあったかい言葉をいただくようになったときから、歌いたくない曲がなくなったんです。昔なら「こういう曲は私っぽくない」なんてヘンにカッコつけてたけど、今は聴いてくれる人が聴きたい曲を歌いたいと思うから。
EMTG:それもデビュー時の苦労あってこそですね。
JUJU:ほんと、人生っておもしろいなと思います。初期曲が売れなくてしんどい時期がなかったら、そんな気持ちにはならなかっただろうし。だから、今回7年越しで録り直した「ありがとう」は、ファンのみなさんへ、これまで聴いてくださってありがとうございますっていう感謝の気持ちを込めて歌ってます。私が今の人生を歩めてるのは、この曲に出逢って、いろんなことに気づかされたから。きっと私はそこで初めてシンガーになったんだと思います。

【取材・文:廿楽玲子】

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リリース情報

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BEST STORY~Love stories~(初回盤)

発売日: 2012年11月07日

価格: ¥ 3,143(本体)+税

レーベル: SMAR

収録曲

ディスク:1
1. Cravin’ -Love stories Mix-
2. ナツノハナ -Love Stories Mix-
3. sayonara -Love Stories Mix-
4. 素直になれたら
5. My Life
6. やさしさで溢れるように
7. 桜雨
8. bouquet
9. READY FOR LOVE
10. この夜を止めてよ
11. さよならの代わりに
12. つよがり
13. YOU -Single Version-
14. sign
ディスク:2
1. 素直になれたら
2. 桜雨
3. この夜を止めてよ
4. さよならの代わりに
5. sign

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BEST STORY~Life stories~(初回盤)

発売日: 2012年11月07日

価格: ¥ 3,143(本体)+税

レーベル: SMAR

収録曲

ディスク:1
1. 光の中へ -Life stories Mix-
2. 奇跡を望むなら...
3. Wonderful Life -Life stories Ver.-
4. 空
5. LOVE TOGETHER
6. 明日がくるなら (original duet version)
7. PRESENT
8. S.H.E.
9. Trust In You
10. また明日...
11. 願い
12. 花がめぐるところへ
13. ただいま
14. ありがとう
ディスク:2
1. 奇跡を望むなら...
2. PRESENT
3. また明日...
4. ただいま
5. ありがとう

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