5周年のHilcrhyme、ゼロに戻り“ふたり”で作り上げた『FIVE ONE ZERO』

Hilcrhyme | 2014.02.27

 今年、メジャー・デビュー5周年を迎えるHilcrhymeの、待望のニュー・アルバム『FIVE ONE ZERO』が完成した。前作『LIKE A NOVEL』以降にリリースされた全シングル曲も収録されているこのアルバムは、彼らの原点を見つめつつ、外部からトラック・メーカーやアレンジャーを招くなど、新たなるアプローチにもチャレンジ。まさにHilcrhymeのこの5年間の歩みと、そして未来へと向かう姿勢がギュッと詰め込まれた、聴き応え充分の作品になっている。

EMTG:ニュー・アルバム『FIVE ONE ZERO』は、どういうコンセプトで制作されたのですか?
TOC:5周年ということで、5にちなんだアルバム・タイトルを付けようということをふたりで話して、昔、まだ音楽で食えていなかった頃に、ふたりで住んでいた部屋が501号室だったので、そこからタイトルを付けました。5周年を迎えて、一度0に戻る気持ちで、また新たなる1を作り出そうという思いを込めて。実はタイトルをふたりで決めたのも、今回が初めてなんです。今まではスタッフも入れて相談していたので、そういうところにも自分たちの意志が反映されていて、すごく手応えのあるアルバムができました。
EMTG:原点回帰、というようなイメージなのでしょうか?
TOC:前回のアルバムとそのツアーで、ひと区切りみたいな気持ちはありました。それで「NEW DAY, NEW WORLD」という曲で、文字通り新しい世界を作っていこうということをやって、そのツアーもやって、そこから見えてきたものはありますね。全体的に、オレもKATSUも、今のスキルだったり、今思っていることだったりを落とし込めたアルバムになったと思います。
DJ KATSU:タイトルどおり、一回ゼロに戻るというか、ふたりで組んで始めた頃のスタイルも思い出しつつ、インディーズの頃のフレイバーが、メジャー・デビュー後初めて出せたんじゃないかと思います。その一方で「NEW DAY, NEW WORLD」では新しいトラック・メーカーを招いて、それがいい味になっているし、すごく気に入ったアルバムになりました。自分で聴いていても飽きないし。
EMTG:前作『LIKE A NOVEL』が、かなり振り切った作品だった印象があるので、それを踏まえて今作では、Hilcrhymeの原点を見つめつつ、そのスピリットを今のHilcrhymeとして表現しているような印象を受けました。
TOC:その通りですね。原点を見つめつつ、今のHilcrhymeをうまく出せたと思っています。今回、シングルのカップリング曲も全部収録されているんですけど、それもすべて意味のある曲だから入れようということになりました。全体的に明るくなりましたよね(笑)。前を向いている曲ばかりだし。
EMTG:それは、歌詞を書くときに心境の変化などがあったのですか?
TOC:基本的にはトラックからのインスパイアです。音が暗かったら、そういうテーマになるし、ふたりともそっちに向かいやすい方だから(笑)。
DJ KATSU:完全に明るい方向に振りきったのが「エール」なんですけど、アルバムに入ると、シングルとはまた違った映え方になるなって感じています。今回は5枚目で、武道館のコンサートも決まったりしているので、これまで以上に二人で話し合う時間も多くて、それが楽曲にも反映されていますね。「ウィライキ」とかは、明るいというよりは、勢いのある曲ですけど、これもトラックができる前から、どういう方法で作ろうかって話し合ってできた曲で、このアルバムの中では、いちばんゼロから生み出した感じがする、次に向かう曲かなって思います。アルバム前半が表の顔で、ぼくのインストゥルメンタル曲を挟んで、「ウィライキ」とかの後半がいい味を出せたアルバムになりました。
TOC:「ウィライキ」は、思いっきり今のアメリカの、サウスのヒップ・ホップ・トラックで、こういうアプローチは初めてですね。
DJ KATSU:「青天井」も、ラフのトラックをいっぱい作って、いろいろなタイプの曲があった中から、TOCがこれを選んだというのが、ちょっと意外でしたね。
TOC:ビート感が面白いし、ラップが楽しめると思ったからね。今回は、歌の部分とラップの部分とを区分けしたというか、今までは、ラップにメロディを乗せるという感じで作っていたんですけど、今回は“歌”を入れてみようと思って、「Your Smile」のような、これまでにはなかったウィスパー系の曲なんかも入れてみました。GIORGIO CANCEMIさんっていう、西野カナさんなどを手がけてるプロデューサーからトラックをもらったんですけど、さすがだなと思います。
EMTG:「Theme of “6” 」や「青天井」の歌詞の世界観も面白いですね。
TOC:「Theme of “6” 」は車がテーマですね。これもGIORGIOさんのトラックですけど、たまたまぼくとGIORGIOさんの乗っている車が同じだったんです。「青天井」はギャンブルがテーマなんですけど、そのひとつの例えとして、花札が出てきます。車を女性に見立ててみたりとか、そういう音楽の作り方が、最近すごく好きになってきました。そういう小洒落たことをやってみたい歳になったんですかね(笑)。「BAR COUNTER」の世界観もすごく好きで、ぼくら昔バーテンダーをやっていたことがあって、その頃の実話なんですけど、すごくストーリーテリングできているし、このアルバムではとても大事な1曲になりました。こういったひとつのテーマにフォーカスした歌詞が、意外と万人に共感してもらえたりするんですね。共感してもらおうって、狙っちゃいけないなって、最近すごく思います。
DJ KATSU:「BAR COUNTER」は、オレだけで先にトラックを作っていたら、そのあと盛り上がって終わり、といった感じの、もっと違うものになっていたと思うんですけど、このストーリーがあったからこそ、2番のサビでちょっと切なくなって終わるという形になりました。ふたりで作っていったという感じがより強く出た曲だと思います。
EMTG:ではこのアルバムで、リスナーに伝えたい思いは?
TOC:「春夏秋冬」あたりでHilcrhymeを聴き始めて、でも今聴かなくなってしまった人に、ぜひ聴いてほしいです。
DJ KATSU:それに、今までHilcrhymeを聴いたことがない人にも、ぜひ聴いてもらいたいです。ぼくたちも一回ゼロに戻った気持ちもあるし、これを機会に聴いてみてほしいですね。そしてライブにも来て欲しいです。
EMTG:春にはアルバムのツアー、そして9月には、念願の日本武道館でのライブが控えています。
DJ KATSU:前回のツアーで、過激なほうは出し尽くしたと思うんので、ライブでも原点を見直して、一回リセットした上で作り上げていきたいです。
TOC:自分たちのライブの武器は何だろうって考えたときに、振り幅の広さだと思うので、その両方の幅いっぱいをクリエイティブに表現していきたいです。アルバムとツアーは、自分たちの中ではひとつのセットになっているので、ぜひライブにも来てください。

