THE BAWDIESの最新シングルは、進化&深化が垣間見える美しいラブソング!

THE BAWDIES | 2013.11.19

 今年1月、4thアルバム『1-2-3』リリース後、全59公演に及ぶ全国全県ツアーを無事完走! 約10ヶ月ぶりの音源となるシングル「THE SEVENS SEAS」を発表するTHE BAWDIES。ツアー中に完成したという今作は、ツアーの勢いそのままのストレートなロックンロールナンバーかと思いきや、ミディアム・テンポのダンサブルなビートに、広く美しい海に映る光のようにキラキラしたギターサウンドが印象的な、さらに進化&深化を遂げたBAWSIESの新たな魅力が垣間見える楽曲となった。10月に終えたばかりのアジアツアーについて、新曲制作に大きな影響を与えた全国全県ツアーについて、そして「THE SEVENS SEAS」について話を聞く。

EMTG:まずは近況として、アジアツアーから戻ったばかりということで。韓国、台北、香港でのライブはいかがでしたか?
ROY:最初はどう受け入れられるか? という不安があって。日本でもロックンロールというものが根付いているかと言えばそうでもないのに、韓国や台北の状況なんて全然分からないし。もしかしたら、「何だったんだろう?」で終わってしまうのではないかという不安もありながら、韓国のフェスに出演したんです。予想通り、1,000人以上入る会場にお客さんが100人くらいしかいない状況でライブがスタートして。
EMTG:それはなかなか寂しいですね。
ROY:でも、今でこそ僕らの音楽が浸透し始めて、ライブにもお客さんが集まってくれますけど、元々はメディアに出るタイプのバンドではないので。「デビューしたての頃はこうだったよな」と思いながら、「この100人にしっかり届けて、そこから徐々に広げていければ」という、初心に帰るような気持ちでステージに立ったんです。そしたら、だんだんお客さんが笑顔になって手が挙がって、人も増えてきて。最終的には500人くらいの人が集まってくれたのかな? その光景を見て、「やっぱりロックンロールはストレートに表現すれば、ストレートに返してくれるんだ!」って、すごく嬉しかったんです。そこで事前情報もなく、ロックンロールも根付いてないからこそのピュアな反応が見れたことがすごく良かったし自信も付いて、その後のライブは何の迷いもなく出来たんです。
EMTG:わぁ、すごい良い話です! 国内ではアルバム『1-2-3』をリリース後、全国全県ツアーを敢行。59公演という、とんでもない本数のツアーをやっての感想は?
ROY:“ロックンロールとはこんなに真っ直ぐで力強い物なんだ”というのを表現した、アルバム『1-2-3』のツアーだったので、魂を振り絞るライブが毎日続いて。常に興奮状態だったので、記憶があんまりないんです。
JIM:前回のツアーはゴールが日本武道館だったので、武道館を目指してアゲていくツアーだったんです。でも今回は最初からピークで、とにかく完走することが目標で。(日程を見返しながら)こうやって改めて見ると、「俺たち、よくやったなぁ」と思いますね!
TAXMAN:ただ、これだけライブやってると、「体の調子が悪いから、良いライブ出来なかった」じゃなくて、それでも持っていけちゃう力みたいな物は付いた気がして。30?40本くらいだったら「大変だったけど、楽しかった」で終わったかも知れないけど、「楽しいだけじゃ無理なんだ」ということも知って。バンドのたくましさも増したと思うし、続けていくことの過酷さも知りました。
EMTG:今までの経験になかったことを経験することで、その向こう側も見えたと。それでもステージ上では“楽しい”をめちゃくちゃ表現してるのもTHE BAWDIESの魅力で。MARCYさんなんて、どんだけ楽しいんだ!ってくらいの表情でドラムを叩きますよね。
MARCY:実際、楽しいですからね(笑)。でも、ライブ中のことは本当にあまり覚えていないんです! ただ、今回は特に、初めて来た人を次もまた来てもらえるようなライブがしたいってところでの緊張感があって、一本一本、本当に必死に出来たのは大きかったですね。
EMTG:そして、最新シングル「THE SEVEN SEAS」。ミディアムテンポでキラキラしたサウンド感を持つ、THE BAWDIESの新たな一面が見える曲になったのが意外でした。
ROY:僕は曲を溜め込んでいくタイプではなくて、その時の心情や環境によって楽曲が出来ることが多くて。この曲は全国全県ツアーの真っ最中に作曲して、レコーディングした曲で。ツアー中に楽曲を作ると、ライブ感のあるストレートなロックンロールが出来る可能性が高いんですが。今回、真逆の方向にいったのはツアー中、常に振り切った状態だったので、体や心が休まる状況が一度もなかったし、そこから楽曲を作ろうと思っても、普通に作れなくて。すごく追い詰められた状況で楽曲を書こうと思った時、「もう一人自分がいなきゃ無理だ!」と思ったんです。そこでもう一人の自分がいて、心の中に何もない部屋をひとつ作るという仮定で、「そこにいる時はライブのことは何も考えなくていい。楽曲制作を自由にすればいい」とルールを作ったら、すごく楽になったんです。そしたら、楽曲を作ってる時間が心のオアシスになっていって、包まれる優しさとか光とか、力を抜いて海の上に浮いているようなイメージがサウンドに出てきて……きっとその時、そういう状態を欲していたんだと思うし、あそこまで追い詰められた状況だったからこそ生まれてきた曲だったと思うんです。
EMTG:リスナーも慌ただしい日常の中、非日常を欲してライブハウスに足を運んだりする中、この曲を聴くことで一瞬でも日常を忘れたり、救われることがあると思います。
ROY:そうなったら嬉しいですね。この曲にはラブレターで伝えるようなラブソングとはまた違った愛の形というか、広くて深い世界観に一生通して守り抜くような愛情が宿ってると思うし、きっと光が差し込む瞬間を感じてもらえると思います。

【取材・文:フジジュン】

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リリース情報

THE SEVEN SEAS(完全生産限定盤)[CD+BOOK]

THE SEVEN SEAS(完全生産限定盤)[CD+BOOK]

2013年11月20日

ビクターエンタテインメント

1.THE SEVEN SEAS
2.1-2-5
3.MUSIC IS MY HOME

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■ライブ情報

LIVEBURGER SPECIAL vol.2
w/Ken Yokoyama
12月2日 SHIBUYA AX

Eli“Paperboy”Reed×THE BAWDIES JAPAN TOUR 2013
w/Eli“Paperboy”Reed
2013/12/15(日)新木場STUDIO COAST
2013/12/17(火)名古屋CLUB DIAMONDO HALL
2013/12/18(水)なんばHATCH

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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