【取材・文:熊谷美広】

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リリース情報

FIVE ZERO ONE(初回限定盤)[CD+DVD]

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FIVE ZERO ONE(初回限定盤)[CD+DVD]

発売日: 2014年02月26日

価格: ¥ 3,505(本体)+税

レーベル: ユニバーサル ミュージック

収録曲

1. NEW DAY, NEW WORLD
2. エール
3. Your Smile
4. 想送歌
5. Theme of “6”
6. BAR COUNTER
7. SEA BREEZE -Instrumental-
8. 次ナル丘へ
9. 青天井
10. Lost love song
11. ウィライキ
12. Welcome Back

リリース情報

BOOST UP! 〜Hilcrhyme Non-Stop MIX vol.1〜Mixed by DJ KATSU

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BOOST UP! 〜Hilcrhyme Non-Stop MIX vol.1〜Mixed by DJ KATSU

発売日: 2014年04月02日

価格: ¥ 1,905(本体)+税

レーベル: ユニバーサル J

収録曲

Hilcryhme史上初となるNon-Stop MIX CD
デビューから現在までの5年間にリリースした代表曲・人気楽曲をDJ KATSU自らが選曲したNON-STOP MIXのアルバム

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●DJ KATSU
ハワイ 格安

今年の新潟はまったく雪が降らなくて、ちょっと拍子抜けした感じなんですよね。だから雪がなさすぎて、逆に南国に目がいってます。ハワイ旅行って高い時と安い時の差があるから、安い時はいくらなんだろう?って、「ハワイ 時期」とか。いつが安い時期なのか調べておこうと思ってます。

●TOC
新潟市 土地

たぶん土地買おうとしてるね、俺。もうすぐ子供産まれるから、家を建てようとしてるんだよね。家賃払うのとか、高いし、バカバカしい。マンションであの空間をこの値段が見合ってるかな?って。最近ちょっといい土地見つけて、あがってます。増税前にいこうと思ってるから、契約は近いね。バスケットのハーフコート作って、一生住みますよ。


■ライブ情報

Hilcrhyme TOUR 2014
“FIVE ZERO ONE”

2014/4/06(日)埼玉・戸田市文化会館
2014/4/12(土)静岡・静岡市民文化会館 中ホール
2014/4/13(日)栃木・栃木県総合文化センター
2014/4/19(土)京都・KBSホール
2014/4/25(金)長野・ホクト文化ホール・中ホール(長野県県民文化会館)
2014/4/26(土)愛知・日本特殊陶業市民会館・フォレストホール(名古屋市民会館)
2014/4/29(火・祝)宮城・仙台電力ホール
2014/5/03(土・祝)福岡・Zepp Fukuoka
2014/5/05(月・祝)広島・CLUB QUATTRO
2014/5/06(火・祝)岡山・岡山市民会館
2014/5/09(金)東京・TOKYO DOME CITY HALL
2014/5/18(日)北海道・Zepp Sapporo
2014/5/24(土)大阪・オリックス劇場
2014/5/25(日)香川・高松オリーブホール
2014/5/27(火)新潟・新潟県民会館
2014/9/06(土)日本武道館公演

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

オフィシャルファンクラブ
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